作者による第五章までの解説 (※一部ネタバレあり)
今作を投稿開始して、もうすぐ半年が経とうとしています。
おかげさまで第五章まで続けることができています。
あらすじは作品ページに書いてありますが、今回は大まかな解説を書いてみようと思います。
今作冒頭で主人公のカナタは村川という研究者の発明によっていわゆる異世界転移に成功します。
実際に異世界にこれたカナタですが、魔術学校に入ったのをきっかけに少しずつ魔術の腕を磨いていきます。
彼が住むことになったウィリデという国は、庶民が嗜むような基礎的な魔術、国防に関わるエリート魔術師が扱う魔術。主にこの二種類があります。
彼は最初のうちは簡単な魔術を習得するだけですが、魔術組合に所属する上級魔術師エルネスに弟子入りしたことで、魔術の才能が開花していきます。
やがて、小国ウィリデの外側に興味が湧いたカナタは、広大な大森林を抜けて隣国フォンスへ向かいます。
その後、フォンスとカルマンの戦乱に巻きこまれながらも騎士クルトと協力して、侵略を企んでいたカルマンを攻め落とします。
なお、第二章の途中まではフォンスでのクルトの活躍が描かれています。
魔術を武器にしながら、その後もカナタは各地を転々としました。
現在の第五章では、風魔術の飛行訓練中に強風に煽られて未踏の地へとたどり着きます。そこは周辺諸国一帯をモンスターが支配する地域でした。
カナタは偶然出会った若い女性メリルを助けたことがきっかけで、彼女の所属組織「始まりの青」によるモンスターへの抗戦に手を貸すようになります。
これまではエルネスやシモン、クルトなどの強力な仲間がいたものの、この戦いではカナタが一番強い位置づけです。
そのため、苦戦を強いられることが増えています。
最新話では始まりの青の戦士たちが劣勢に立たされ、彼らの撤退に同行します。
この先は今後の更新を楽しみにして頂けたら幸いです。