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私の自省録  作者: 天野寂
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はじめに

 私は考え事にふけるのが好きだ。それは人の生きる意味など抽象的なものから私個人の性質などの具体的なものまで、多岐にわたる。こうした事項についてぼんやりと考えを巡らせるのは私にとって重要な時間だ。

 とはいえ、同じような思考をぐるぐると繰り返すのではあまり意味がない。どこで読んだか忘れたが、人は頭の中だけではあまり遠くへ行けないのだという。何か残るものとしておかないと、同じ場所を回り続けるだけになってしまう。そこで私は、ここに自らの思考を出来る限り残すことにした。

 私が思索にふけることができるのは時間のある時だけだし、ものを考えるには適切な精神状態である必要がある。またこれは私の思考を記しただけのものであり、正しいのかはわからないし、思考の飛躍によって前後のつながりがわかりにくいかもしれない。

 これを記すもう一つの目的は、物語を書くことだ。私の小さいころの夢は小説家だった。絵本を作りたかったような気もするが、いずれにせよ物語を書くことを仕事にしたかった。当時の自分は自分の空想が素晴らしいものだと信じていたし、小説家とはそれを文字にするだけでお金になる夢のような仕事だった。今となっては小説家は、それで簡単に食べていけるほど甘くはないだろうと思えるが、やはり自分の性質は簡単には変えられない。せめてひっそりと物語を書いていたい。そして、こうした思考をもっとも盛んにしていた数年前、答えを求めて思考を重ねるように、物語を書くことで答えを求めることを思いついた。

 ここに書く私の思索の多くは、今も答えを得られないものだろう。それらを忘れないようここに記し、ゆくゆくは物語として更に答えを探していきたいと思っている。


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