表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
1/20

プロローグ 反撃の狼煙

「いよいよだな」

「うん」


 俺達の人生をゆがめた連中がそろっている。


 幼馴染で今や朝ドラ女優の怜。

 俺の彼女を寝取ったモデルの富田。

 一角初華をおとしめたアイドル、斎賀カナ。


 そしてその先に君臨する俺の家族。


 役者は全員ここにいる。準備も、裏取りも、情報操作も計画に抜かりはない。ここに至るまでアイツらの嫌がらせや妨害、スキャンダルのネタを集めるパパラッチ共の弊害へいがいはあったが何とか乗り越えてきた。 

 裏方の俺ができるのはここまで。あとはコイツの背中を押してやることしかできない。


「準備はできたか?初華」

「私を誰だと思ってるの。最強アイドル、一角初華よ?準備バッチリに決まってるじゃない」


 照明ゼロの暗幕の中、俺の目を見て離さない彼女の瞳からは確かな覚悟が伝わった。このライブに全てを賭けて————いや違う。コイツはライブに特別な何かを賭けたことなどない。一つ一つのライブに全身全霊で挑み、最高のファンサを届ける。一角初華にとってはただそれだけに過ぎなかった。


「それじゃいつものちょーだい?」

「あいっよ!!」


 周囲に乾いた音が響き渡ると同時に、開演のブザーが鳴り始める。


「今まで俺たちに散々迷惑かけてきたアイツら全員の度肝、ぶち抜いてこい」

「ふふっ、いつも通り行こっか。私たちらしく」


 ステージに向かう初華。

 この時のお前ほど頼もしい奴は居ないよ。


 ————舞台は整った、さぁいこうか。


「俺たちの人生の、反撃開始だ!!」


 

 


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ