表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

『頼長、蔵人頭朝隆を、速記競技会から追ふこと』速記談2022

作者: 成城速記部

 藤原朝隆が蔵人頭であったとき、正式な速記競技会の折、公卿の末席に座っていたのを、左大臣藤原頼長公が見とがめられ、出て行くように言われ、出て行った。頼長公がおっしゃるには、蔵人頭というのは、正式な公卿ではないのだから、呼ばれたときに末席に座すのはよい。しかし、最初から末席に座しているというのは、思い上がりで見苦しい。早く退散せよ、とのことであった。朝隆も、力不足で、などと申し上げて退出したという。



教訓:頼長は、有職故実に詳しい人物であったが、それが嫌われる理由になったという気の毒な話である。


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ