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【1】魔王は勇者に〇される

「来たぞ魔王!」


 我は魔法陣を8つ展開させつつ答える。


「遅かったな勇者よ。前回の勇者が来たのは確か、1年と3か月前だったか?」


 金髪の勇者は仲間に指示を出しつつ我にこたえ返す。


「1年と二か月半だよ馬鹿っ!」


 勇者は我に突進する。剣を一点に集中させ、我の心臓に突き立てるように構え、猛スピードで寄ってくる。


「前々回の勇者と前回の勇者の差は確か、3か月とちょっとだったはずだが?まぁいい。さっさと死んでもらうぞ」


 我は展開していた魔法陣を起動する。

 「グラビティLv5」、「ダークサンダーLv5」を起動させ、相手に重力を集中させ、黒い雷を打ち落とす。勇者のパーティ4人全員にだ。

 それと同時にプリーストが補助魔法を起動。魔法陣を読み取り、「魔法無効Lv2」だと読み取った。我はそれを見てから、トラップを起動する。

 我が仕掛けたトラップは、床から大きいサイズの剣を出現させるものだ。

 突っ込んできている勇者の身体を引き裂くようにトラップを発動させた。

 狙い通りにトラップが発動し、勇者の身体は真っ二つになった。

 同時に我は「闇」の魔法を二つ起動させる。

 「時空Lv5」と「破壊Lv4」だ。時空を引き裂き、3人のプリーストの補助魔法を通さないようにし、勇者の回復を取り敢えずできないように上半身すべてを破壊する。


「所詮こんなものか」


 そうつぶやくと同時に我の後頭部に大きな衝撃があたる。

 我は椅子から立ち「シールドLv4」を起動。


「後ろ、がら空きだよ?」


 そう両手でハンマーを掲げた黒髪の男が言う。


「なんだ?お前は」


 そう我が問うと、シールドにダメージが入る。


「あぁ、これはこれは、すまないね。自己紹介がまだだったね。僕の名前は、いらないか。まぁ、君の好きな「勇者」だよ。二人目のね」


「勇者だ?勇者は一人しかいないはずでは?」


 我はそう問いながら、どこから何で撃たれているかを見回した。

 「時空」の効果は切れたようで、金髪の勇者は復活呪文をかけられていたようだ。

 そして同時に門の近く、窓の近くには実銃を持ち込んでいる者がいた。


「なぁ、知ってるか?勇者は双子なら二人になるんだぜ?」


「へぇ。知らなかったよ」


 黒髪の勇者の軽い説明に我は流すように返し、腰に帯刀していた剣をようやく取り出す。

 金髪の勇者はプリースト3人に補助魔法諸々をかけられたようで、先ほどより早く突っ込んでくる。

 黒髪の勇者は元々身体能力が高いようで、強化された金髪の勇者に近い速度で、重そうなハンマーを持ちながら突っ込んでくる。

 遠距離の銃持ち、プリースト特有の攻撃魔法でシールドを削り、我は残り5つの魔法陣を起動していく。

 黒髪の勇者は大きな魔法は軽々とよけ、自然治癒が間に合うように細かい魔法は受け、進む。

 金髪の勇者はどんな攻撃も受け、何度も死ぬも、プリーストの回復を間に合わせる。

 我はプリーストめがけて、シールドが壊れると同時に走り出す。

 勇者には追い付かれない速度でプリーストへ走り寄り、プリースト3人の首を切り落とす。

 プリーストを切る瞬間に銃持ちに足を撃ち抜かれ、軽傷を負う。

 我は魔眼を使い、目に入った者の命を奪った。

 我の右目は代償により、失われる。


「さよならぁっ!」


 そう黒髪の勇者が叫び、我の左眼を狙いつつ、顔の半分をえぐり取ってくる。


「っ!」


 声帯も潰され、声も出せずに、銃で打ち抜かれ、ハンマーで殴られ我の命は尽きた。

 最後はとてもつまらない死に方だと我はそう思ってしまった。


 我の身体はもう失われており、「意識の世界」と呼べるような空間にいた。

 そこでは我の記憶をさかのぼるように見ていた。


「これが、走馬灯、というやつか」


 「走馬灯」を見ながら我は、意識を切らした。

 まずは、読んでいただきありがとうございます!

 そして、これはメモ帳で書いたもので、字数が見れなく、「とりま2000近くはいったかな」(文字数)とか思ってたら・・・

 案外文字が少なかった。

 想像以上に少なかったので、これからは頑張ろうと思います!

 それと、魔法名、スキル名などは、創造力がなく、しょうもない感じになって申し訳ありません!!

 続きもまた書いていきたいので、そちらも読んでもらえたらな、と思います!

 では、繰り返しになりますが最後に。

 こちら「元魔王のスライムが仲間になりたそうにこちらを見ている」を読んでいただきありがとうございます!!!

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