1話 死ぬなんて洒落になんねーよ!
今日、俺は死んだ、ぽい。
いや、死んだっつーかなんか意識はあるよ?
でも今俺がいるのは何も無い空間と…机に毛布が挟まってるやつ?がある。
おかしーな、確か俺はーーーー
「おい!よそ見すんな!」
「あ、わりーわりー」
魔術の実践授業中での事だった。
俺と向かい合ってるこいつは、クラスメートで幼なじみのシンジ…まあそれは置いといて、こいつ俺より身長でかいからちょっとムカつく。
「今日のヒューガ、いつにも増してチラ見が多いぞ?」
「なな、何言ってんだよ!俺別にアイツの胸が大きいなーとか見てねーし!」
「変態め、そんなんで進級試験受かると思うなよ?進級試験はな先生との模擬戦で……」
あー、はじまったよ、戦闘のことになるともう口が止まらない事で。
っていうか、チラ見そんなにバレバレか!?
いやしてるつもりじゃないけどよ。
そんなんしてる間に空が曇っていった。
「あー、雨か?」
「…それで先生の……って聞いてんの?」
シンジは我に返ると、ポツポツと空から雨が。
すると……
ゴロゴロゴロゴロ……!!
「「「キャー!!!」」」
クラスの女子が皆して、「きゃー!」なんて叫んじゃってるよ、アイツなんてしゃがんで、可愛いかて。
そんなん考えてたら先生が
「授業中止!中に入りなさい!」
と声を掛け、教室に戻ろうとするところだった。
そん時、財布を落として校庭に戻ると……
ドーーーーン……!!
雷が俺に直撃した。
とまあこんなところだ。
んで次はなんだ、ここで俺は今までの裁きでも?
いやー悪いことしてないしさすがに天国か?
いやでも怖ええな……いざとなると。
しばらくまってると、しゅんって感じにおっさんが出てきた。
「あー、ごめんよ、少年、死んじゃったか。」
なんか軽いなこの人。
顎から伸びた髭いじりながら苦笑いしてやがる。
「まー、そんなとこっすけど……」
そう返事をするとおっさんはとんでもないことを言いやがった。
「ごめんな!ワシのミスでお主は死んじゃったのじゃ!」
……は?