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役職選択

「あー、どうしよう」

今、人生で困難な選択を迫られている。まぁ、落ち着いて、勇者と闇勇者の違いを見つけていこう。

役職 闇勇者 Extra

効果 称号勇者の効果を消滅する

闇魔法の獲得

習得熟練度量の上昇

レベルアップ時のステータス向上

フレーバーテキスト……勇者として相応しい行いをしず、又、人として常軌を逸した行動をする。


役職 勇者 S

効果 習得経験値量の上昇

レベルアップ時のステータス向上


これを見ると、勇者はデメリットは無いが、大きなメリット無し。闇勇者はデメリットも有り、メリットも有る。

俺の心配していることは、俺が闇勇者である事をがバレた場合、王城に居た、俺を転生させたネグ様を崇拝しているヤバイ奴らが、死ぬ気で襲ってきそう。

 しかし、運良く、スキル隠蔽がある為、大丈夫だと思うし、ハイリスクハイリターンを愛する俺としては闇勇者が魅力的だ。

「これからが俺の新しい旅立ちだー」

(役職を闇勇者に設定しました)

突如として、俺の体が光り出した。

 身体を直接弄られている様な感覚が一瞬の間に起こり、光も収まった。一瞬の異様な出来事にかなりの恐怖を感じた。

「鑑定」

——————————————————————


レベル7 名前 ダークリーフ

種族 闇葉

役職 闇勇者 Extra

効果 称号勇者の効果を消滅する

闇魔法の獲得

習得熟練度量の上昇

レベルアップ時のステータス向上


HP 4500/4500

MP 7500/7500

攻撃力 600

防御力 450

素早さ 600

器用さ 850

知能 1200


魔法

風魔法 レベル6 闇魔法 レベル1


スキル

身体強化 レベル4 魔力操作 レベル5 隠蔽 レベル2

new鑑定レベル5 並列処理 レベル3


称号

無謀者……効果……レベルアップ時のステータス上昇量の増加

空の愚者……効果……風魔法の熟練度獲得量の増加

冷酷な殺戮者…効果………思考の冷静化

スライム特攻……効果………スライムに対する与えるダメージの微上昇

——————————————————————

役職に闇勇者は分かるが、種族がいつのまにか闇葉になっていた。

 更に闇魔法を手に入れ、HPが異様に上がっている。何故HPだけが異常に上がっているのかは分からないが、ラッキーな気分にはなる。

先ほどの異様な出来事は種族が変わったからだろう。結構な時間を使ったので、そろそろ役職設定の部屋から出た。前までとは違った見え方がしたのは間違いだろうか?

現在の所持金は銀貨8枚、銅貨20枚。そして大量のスライムの魔石を持っている為、一階に降りてから、クエストボードでスライムの魔石5個で銅貨3枚の依頼表を手に取り、受付嬢であるシズの所に行く。

「スライムの魔石は王都に入る時、沢山手に入れたんだが、依頼に入れて良いの?」

(うん、受注する?)

「お願いします」

(魔物買い取りの所で、冒険者カードを出し、魔石を渡せば良いよー)

「分かりました」

いや〜、可愛さは正義などの思考をしてしまったのは男なら仕方がないだろう。

 うん、そうに違いない。

「すいません、スライムの魔石の買取をお願いします」

(おうよ、冒険者カードと魔石を出してくれ)「どうぞー」

余りにも大量のスライムの魔石を出すと、大ごとになり、メンドくさそうなので、スライムの魔石を百個程出す。

(おー、よく狩ってきたなー、スライムの魔石は百三個で銅貨3枚✖️百三で銅貨三百九枚だから、銀貨3枚と銅貨9枚だけど、冒険者カードに金を入れておく?)

「何ですかそれ?」

(あれ?普通知っているはずだかな。まぁいい、冒険者ギルドはお金を預ける金庫がある。金はかさばるのが理由だ。どんな冒険者ギルドでも金を下すことができ冒険者ギルドは王都、獣都、帝都にある。)

「じゃ、それでお願いします」

(分かった)

ちなみに、日本円で換算すると一万九百円という値段。マジ、ホワイト企業だー。

ギルドから出て、街を散策しながら、宿を探している。

 ギルドに向かう時は食べれなかった、美味しそうな匂いを漂っている串焼きを5本も買い食べたり、謎の飲み物で、名前は王都ジュースという単調な名前の飲み物を飲んだ。

串焼きは、ジューシーな肉汁に良い噛みごたえ。サイコーだ。

 一方王都ジュースは、サイダーみたいな味だった。まぁ普通かな。

 そんなこんなでで楽しみつつ、やっと宿を見つけた。

空は暗くなる少し前。見つかり良かったーと思い、そしてドアを開けた。

(いらっしゃいませ)

元気な声だが、現れたのはおばさん。テンションが下がるが、横から小さい女の子が横から顔を出している。和むなー。

「三泊取りたい」

(朝、夜食事ありで銀貨一枚、食事なしで銅貨八十枚)

中々、安いか高いか分からないが、まぁいいだろう。

「じゃ食事ありで」

(毎度あり)

活気溢れるおばさんが厨房に戻ると、茶色の髪の少女が前に出た。

(付いてきてください)

「分かった」

可愛い。誤解を招くようなことがないように言うが、俺はロリコンではない。ノーマルである。

しかし、歩き幅が小さく、ちょっとずつ歩いている様を見たら慈愛の心で接するのは当然ではないか。

(こちらが貴方の部屋になります。食事は部屋に運びますか?)

「それでお願いします」

(直ぐに持ってきます)

周りを見ると、寝る為のベットと天井に明かり、そして椅子が一つ。質素だなーと思いつつ、ベットに腰掛けると、硬い。日本の豊かさに改めて感謝をした。

五分、十分で食事が届いた。スープにパンに野菜?らしき物だった。

パンは硬いが食べられる。逆にスープは深い味わいが有り、コンソメスープみたいだった。野菜らしき物は、言わせてもらうが葉っぱだ。しかしソースがかけられているので、食べることは出来るが、所々苦い。

串焼きは美味しいのに、他は普通だった事に少しショックを感じつつ、冒険者で大成し、美味しい物にありつこうと心に決心した瞬間であった。

やっと役職を決め、新しい一歩を踏み出しました。闇勇者はランクがExtraで、ステータスの高補正もあるが、一番の目玉は熟練度習得量の大幅上昇です。

これを見て面白い、興味があると思った方は、是非ブックマーク、評価をお願いします。

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