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校内で嫌われ者の僕と私の恋  作者: 如月碧
2-1 再開編
32/56

肆話 知らない記憶

高校生じゃなく中学生だから高校生の勉強が分からない…まぁ、いいか!「ーー」を使えば何とかなる?なんとかなる!

「で、ここがー」

僕はいま、ターゲットが保健室?と言う場所に連れて行かれ授業?を受けている?所だ。

「ここが…雪分かる?」

「え?ええと…(分からない…どうしよう学校なんて…行ったことがないのに)」

「大丈夫?」

「え?」

「分からないなら分からないって言って?」

「あ、え、」

『分からないところがあるなら言ってね、ゆき!僕が教えてあげる!』

(何今の?知らない…知らない記憶)

と僕が何もかも分からないでいると…周りから…

「おい、早く答えろよ」

皆んなが笑いながら『答えろよ』と言ってくる。

「皆んな、止めなさい!もういいよ、雪。放課後もしくは、昼休みでもいいから一緒に勉強する?」

「あ、はい。」

放課後…放課後って確か、授業が終わった後の時間。お父さんが『帰ってこいよ?』と言っていた時間。

「で、ここがーーなるから…」

光助(こうすけ)さん…分かる?」

光助と言う人は、隣にいる二人と話していて、気づいていなかった。

「…なら、光助さんの隣の森助(しんすけ)さんは…」

こちらも同様気づいていない。

「なら、重助(じゅうすけ)…」

こちらも同様以下略

「ねぇ…」

と冷え切った言葉がここに発せられた。

「「「ッ…」」」

(なんだ、こいつ…あいつと同じぐらいの圧が…)

「兄貴!」

「なんだ、森助…」

「あいつ…露と互角の圧が…」

「圧?露?どうゆ」

「お前は、知らないだろうよ…露は俺たちの最初のメンバーの一人モブ助を自主退学をするようにさせた張本人。あいつの圧は、まぁまぁ凄かったが…こいつも…」

(なんで、圧?を感じれてるの?)

「ねぇ…どうして、喋っていたか聞いてもいい?いいのね…おっけ…おっけ…」

「そんな事を一言も発してないぞ!」

「ちっ…」

「はぁ!?なんだと?」

「喋ってません」

そう言われた、光助?って奴はレミリア先生に近づいて…

「やめろよ…」

ここで、ターゲットが帰ってきた。

「ねぇ!何、勝手に…どうゆう状況?ねぇ、露」

「レミリア先生が三大将のリーダーに殴られかけた」

「え?」

私は、その状況をまだ、理解できていなかった。だって、露が急に『危ない…』と言って教室に向ったら、レミリア先生が…

「お前…露だよな?」

「あぁ、そうだよ?ざぁこちゃん。」

「え!?ねぇ、大丈夫なの?露!」

「だーじょぶ。こいしの笑顔でね…」

「ッ。こいしの笑顔…そうなのね。」

「姉が、しっかりしないと。天国で見てるこいしに心配されるよw」

そう言われて、私は微笑を浮かべた。が、いつの間にか露は女体化の姿になっていた。

「え?露、え?いや、今の姿は春華か…って!春華何してるの!?」

「…あ、私のことか。う〜ん…一発拳を入れるだけ、加減ができなそうだからそれで、まぁ、これ。」

「ちょっと!」

「それじゃ眠ってね!」

そして、露は光助の顔面に拳をめり込ませた。

「めり込ませた!?」

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