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庭に二話

「なぁ、お前何組だった?」

「いや、二組だけど。」

あれ、「いや」なんて言葉出すつもりなかったのになぁ

「くっ。へぇ、つーかキョドんなよ。きもい」

こんのやろぉぉぉ。

激情しそうになったところで我に帰った。

危ない危ない、僕ほどの人間がこんな奴に構っていられるかっての。

「じゃあな。ぷっ。」

おい、なんだよ最後の「ぷっ」は。

ちっ、また気持ちが暗くなった。

早くクラスに行こう。

しばらく人ごみに揉まれると、クラスの前まで来ていた。

昔ながらの教室、というか普通である。

the平凡、みたいな感じである。

僕の席は運良く一番左後ろだった。

言い忘れていたが、僕の名字は「清次」と書いて、

「きよつぐ」と読む。

本名は「清次 隆」という。

ま、特に派手でもない。

ガラガラという大きな音とともに先生が入ってきた。

「皆さん、おはようございます。私が〜」

人の話を聞くのは苦手だ。

聞いていると眠くなる。

僕は机に肘を立てて外を眺めた。

外には太陽に照らされたグラウンドが広がっていた。

あぁ、暑そうだなー。

そんなことばかり思ってしまう。

なんか、楽しみないな。


続く。

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