日常のことばたち
『徒然に綴る言の葉と空』
分からないから、どうしたら良いのだろう。
伝えたい言葉を綴るけれど、それは重苦しい呪縛?
どうしたら良いのだろう?
自分の言葉が分からない。自分の表現が分からない。
相手に、迷惑を掛けていたのだろうか?
寂しいな。悲しいな。ありきたりの、言葉で良いの?
その何処にでも、簡単に転がった、言葉で良いの?
言葉を綴る事は容易い事。
言葉は、魂を運ぶもの。誠心誠意で綴るモノと、
浮わついた言葉では、伝わらないと信じたけれど、
受け入れられないのは、悲しい。
優しい指摘をされても、痛い。
そんなに、難しい事を伝えただろうか?
正直、分からないから、今も悲しい。
悲しい。そして、また分からない。
どうしたら良いのだろう?
どうしたら、伝わるの?
そう嘆きながら、痛みの中に冷めきった自分の言葉が
聞こえた。
別に構わない。本当は痛くない。嘘ばかり。
零れて、糸引く、禍々しさ。
気付いていたから、痛くない。嘘ばかり。
知らないから、気付いていたから、仮面を被る。
ごめんね。本当は、嘘ばかり。
ごめんね。本当は、薄い言葉で綴る賛辞。
私の言葉は、ただ、綺麗な薄い水。
ごめんね。私は、薄っぺらい言葉を並べただけ。