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現代に魔術なんて必要ないみたいです。  作者: 黒金たから
第1部
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6話 幼なじみとか居たのかよ!

さてと、今日は4月8日火曜日、入学式とやらの日らしい。

妹は6年生になって、俺は高校1年生だ。


幸い学校まで5分なもので歩いていてのんびりしようがなんだろうが遅刻はしない。


そんな俺はだが…

現在、同じ高校の制服を着た女の子に夢中です。


「さぁ、俺の青春の始まりだ!」


心で強く叫んだ。

こんなに美女達に囲まれて、もう高校生活さぞかし楽しいことやら!



しばらく歩いていると、学校へとつき、クラス発表の紙を見て自分のクラスとロッカーを探す。


「んっと…1Aの19番…ロッカーが11番…よし!」


番号クラスが分かって、ロッカーに向かう。

すると背後から、見知らぬ顔が話しかけてくる。

いやさ、知ってるんだよ?記憶上ではね。

確か…

「よお!飛我…誰だみたいな顔すんなってしばらく会ってないからって、龍希(りゅうき)だよ!」


そう、こいつは武田龍希(たけだりゅうき)、この世界で幼なじみやってるみたいだ。


「おう、久しぶりだな?」


「なんで疑問形なんだよ!」


龍希はそう言って笑う。

ほんとだわ、なんで疑問形なんだよ!

ていうか本当にこの感覚気持ち悪い。


「同じクラスみたいだな!じゃあ友達出来るまで話しかけちゃダメみたいなゲームやろうぜ!」


どうして話がポンポン進むのだろうか、ていうか今日クラスメートと話すほどの時間ねーだろ!


「おうよ、せいぜい頑張れよ?」


まあ俺はもちろん余裕をかますわけで。


「望む所よ!」


いい返事とともにそれぞれ別れた。


そして入学式、生徒250人の呼名が始まった。

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