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用語・人物紹介1

※本用語・人物紹介は内容の補足のためであり、飛ばして頂いても全く問題はありません。

お急ぎの方はプロローグからどうぞ。


『多濡奇:プロローグ』


 多濡奇(たぬき):

 当時25歳の女性。村人。

 セイレーンの子孫。歌を駆使して戦う。

 大量殺戮専門。歌はその時の感情によって変化する。


 セイレーン:

 ギリシャ神話の怪物。人魚。歌で船乗りを惑わし襲った。


 村:

 神話・民話の末裔たちの秘密組織。目的は血統の保存、村人(怪人)たちの人種改良。

 運営価値観が人類社会の善悪と相容れないため、悪の秘密組織とされる。


 村人:

 村の怪人。神話・民話のモチーフとなった人々の子孫。血統に宿る祝福と呪いを駆使して敵と戦う。


 因果:

 村人の血統に宿る祝福と呪い。

 例:多濡奇は常に歌の衝動を抱える。彼女の歌声は美しいが、死か昏睡を招く。

 他にも常に乳製品を取らなければ死亡、他者を攻撃すると行動不能に陥るなど、村人(怪人)によってその制約は様々である。


 雪融(ゆきど)けの歌:

 『その歌は融かす。あらゆる因果を、そして体を』

 と伝承される歌。多濡奇が個人的な感情抜きに、敵を(ほふ)る時に歌う歌。

 その旋律は雪融けの水が流れ出すせせらぎのように清冽(せいれつ)だが、聴いてしまった者は涙と(よだれ)を流し、絶命する。眼球は飛び出し、胃袋は口からせり出す。

 遺体は悲惨だが、苦痛はない。ただ、『意識ごと融けるように死ぬ』だけの話だ。

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