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with  作者: 絹ヶ谷明頼
修学旅行 編
21/48

京都にて 6

「なんだよ薄情な奴だな、見てろ!」

俺は真実を突き止めてやるとか何とか、口走りながら拓也は駈け出した。

どうせあいつは浜崎と植田の後をつけて行って、“植田が嫌々付き合わされている”様子を見届けて証明したいのだろう。


そんなシーン見られるわけがない。

先ほどの植田の笑顔が脅されて出るようなものではないことくらい悟にもわかる。

下手すれば、見られるのは二人のラブシーンくらいが関の山だ。

まあそれくらい見せつけられれば、さすがの拓也もあきらめがつくだろうが・・


 「でもお前、それはストーカーだろ・・」

その台詞が、もう友には届かないのを知りながら悟はつぶやいた。

今の彼に出来るのは、せめて拓也が和貴に見つかってボコボコにされませんようにと祈ってやることくらいだった。


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