表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
2/7

地雷と敬語

「佐国。おーい。起きろー!」

ボーッとしながら目を開けると、見慣れた顔が隣に座っている。ちなみにリュックはいつの間にやら俺の足元に。

「あぁ、みこっち…はよ。」

眠い目をこすりながら俺はみこっち…

士間(しま) 美琴(みこと)に声をかけた。

同級生だが同じクラスになったことはない。

でもいつも電車が同じなので自然と仲良くなった。

長髪を一つにくくっていて、身長は俺より少し高い。眼鏡をかけているが少し吊り気味の目で気の強そうな印象を受ける。まぁ、実際強いわけだが…

「みこっち〜。何で起こすかなぁ〜。眠い。」

「いいじゃん。暇だし喋ろうよ。」

「デスヨネー…」

ここからは毎日面白い漫画やらアニメやら課題、先生…などなど、毎日飽きずに話をする。

今日は何を話そうかな〜

なんて考えながら横を見ると、みこっちが携帯の電源を落としていた。・・・あれ?

「みこっち、また待ち受け変えた?」

みこっちの携帯の画面には二次画像のキャラクター。確か最近のアニメの登場人物だったハズだ…あ、拙い。

「そうなんだよ〜!!もう最高なのこのアニメ!!○○○○君の声優####さんでさぁ!☆☆☆が****で€€€€€はもう最高!!」

…ハイ。みなさんお察しの通りこの美琴さん自称オタク兼腐女子です。

地雷踏まないように気をつけてたのに…くそぅ…

その後は駅に着くまで延々とそんな話を聞かされた。色々危ういので省略するが。

なんやかんやで駅に着き、若干げっそりしながら改札で定期券を見せて駅前のバス停に向かう。

バス停に着くと数人の女子がいて、何かを喋っていた。

「おっはよ〜!皆。」

声をかけると、皆挨拶を返してくれた。

「おはよう佐国さん。」

「はよ、佐国〜」

そうです。俺、実は普通に女だったりします。声も少し低めだし髪も男子並みに短いですが。

ウン。俺のことはいいでしょ?話し戻すよ?

俺はその女子達の端辺りに鞄を置いて目当ての人物に声をかけた。

「おはよ、炉衣。」

木出(きで) 炉衣(ろい)。同じクラスの女子で、俺ほどではないが短めの髪と、琥珀色の目を持ち、俺より少し背が高い。

…いや、断じて俺が低いワケではない。

あぁ、あとは…

「おはようございます佐国さん。」

敬語とタメ口を併用する変な奴。そして、

「今日もいい天気だねぇ〜炉衣さん。」

「お前にはこの雲が見えないのか?取り敢えず眼科に行くことをオススメしますよ?」

からかうと面白いツッコミ役だ。

「まぁまぁ。ちょいとからかっただけだし、そんなに怒るなよ〜」

俺はいつも通り少しだけ方をすくめて右の口角を吊り上げる。その顔を作るとこの通り。

炉衣の右ストレートが飛んできた。

「おい佐国その顔ヤメロ。頭にくる。」

「炉衣さ〜ん?そんなにイライラしてると血管切れるよ〜?」

語尾が伸び、自然と口角が上がった。今回は作ったわけではない。無意識のうちに、だ。

「…」

炉衣が黙った。あ、ヤバイ。拙い。

そんなことを考えていると炉衣の右足が動いく。そして、

「あれぇ?どうしt……ッッ〜〜〜!!!」

俺の左足に綺麗なアザが誕生した。

オメデトウ。

更新が遅れてしまい、すいませんでした。

次からはもっと定期的に投稿できるよう善処します。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ