2 神様、説得を諦める
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我は勇者と聖女を元の世界に送り返し、召喚されるはずだった国の人々を地面である雲を掘って見渡した。
そこには神殿に国民等が集まり、勇者と聖女が召喚されるのを今か今かと待っていた。
そして、いくらか時間が経つと、なんか白髭を長く伸ばした、態度も身分も偉そうなお爺さんが出てきた。
『これより、勇者と聖女の召喚を行う!皆のもの!神に感謝を捧げるのだー!』
『『『『『『うおおおおおお!神に感謝をおおおおおおおお!』』』』』』
ご老人にしてはよく声が出てくるもんだ。我もあのぐらいの歳になってもキビキビ歩き、腰が曲がってないババァになりたいのう。
話がずれたが、神に対してこんなにも信仰深いものたちならば、勇者や聖女が召喚されなくとも我が行っても大丈夫だろう。
その国の神殿に繋がる魔法陣を開き、我はその文字が白く浮き上がる魔法陣の中に飛び込んだ。
・:*+.\(( °ω° ))/.:+
真っ白な神域から真っ白な神殿に到着しても、真っ白すぎて本当に転移したのかと疑問に思ったが、雲の地面ではないことから人間界に移動したと確認できた。
…それにしても我が召喚されたのにも関わらず静かだのう。
周りを見渡すが誰もいない。
どうやら転移する場所を間違えたようだ。
少し間違ったくらい大丈夫だろうと思い、歩いていく
「!侵入者だあー!!」
「!?」
声をした方を勢いよく振り向くと案の定、神殿を守っている兵が我を見つけた…が、どうやら侵入者と勘違いしているようだ。
我は説明しようと近付くが、槍を向けられたので一旦逃げることにした。
「待て!侵入者!」
「侵入者ではない!我は神だ!」
追われながらも答えたがどうやら信じてもらえてないようだ。鼻で笑っておる。
「こんな小娘が神な訳ないだろ!神を冒涜するな!」
「お主たちサラッと我を貶したなぁ!?」
もうなんなのだ!?我はそんな神っぽくないのか!?
ではこれはどうだ!
我は神力を使い宙に浮かぶ
「な!?こいつは…!」
「そう!我はか「妖術使いだ!」
残念ながらどうやっても信じてもらえないようだ…
仕方ないので空を飛んで一旦逃げることにしたが、神殿の出口に向かうところで誰かに足を取られた
足を引っ張られ、誰かの腕の中に入る
「捕まえたぞ!妖術使い!」
「な!?我は妖術使いではない!」
ジタバタと暴れるが、我を捕まえたやつはとても力が強く、どうしても離れられない
「離せ!我は神だぞ!お主たちを見守っている神、セシリアだぞ!?」
「嘘つけ!女神セシリア様はもっと神々しい方だ!」
「我も充分神々しいぞ!」
声で察するにこやつは少年か…青年だろう。
それにしてもなんなんだこの馬鹿力は!?
仕方ない…神力を使って身体強化をしてこやつを振り払おう
「我を…貶すなこの若造が!」
「うわっ!?」
若造を見事な背負い投げをして床にキスさせる。
瞬間移動ですぐにどこでもいいからと転移した。
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