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校内で嫌われ者の僕と私の恋  作者: 如月碧
1-3 文化祭・女体化編
24/52

二十三話 〈露救出作戦〉

「ここだよね?」

警察に昨日の事を話しても「現実でそんな事は起きない」と言われて協力してくれなかった…まぁ、そうだよね女体化した彼氏が友達に似ている?娘に鉄パイプで殴られて連れて行かれたって普通に考えて現実ではほぼ起きない話だし…私達二人で解決しないと!

「てか、ルーミアって傷っていうか()()()()()()()()場所もう大丈夫?」

「え、あ!うん!大丈夫だよ!」

「そう、なら大丈夫だね…行くよ」

「うん」

そして、路地裏に入って行った。そして、そこに居たのは露でもあの時いた涼七っていう人がいた…

「え?」

「ええと…さとりさん助けて!」

「え、あ、うん」

そして、椅子に縛られていた涼七?を助けた。 

「貴女は誰?」

「え?覚えてないの?転校生の五月雨涼七だよ!」

「涼七?涼七って露を鉄パイプで殴った人じゃ…」

そう言ったのはルーミアだった…まぁ、ルーミアが言うのはおかしくないけど…ん?

「え!いや、従兄をそんな物騒な物では殴らないよ!てか、私は柔道黒帯だし…殴るなら手慣れている手とかで…」

「あ、え?じゃ、じゃあ昨日の涼七は?そういえば、九鈴に電話をしても出なかったし…え?昨日の涼七は九鈴?え?どうゆうこと?意味わっかんない!混乱する…」

と私が混乱しているときに涼七が話しかけてきた

「役に立つか分かりませんが私、転校してさとりさんと仲良くなってから…帰っているときに何者かに殴られて気絶していつの間にかここにいたんです。長い間ここに閉じ込められて…ただ、飲食は自由でしたしここは何故か丁度いい温度でしたので無事ですよ!変な人は…う〜ん男の人は来ていないので来てないです!」

「拉致されたってこと?」

「まぁ、完結に言うならですけど」

「やっばい…本当に頭がパンクする」

「なんかごめんなさい…」

と、涼七が謝ってきたが…そんなのはどうでもよくて

「ルーミアはなんで話さないの?」

「あ、ええと…」

「?」

とルーミアが言葉に詰まっていると…

「なかなかに、話しづらくて…新しい紙が私のポストに入ってたいたの…ただ、さとりに見せようとしたけど一直線にここに向かうから…本当ごめん!」

と謝ってきた…そんなルーミアに私は言った

「別に謝らなくても良いって…ただ、こっちこそごめん。私はルーミアが何か言いたそうにしてたの分かってても自分勝手に話聞かないで言ったせいで言わせないような雰囲気にして」

そしたら、ルーミアが少し笑って

「これで、お相子って事?」

「だね」

と私達二人はお互い笑ったのだった。

「じゃあその紙見せてくれない?」

「うん。」

そして、ルーミアから受け取った紙開いて見た…そこに書かれてあったのは

《さとりとルーミアへ

 これを見ているってことは私の双子の姉・五月雨涼七を見つけてくれたのかな?ごめんね今まで騙してて、あ、紹介まだだったね私は九鈴…五月雨九鈴…そして、昨日見たであろうお姉ちゃんは偽物なの。偽物のお姉ちゃんは、オリジナルのお姉ちゃんをコピーして造られたの。で、偽物お姉ちゃんって私にすっごく似ていたっていうか同じだったでしょ?それは、私にその偽物のお姉ちゃんの人格を造られたから。もう時 が無いの から此処に て》

そして、手紙は終わっていた。そこに書かれてあった住所はこの街の廃ビル街だった…

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