王立貴族学院レ・ヌアージュ制服イメージイラスト(8話時点)
絵心のない作者によるイメージ画ですが…
制服には、座学用と実技用がある。
実技用は、ユウリのいた世界でいうところの体操服の位置付けだが、座学用に比べてフリフリがなくなって動きやすくなったというだけで、優雅な装いであることに変わりない。
男子の制服は、上はブラウスの上にベストとブレザー、下はキュロットにハイソックス、ロングブーツという装いだ。
ブレザーは、昔のヨーロッパのジュストコールに似た、長めの丈にウエストが絞られた形だ。
色は紺よりの深緑で、全体を縁取る銀色の糸の刺繍が豪華だ。
女子の制服は、ロングワンピースだ。
シスターの着る修道服に似たシルエットで、腰にベルトのように紐締めをして着る。
色は男子と同じく紺よりの深緑に、銀色の糸の刺繍が施されているが、デコルテラインを彩る刺繍には金色の糸も使われて、ネックレスをしているように華やかだ。
男女ともに襟元にシルクのような白いスカーフを巻いており、それを留めるブローチについている大きな宝石の色が領地ごとに異なる。
アスプラールの色は、ルビーのような赤だ。
(『この赤い糸、異世界まで繋がっていますか?』8話より)
どちらかというと座学用の制服です。実技用はもうちょっとシュッとしたシルエットで、フリフリがなくなります。