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7話 豚

「…お…い、…おい…、起きろ櫻井和樹!」


(誰だ?俺の名前を呼んでる…?

 起きなきゃ、寝ちゃダメな気がする…)


もうあれから、どれだけ経ったか分からない…

和樹は豚の鬼に文字道理轢かれた後、急な眠気に耐えられず意識を手離した。


思えば、我ながら馬鹿だったなと言う後悔の念が残る。

何故あの時童女の鬼にトドメをさせなかったのだろうか…

何故こうも自分は弱いのか…

何故、

何故、



恐らく轢かれた時に体の色んな部分をやられてしまっただろう。

良くて重傷と言うようなダメージだ。例え、それで死んではなくてもあの童女の鬼は和樹の事を美味しく平らげた事だろう…。


つまりはここは大方、死んだ人が行くと言われるあっちの世界なのか…?


それにしても、さっきから呼びかける声は姫路の物だ。

(俺の中の天使は姫路だってか?はっ、馬鹿馬鹿しい。やっぱり寝よ…)


パシン、パシン、パシン、パシン、パシン、パシン


(痛い、痛い、痛い、痛い、痛い、痛い、痛い)

「痛えってんだろ!」


そのまま、和樹はガバッと上体を起こす。


「はっ、俺…え?生きてる…」


「漸く、お目覚めになられましたか櫻井殿。

拙者、危うく今生の友を失うのではないかと気が気ではありませんでしたぞ!


兎にも角にも櫻井殿が無事で拙者、安心しました」


「ちょっと待て姫路、俺が無事ってどういう事だ?俺は確かに致命傷を…」


「櫻井殿、それはもう心配在りませぬ。

確かに我々が来なかったら死んでいたやもしれませんが…ですが、もう心配はいりませんぞ!

傷はキチンと塞ぎました故」


(何故二回言った!?)


和樹の負傷は実際骨もバキバキにやられるぐらいの大怪我なので、傷を塞いだとかそう言うレベルの話では無いのだが、不思議なことに体のどこも痛くはない。

そして、相変わらず姫路の説明は要領を得ていない。


「…ETを使ったのか…?そうとしか考えられないからな」


和樹は起き上がりながら尋ねる。


「確かにそうなのだが、櫻井殿を治療したのは拙者では在りませぬ。というより拙者は異能の力を有してはおりませぬ。」


「え?そうなのか?…俺はてっきり池島達と同じだと思ってだが…。

いや、それでもおかしいだろ!お前はET使いじゃないってんなら何故、鬼のことを知っていた?

池島が言ってたが、そのことってかなりの秘密事項なんだろ!」


和樹は声を荒げるつもりは毛頭無かったが、後半部分は自然と語気が荒ぶってしまった。

だが、その質問が来ることは予期していたかのように姫路は静かに答える。


「櫻井殿の言いたいことはもっともだな…。

実は拙者の家…姫路家は代々異能力者を排出している家なのだ。

とすると、当然国は我が家を保護する。そして、国と繋がりが出来ることである程度の情報が手に入ると言うわけなのだ。

…だが、そんな情報は大したことは無い。

我が家には代々先祖が残した鬼や異能の性質などが記載されている文献があるし、お爺様に至っては実際に鬼と闘った経験の有る御方だ。


拙者が鬼達に精通しているのはそうした理由なのだ…言わば姫路家の人間にとってもはや鬼と闘うことは避けては通れない道なのだ。」


姫路はさらっと凄いことを言ったが、直ぐに瞳に影を落とした。


「だが、拙者は無能だ…。拙者は姫路家の中で異能力を持って生まれなかった故に居場所がなくてな…お爺様はよくしてくれた、鬼と闘う術を授けて下さったが…それでは鬼と対抗するにはやや力不足…。

拙者こそ誰よりも早く鬼に挑まねばならぬのに…」


「あーあー、止めろ、止めろ。お前については聞いてない。もう十分だ」


和樹は途中から姫路の話がそれて、ブツブツと暗いことを言い始めたので話を無理矢理中断させた。


「なるほどな、大体分かった。そういう事情が有るなんて分かんなかったから…何か疑うような事聞いて悪かったな。

それより、さっき言っていた姫路の爺さんから授かった力ってなんだ?」


「…ふむ、普通相手の武士に戦いの手の内を明かすなど言語道断…だが、櫻井殿は特別だ、教えて差し上げよう。」


(お前武士じゃねぇよ!)と言うツッコミは姫路の前では余り意味は無いだろう…。

和樹はそう思ったが口に出すことは無かった。


「お爺様が拙者に授けて下さったのは剣術だ。

勘違いしてもらいたくないのだが、剣道みたいな型の有るものではない。何せ相手は鬼だからな、人間相手に使うようなひ弱な武術は余り意味が無いのだ。


拙者は幼少の頃からお爺様に朝から夜までみっちり稽古をつけて下さったが、その剣術を自分の物にしたという実感はまだまだ湧いて来ないのだ。

拙者はまだまだ半人前の半人前…お爺様が言うには今の拙者ではウォーリア級も倒すのは容易ではないと言うことだ、くやしながら…。」


姫路は普段決して見せないような屈辱そうな顔で俯く。

今更ながら聞かなければ良かったなと後悔する。


「…何か、悪かったな…」


「…?」


姫路は急な和樹の謝罪に困惑する。


「お前、前に自分は鬼と闘う準備をしているって言ってたよな。

俺、そのこと鼻で笑っちまって…お前が言っていたことは全て正しかったんだよな…」


「ああ、あの事で御座るか。櫻井殿が謝る道理は有りませんぞ?

元より求めていた返答が返ってくるとは思っていません故」


「…そうかい、まぁ、気にしてなかったならいいが…。


そだ!俺から聞いておいてあれなんだが、こんな事話してる場合じゃねぇーよ。」


和樹は漸く完全に目覚めたらしく、自分の現在置かれてる状況としなければいけないことを思い出す。


「姫路!俺が倒れてる間一体何が有ったんだ?

俺が生きている事もかなり奇妙だが、その前に何で姫路、お前独りだけなんだ?

池島達と一緒だったんじゃ…」


「櫻井殿!落ち着くのだ!!それらの質問に一気に答える事は出来ないで御座る。

それに和樹殿には最初からキチンと教えるつもりなのだ。

…今から順を追って説明します故、どうかお静かに」


和樹にとって姫路の真剣な表情を見るは初めてではないが、その表情には相手を少し畏縮させるものがあった。


化け物が彷徨く場所で大声を出した和樹の方に非が有るので「あ、ああ、分かったよ」と少し情けない感じで押し黙る。



 そして和樹がさり気なく腕時計を確認した時、もうすでに午前12時を過ぎていた…


現在、二人は近くの民家に入っていた。

和樹の負った傷は既に完治しているのだが、体に残る気だるさは取れなかったようで姫路に支えられている。


「和樹殿、これを」


「あんがとよ…」


姫路から渡されたのはコップ一杯の水だった。

気絶する前の間、鬼との遭遇と戦闘を経験していたため、その極度の緊張の為喉はカラカラだったのだ。

しかし、姫路から渡されなくても実はリュックにミネラルウォーターが入っているので余り必要性が無かったのだが…


「さて、姫路、何が有ったのか聞かせて貰うぜ」


「ふむ、了解したで御座る。


まずは、我々がおかれている状況に付いてお話いたしましょう。

現在、主力メンバーである二グループ+池島殿はここから少し行ったところに有る林で豚の鬼と交戦しているで御座る。」


「なる程、池島のやつ考えたな…。あの豚野郎の脅威は突進だからな、林みたいな障害物だらけな所なら奴もなかなか攻撃しずらいだろう。


…んで、お前はどうして?」


「和樹殿を介抱したことで御座るか?

それは池島殿に命令されたから…と言うのは口実で、友が倒れているのを見て置いてけぼりにできるほど拙者は落ちぶれては御座らん故。」


「…そうか、ありがとな。


ち、ちょっと待てよ。さっき池島が命令したって言っていたが…何故だ?

大事な戦闘員であるお前を残してまで俺を面倒を診させる理由がない!

それにあいつは幹部を失った俺たちを見捨てたんだぜ、いまさら…」


和樹には池島の真意が分からないので頭を抱える。


「それは拙者にも分かりかねるが、それはおそらく池島殿の異能力と関係しているのではないかと…。


以前少しだけ聞いた話では池島殿の異能力は他人の内面に働きかける力だと聞き及んでいるで御座る」


「なんだよそれ、随分アバウトな説明だな。

んでそれがどう関係あんだよ?」


「飽くまでも拙者の見解なのだが、恐らく和樹殿は異能力の覚醒率が高いのではないかと思われるの御座る」


「覚醒率…?」


和樹は聞き覚えの無い単語に首をしかめる。


「知らないのは無理も無いことで御座る。

実のところ異能力とは全ての生物が覚醒する事の出来る力なのだそうだ。

だが、通常異能力を持って生まれてきたり、ある日突然異能力に目覚めたりすることは1%もないらしで御座る。

ですが、時たま異能力使いが現れることがあり…その一例が池島殿率いる生徒会役員達なのですが。


人が異能力に目覚める要因は人それぞれ有るらしいで御座る。例えば、ある種の化学物質を摂取したり、精神に働きかける何かを受けた時、極度の恐怖に触れたり…。


異能力覚醒率というのは簡単に言えばその触れなくてはならない要因の量に起因しているらしいで御座る。」


和樹は姫路の語るETに付いての新事実に驚きを隠せない様子で、その話に聞き入った。


「皆が実はET使い!?…まじかよ…。


池島は俺が触れなくてはいけない要因に付いて何か言ってなかったか?」


姫路は自信の顎に手を当ててシンキングポーズを取る。


「いや、それらしきことは聞き及んで御座らんな。

そもそも、覚醒率に付いても拙者の予想で御座る。


池島殿の真意は池島殿にしかわからないで御座るよ」



それから和樹は池島が話していた鬼のことやその対処方法、5日後に迫る町爆発などなどを聞いた。

和樹は大体の事は冷静に聞いていたが、町の爆発については聞き逃せないようで、苦々しい顔をした。



***********************

(冗談じゃ無いわよホント…)


彼女ー小室美穂〈こむろみほ〉はつい先ほど目の前で公開殺処分となった豚の残骸を眺めていたのだが、その物言わぬ骸となり果てた筈の豚が少しずつ、少しずつ元の原型を取り戻していっているのだ。


ちょうど二十分前に豚の鬼とエンカウントした彼女たちは池島の指示で上手く林に豚の鬼を誘いこむ事に成功した。

その後は簡単だった西尾の二の前にならないように細心の注意を払いながら幹部四人+雛型+武器を持った男達で豚の討伐に成功する。


小室はET使いであるのだが、戦闘向きではない。その実態は一言で言うと治癒士だ。

彼女は包帯や薬品を使わずに直す訳ではなく、ゲームや漫画の様に呪文を唱えただけで傷がみるみる内に回復していくアレだ。実際呪文は唱えないのだが…。

因みに和樹の傷を癒したのは彼女だったりする。


池島にとっても特に重宝しているET使いだ。


さて、当の豚と言うともうすでに体の殆どは回復しており、先ほどまで自分が死んでいた事など無かったかのように自分の足でしっかり歩き転がっている肉片を取りに行く。


「や、やっぱり奴のETは不死身の肉体なんだよ

勝てるわけがないじゃないか!」


誰もがその事を予想して誰もがその予想を否定した、ただその事実が恐らかったからその事実から目を背けることしかできなかった。


だがこうして目の前で奴の体が再生するところを見てしまった…。


肉片を付け終えた豚は怒りに燃やす目を池島に向けると、「これからが本番だ!」と言わんばかりにもう突進して来る。


「ブヒイィィィィィィィィ!」


池島は涼しい顔で豚の熱い眼差しをスルーすると、スッと手を前に翳す。


すると素早く長くて丈夫そうな木の棒を持った五人程の男が豚の前に立ちはだかる。


その誰もが筋骨隆々な男共で、とても統率の取れた動きで肉の壁を形成するのだ。


…だが、奴は肉体強化を施した西尾でさえも一撃でほふれる突進を持っているのだ、誰しも勝負にならないと思った。


ムキムキの男達 VS 不死身の豚


「お前たちー!歯を食いしばれー!!」

「オォォォォ♂」


ムキムキ男達の中でも特にムキムキな男が吠える。


「ブヒイィィィィィィィィ」


豚ももう一度けたたましく鳴いたかと思うと、男達のムキムキな壁にぶち当たる。



ボキボキボキという生々しい音と共に豚が男達を蹴散らす…かのように思われたが、一秒後、豚の動きは止まっていた。


「ッ!」


先に倒れたのは豚の突進の衝撃を最も浴びた中央にいた男だった。


ゲホッと吐血しているので内蔵がやられているかもしれないが、すかさず小室が治癒しにかかる。


豚はというと先ほどからピクリともしない…恐らく首の骨を折ってしまったのだろう。


「うおぉぉーすげぇ!本当に一般人でも勝てたよ、夢じゃないよな!…いや、本当は全部夢であって欲しいんだが」


「本当に凄いわ!」

 ・

 ・

 ・

彼ら筋肉隊(?)は思いのほかETの持たない一般人へ多大な影響力を与えたらしかった。



「榎本先輩、豚の鬼の体を四等分にして貰えますか?」


池島は一般市民が筋肉隊の健闘を称えながら盛り上がっているのを尻目に、同じくET使いである三年の榎本春幸〈えのもとはるゆき〉に尋ねる。


「ん、分かった。だが、どうするつもりだ?」


「四等分したそれぞれを我々で分けて保管します。

今はまだ復活する兆しは有りませんが、先ほどの再生の仕方を見るに、豚の鬼は核を持ちその核さえ残っていれば核から体が再生するとか、死ぬたびにまたどこからか新しく豚の鬼が出現したりということは無さそうです。

豚の鬼が自信の体の部位を取りに行っていたことから恐らく体は再生と言うより接合していると考えた方がいいでしょう。

なので、バラバラにして身体のパーツをくっつけさせなければ復活する事は無いでしょう。」


「…こいつ倒せないのか?」


榎本は池島の説明にめんどくさそうに言った。

どうやら榎本は難しい話は苦手のようだ。


「可能です。それだけは言えます。

先輩はこの儀式のコンセプトを覚えていますでしょうか?」


「…神が人間に与える試練…だったか?」


榎本は池島に命令されるがままに豚をきっちり四等分にしながら答える。


「少し違いますね。神は我々に試練と共にチャンスを与えて下さっているのです。

と言うのも、我々ET使いには余り関係有りませんが、この儀式の最中ではどんな人でも覚醒率が上がっているらしいです。

実際記録書にも儀式中にETに目覚める人が続出したらしいですから。

そして我々ET使いにも新たな力に目覚める事がどうやら可能だと言うことも…」


「それらが神がくれたチャンスってんなら俺も覚えているよ、んで、それが俺の質問の答えとどう関係があn」


「関係大有りです!僕が思うに僕達が新たな力を手にするために必要な事ってなんだと思います?」


「…」


「僕は鬼達が何故ETを使えるのか兼ねてからの疑問でした。

が、最近こう考えるようになりました…鬼の持つETはその魂を喰らう事でETを奪う事が出来るのではないかって…



だから、鬼を倒す事こそが今我々にとって最も必要な事だと考えます。

そんな我々にとって経験値のような存在である鬼達が倒せない筈がないのです。豚の鬼は多少イレギュラーではありますが、不死身ということは断じて有りません。

後何回殺せば死ぬか分かりませんが、殺し続ければその内倒せるでしょう。」


「だが、そうせず再生能力を無力化するのはコイツを本当の意味で倒すのは困難だからか…?」


「そうです、正直困難だと思っていますね。それにきずいていましたか?豚の鬼は再生するたび確実に強くなっていますよ」


「おっと!ああ、確かにな。

池島の言うことが正しいならコイツを倒せば恐らく再生能力が手に入る…凄く魅力的な能力だが、割にあわねぇな。

コイツを殺す前に俺らが全滅しちまう…」


榎本は再びくっつこうとしている肉の塊を遠ざけながら苦虫を噛み潰したような表情になる。



***********************

池島たちがなんとか豚の捕獲に成功してその喜びに浸っている同時刻…

杉本建設株式会社ーガス漏れが発覚した工場だったが、現在その工場の機械類が保管されている備品用具室に男女がそれぞれ椅子に座らされ手と足を椅子にしっかり固定されていた。

部屋は五畳位で狭く、悪臭がする。


男も女もどこか目が虚ろで、ぼーっとしている。


すると、彼らの正面にあるドアから段々と足音が近づいてくる。


ペタペタペタと、その主は裸足なのだろうか?


そんな疑問をよそに近づいてくる足音に従って二人は震え始める。

爪のはげた手足を拘束されながらも激しく動かし、寒い訳では無いのだが歯をカチカチと打ち鳴らしている。


そしてとうとうその足音の主はドアの前まで来る。


ドアノブがゆっくり回り、ドアが開く。

ぬっと気持ち悪く体を揺するその主は二人を見つめると片方だけの眼球とボロボロの歯でニカッと笑いこう言った。


「ただいま戻りましたよ~!私の可愛い生け贄ちゃんたち、キチンといい子にしていましたか~?


キヒヒヒヒ、そんないい子の生け贄ちゃん達には新しいお友達を紹介するね~」


しわがれた声で気持ち悪い声を発した主の頭には爛々と光る角が生えていて、背中には少女が担がれていた…


少女は和樹を探しに警察署をぬけた紺野ミクだった



~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

ET使いたちの能力はおいおい明かしていくつもりです。


因みに西尾君のETは‘強さの証明〈ストレングスン〉’です。効果は単純で、自分の体に負担をかけることで身体能力を底上げすると言うのものです。

通常60%位しか引き上げられませんが、西尾君は80%まで引き上げすることが出来ました。

因みに豚と戦っていた時は40%でした。

80%以上引き上げると全身の血管が切れて死にます

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