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with  作者: 絹ヶ谷明頼
修学旅行 編
17/48

京都にて 2


(可愛い・・)

純粋にそう思った。

白のブラウスに紺色のワンピース、その上に羽織った少し大きめのパーカーが余計に可憐さを引き立てている。

それに・・

「髪・・」

今朝と違い、めずらしく髪をおろしていた。同室の女子、例の三人組に勧められたのだ。

「あ、これ? やっぱ変だよね。三つ編みのあとついちゃって・・」

「いや、そのままでいいんだ。すごく」

編みぐせでウエーブのかかった髪を伸ばそうとした手にそっと触れる。

「かわいいから・・」

「えっ」

 彼女の頬に赤みがはしると、和貴は顔を伏せぬように必死にふんばった。


 「お、来たな。――あれ?」

トイレから戻ってきた光一の目に、動かなくなった二人の姿が入る。



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