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王都

「おーい、ふざけるなー」

 今俺は猛烈に怒っている、今俺の顔を見れば、皆が恐怖に陥るだろう。そう俺が人間ならば。

「なんで木の葉に転生してんだよー」

  まず自己紹介をしよう。俺の名前は、風影 夕闇(かぜかげ ゆうや)。高校2年の16歳だ。容姿は普通で、The普通といった感じだ。まあ、少しボッチだったような気がするが、気にしない。そんな自分が何故慌てているかを説明しよう。


  時は一時間前に巻き戻る。何故かわからないが、俺は物理的に不可能な宇宙空間ぽい所に居る。そんな所にフワフワと浮いている神様が居た。容姿は美しいというより可愛い。

  そして、人と比べるのが烏滸がましいぐらい。まるで、アニメのキャラクターの様だ。そんな取り留めのない思考をしているうちに、神様が俺の方向を翠色の目で見て、言った第一声がこれだ。

(じゃあ転生する?するよね^_^じゃ行こうか)

 俺は困惑けら窮地に陥った様子で叫ぶ。

「待てー、現状説明してくれー」

  神様はまるで女神のように微笑みながら言う。

(君さ男だよね、漢気見せてさ、黙ってyesのみ言えばいいんだよ、さっさと逝きなよ)

  俺は思った。駄神だ、それに明らかにさっきの死ねのイントネーションだろ。そんな思考をしていると、神様は明らかに面倒な雰囲気で、そしてすこしの怒りを滲ませ言う。

(君さ、神に対する敬意を払おうよ。じゃ説明するから、まず第一に君は、寝ている時に地震が起こり死亡しました)

  俺は困惑の表情をして言った

「地震が起こったのに気づかなかったの? おかしくない?」

  神様は、クレーマーに合ったように、そして黙れという意図を込め怒気を孕み言う。

(神が話している時に喋るな、時間の無駄! 後で質問しろ)

  俺はそこから、15分くらいの説明を聞いた。

  話によると、地震で死んだのは嘘で、説明が面倒くさかったそうだ。

  真の死因は、寝ている時に、泥棒が家に侵入し、俺が寝返りをしたせいで起きたと勘違いし、ナイフで俺を刺したらしい。

  その後地震が起こったそうだ。余談だが震度は3らしい。

  その後、転生する場所の説明をされた。転生する場所は、地球と違い魔法があり、スキルがあるらしい。

  そして、王都、帝都、獣都、魔都があり、それぞれが牽制し合う都市で、その中の王都に転生する。

  王都には、中央に王城があり、その周りに民がいる円形の都市。火、水、風、土、光の五属性があり、それらの属性に一人一人の勇者かを転生するらしい。

  王城内に五つの塔があり、線で繋ぐと、正五角形の形をして、頂点の上から右の時計回りで火、水、風、土、光の順らしい。

  転生理由は、テンプレの魔王討伐で、一年後に魔王が復活するので、事前に勇者を育成し、安全に確実に倒そうという理由だ。

  その為、勇者には様々な特典が与えられる。

  これを聞いたとき、俺の心が飛び跳ねたのだった。何故なら俺はラノベ大好きで、大半の時間をラノベに割いていたからだ。

 特典1 鑑定

 特典2 風魔法(属性は勇者により違う)

 特典3 身体強化

 特典4 魔力操作

 特典5 勇者が望むスキル(チートはダメ)

 そして称号に勇者

 効果……レベルアップに必要な経験値の低下

  ……経験値獲得量の増加

  ……熟練度獲得量の増加

  ……レベルアップ時のステータス上昇量の増加

  これを聞いた時、チートっぽいなと思い、ニヤニヤと自然と笑みが漏れてしまったのを神様が見て明らかに嫌悪感を隠さずに言う。

(キモ)

  この発言を聞き、神様は猫をかぶっていたことを知り、少し幻滅、そして心が傷ついたのであった。もっとオブラートに包めよ。内心怒る。

  質問タイムが来たので、まず第一に素晴らしい質問をする。

「勇者専用の神器は無いの?」

  このように聴くと、神様は馬鹿にしたような目で罵倒する。

(アホなの、神器は沢山の労力と自身の力を使い作るの! 大変で面倒なの!)

  これを聞いた瞬間、お前の事情なんて知るかーと思ったが、一応、これでも神様なので、我慢していく。

  俺は相手が敬意を払うなら俺も払う。だが、敬意を払わないなら俺も払わない。やられたらやり返す。当然だ。神じゃなかったら、精神攻撃が出来たのに。

 そんな思考をしていると、神様は俺を急かしてくる。

(次の質問早く早く)

  俺の質問を催促するのでテンポよく質問する。

「神様が魔王を倒さない理由は?」

(神様と魔神の間の契約で平和的な解決の為、魔王と勇者を作り、限られた力で魔神は魔王、神様は勇者に恩恵を与える。その恩恵の一部が一年早く転生させること。これらから、チートはダメで神は直接的に手は出せない)

  衝撃の真実というより、ありふれた事を聞き次の質問をした。

「特典5 は魔物を殺した際に魔物のスキルを奪ったり、それの人間版、また脳内にナビゲーション、つまりAIのような異世界の知識を持って、様々な説明をしてくれるスキル、また魔法無効化、物理無効化、不死身はダメですよねー?」

(はぁ、そうだね)

 遂に神様は必要最低限しか返さない塩対応になったのだった。気をを取り直して、質問。

「隠蔽、つまり姿を他人から見えなくする、またスキルを隠すら、見かけ上ステータスが低い、又は高いなどの相手に鑑定された際に誤情報を与えるはダメですか?」

  神様は、呟き、諦めるように言う。

(良いよー、もう何でも良いよー)

  俺は初めて神様の器の大きさに感銘した。

  そして、内心、ボッチ舐めんなよと思い、感謝の意を述べる。

「神様、ありがとうございます、魔王討伐頑張ります」

 この時の俺の表情は、()()()()()()()だっただろう。


 この隠蔽スキルが、今後の未来を決める。

今回、最近有名な転生系の小説を書かせていただきました。如何でしょうか?

誤字、脱字などが有りましたらコメント下さい。

小説更新は、毎日十九時から二十時の間に行う予定です。

初心者ですがこれからもよろしくお願いします


少しでも面白い、興味を持った方はブックマークや評価をよろしくお願いします。コメントも是非お願いします。

評価は、小説の最新部の下部で付けることができます。是非、今後も応援したい方は、評価お願いします。小説制作の励みになります!


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