三話 さとりの妹
「これどうゆう状況?」
今僕は、さとりの妹と言っている娘が押しかけてきてルーミアに殺されかけられている。どうゆう状況なんだ…
私ことルーミアは、今すっごく怒っている。理由?そんなの簡単に決まってるじゃん。お兄ちゃんの周りが女だらけだから。これは、本格的にお兄ちゃんを無理矢理にでも私に依存させるしか…
「どうゆう状況かって?」
「うん…」
「お兄ちゃんを私に依存させる準備として、薬の開発を…」
「は?」
僕は、今本当に聞き捨てならないものが聞こえた気がする。もう一度聞こう…
「何の開発って?」
「薬だけど…」
今世紀で一番困っているかもしれない。そ、そうだ!さとりの妹に助けを…悪化する未来しか見えない…こんな時神は非情だとつくづく思う。
「あぁ…神よどうか僕を助けてください…」
その時、玄関のチャイム音が聞こえた。
「僕が出るよ!」
そして、僕は足早に玄関に向かった。
「あぁ〜拘束しとけば良かったかな。そうすれば逃げないし、薬も飲ませられるし、あのお兄ちゃんを誑かした女とその妹を殺せたのに…」
その時僕は玄関を開けなければ良かったと思った。理由?すぐに分かると思う。
「それで、こいしは何処?私の妹なんだけど…」
そう、さとりが家に来ていた。ルーミアに関しても不法侵入だし、さとり達に家の場所を教えたつもりもない…あぁ、やっぱり神は非情なんだな〜
「あ!お姉ちゃん!!」
「あ、こいしじゃない!露に何もされてない?」
「うん!お兄ちゃんが!金髪に服をつかまれて引っ張られたぐらい!」
「お兄ちゃん?」
「え?お兄ちゃんっていった?」
その時、明確な殺意が感じ取れた。とても、本当に死ぬと思う程の殺意が…そもそも、初対面の人にお兄ちゃんって言うさとりの妹は異常だと思う…ただ、さとりとルーミアよりかまともなのか?そしてなんやかんや死にかけて
「はい、ここに座って」
そして、リビングのソファーに腰を掛けてもらった。そして、さとりとさとりの妹のこいしに烏龍茶とリンゴジュースを出した。そしたら、さとりがリンゴジュース、こいしが烏龍茶を手に取った。ちなみにこいしがリンゴジュースを取ろうとしたがさとりが音速の如くリンゴジュースを取った為、こいしがやむおえなく烏龍茶になった。
「こいしは、何年生なの?」
「ええと、高校一年生!お姉ちゃんと同じ『国立井地眼無井良高等学校』の生徒だよ!」
「そうなんだ…」
そして、高校は、名前のわりににいじめが多いな〜そう、僕は思った今日であった。