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2-006) リンチェの笑顔とイジェルラの依頼

 翌日。


 コタロウに乗って、ミレハも連れて、アカデミーのある王都、螺旋都市イジェルラへ到着です。


 いつも通り借りている厩舎にコタロウとミレハを預けると、足取りも重く転移門を使いつつものんびりアカデミーへ向かったわけです。


「はぁぁぁぁぁ~。」


 人もまばらな教室に入り、自分の机の上に鞄を置いた私は深くて重い溜息を一つ吐いてからよっこいしょ、と椅子に座った。


 昨夜のことを含め、今日の放課後の事を考えたら、本当に気が重い。


「おはよう、フィラン。 やだ、朝からひどい顔、それに深い溜息。 なにがあったの?。」


「……リーリ……」


 振り返ると、そこには、今日はいつもハーフアップにしている橙色と黒の斑模様の髪を珍しく編み込んでシニョンにまとめているリンチェだ。


「どうしたのよ? フィラン。」


 いや、なんでもないですよ~なんて言いながら、話題を変えるためにリーリの頭を指さした。


「いや、べつに……。 それより、今日の髪型すっごい可愛いね。 髪飾りも普段のよりちょっと豪華? よく似合ってる。」


「あら、ありがとう。 なんだか侍女が張り切ってやってくれたのよねぇ。」


 ニコニコと笑いながら、席についてそう笑うリンチェだが、侍女が張り切って髪型変えるとか何だろうか。


「侍女さんが張り切るようなこと、あるの?」


 そう聞けば、そうねぇ、とすこし考えるふりをして答えてくれた。


「我が家にお父様のお客様が来るのだけど、帰宅時間がそれにぶつかるみたいなの。 まぁ腐っても公爵家だから?お客様に対してはちゃんと挨拶をしなきゃいけないんだけど、帰宅後に一度、部屋に戻ってそこから髪や服を整え直して……なんてことをしていたら、とっても待たせちゃうでしょう? 使用人の動きで家の者が帰ってきたってお客様はわかっているのにそれって『挨拶にも来ないのか』って思われてしまうからよくないの。 だから帰宅したら失礼がないようにすぐご挨拶に行けるように、学生らしく慎ましくも清楚に見えてなおかつ崩れにくい髪型……なのよ、まぁ。」


「ほ……ほほぅ……。 挨拶とか、気にしなくていいんじゃないかな?」


「そんなわけにはいかないの。 相手を軽んじてる、なんて思わせたら失礼だものね。」


「……ソウナンデスネ……。」


 それからは、その髪型を作るのにどんなに大変だったか、とか、今日は絶対に制服を汚さないようにしなくちゃいけないんだとか、貴族は面倒くさいのよ、と言っているリンチェ。


 しかし私としては、その話題から話をそらしたはずなのに、まるでブーメランのようにしっかり手元に戻ってきちゃったなぁ、と、遠い目をしながらその話を聞くしかなかった。








『次の依頼が入った。』



 里の最奥……といっても、私の家の二つ隣、ルナークさんちの隣の家。


 里で一番大きいけれど、その屋敷の半分は温室、という完全に敷地面積のむだ使いなラージュさんのおうちの、リビングとして使われているそのでっかい温室で、ラージュさんが団長を務める旅団『水晶の檻』の面々は、各々の定位置でのんびり寛いでいる。


 ラージュさんは温室にある暖炉の前にある特注品の大きなロッキングソファに座っていて、ロギィ様はこちらも大きくてふかふかの大きめのカウチソファに座っている。


 アケロス師匠はものすごく重厚なつくりの……革張りに釘打ち? してある感じの厨二が一度は憧れるであろうゴシック様式な黒いソファに腕と膝を組んでいて、ヒュパムさんとマーカス様はしっかりした美しい応接セットの一人掛けソファにそれぞれ座っている。


 で、私はと言えば。


「フィラン、行儀悪いよ。」


「……みんな行儀悪いもんっ!」


 ヒュパムさんに無理言って、無理言って、いっぱい実験してもらって作ってもらった、もっちもちの特大の極上もちもちビーズクッション(ウレタンがないのにもちもちビーズ)にみっちり埋もれたまま、セディ兄様からホットチョコレートを受け取っています。


 すこし柑橘のさわやかさが足された、甘~い香りもしていて完璧に私好みの最高のホットチョコレートです、やっぱり兄さま大好き。


 みんなに大きめのマグカップ、ヒュパムさんとマーカス様には繊細なティセットで紅茶を入れた兄さまは、自分のマグカップをもったまま私の横にある背もたれのない丸椅子に座りました。


 ルナーク様とフェリーチタちゃんは帰ってしまったため不在です。


 はい、以上、旅団員紹介終了!!


 ……ではなく。


「次はタンアレスと伺っていたのですが、変わったのでしょうか? ラージュ様。」


 はい! と手を上げて聞いたマーカス様に、ロギィさんがそちらを向いて頷く。


「いや、マーカスはタンアレスに行くぞ。 2週間後には出発するから、明日、一度ルフォート・フォーマに帰って用意をしてからこちらに来るようにな。 あの国にはルフォート・フォーマからは入れないからイジェルラ経由で向かうんだ。」


「はい。 ロギィ様、わかりました。 でもそうすると次の依頼とは……?」


 って話しているんだけど、わたしはあれ? と思って手を上げた。


 ここではみんな、挙手をしてから話すのがルールなのです。


 たぶん空来種が3人いるからなんだけど(さて、だ~れだ? わかるかな?)日本みたいだね。


「はい! マーカス様、アカデミーは?」


 そう聞くと、何ものすっごい苦いお茶を飲んじゃったような、得も言われぬ微妙な顔をしたマーカス様が私の方を見ることなく、というよりは、あからさまに視線をそらして紅茶を飲み始めた。


「あ~、ちょっとアカデミーでトラブルがあってな。 今は試験で単位を取るときだけしか通ってないんだ。 ほら、座学はクエストの合間にアケロウス様が教えてくれるし、剣技は、ほら。」


 ちらっと、横目でロギィ様を見たマーカス様。


 あ、実践か。


 なるほど、と頷いたけれど、魔物の強襲(スタンピード)から生還した英雄が崇め奉られるのはあるとしても、トラブルとは解せぬ。


「で、そのトラブルって何ですか?」


 そう聞くと、みんなが気まずそうな顔をしたんだけど、あれ?


「え? なに!? みんな知ってるの? わたしだけ仲間はずれなやつ?」


「そんなつもりはないんだけど……ほら、フィランの嫌いな貴族的なあれこれだな。」


 相変わらず言葉を濁すマーカス様。


 だが、そんなことでひるまないぞ!


「貴族的……。 っていうか、なんですか? 歯切れ悪いはっきりしない言い方ですね……なに隠してるんですか?」


「まぁまぁ、フィラン。 ほら、お菓……」


「仲間外れ反対! お菓子じゃ騙されませんよ!」


 お菓子を差し出してきた兄さまの言葉を押しのけ、そうやって叫べば、はぁ~っと深い溜息をついたアケロス師匠。


「君も、アカデミーにいるときに貴族の政略結婚についていろいろと耳にしたでしょう。」


「そりゃいろいろ聞きましたけど、でもマーカス様は、どっかのお嬢様の婿養子に行くんですよね?」


「そう、何だけど……。」


「しつこい、と言うより悪質な貴族が多いのよ。」


 はぁ、とあからさまにため息をついたのはヒュパムさん。


「マーカス様の婚約はアカデミー入学前から決まっていて、議会でも承認を得ているしっかりした契約に基づいたものなのに、例の一件以来、いろいろとみっともなくしがみついてくる家があるのよ。 マーカス様の実家が侯爵位、婚家が辺境伯家で本当によかったわよね。 侯爵家や辺境伯家に圧力をかけられるなんて、公爵家が王家しかないもの。」


 大変よねぇ、貴族って、とため息をつくお姿も美しいですが、あれ? ちょっとまって? おかしくない?


「侯爵位? ヴァレリィ家って伯爵じゃありませんでした?」


 と、私が聞けばそういえば言ってなかったわね、と額を押さえるヒュパムさん。


「あの後すぐに某公爵家が没落してね。 その上、その家にかかわりのあった公爵家も降格されたのよ。 おかげで3つあるはずの公爵家が1つになってしまったの。 しかもその騒動で芋づる式でオイタがすぎた貴族が処分されて貴族たちはちょっと大変だったのよ。 まぁそんな中で、マーカス様の功績のおかげでヴァレリィ家は見事陞爵したっていうわけ。 あの話し合いの時、コルトサニア家は爵位を返上するって言ったでしょう?」


「そうでしたね。」


 言っていた言ってた~と、うんうん頷くとヒュパムさんが深い溜息を吐いた。


「実はあの後すぐに貴族院から返上届を突っ返されてね。 そのうえこれまでの社会貢献に感謝の意を表するとかで侯爵に陞爵されたのよねぇ……本当に面倒くさいったら。」


 今なんかさらっと聞き逃しちゃいけないこと言った!


「まって、ヒュパムさん貴族様まだやってるってことですか? しかも侯爵になったんですか!?もしや私、侯爵家当主に毎日ご飯作らせてたってことですか!? ものすっごい不敬って奴じゃない!?」


 不敬罪ッて懲役何年ですか!? と慌てると、やだ、まさか! と笑い始めたヒュパムさん。


「侯爵になったからやっぱり爵位返上しない、なんて恥ずかしいことしないわ。 第一、そんな面倒くさい世界はもう結構よ。 安心して頂戴、コルトサニアの爵位と領地をトーマに押し付けてやったわ。 もちろん、うちの使用人たちも全部込みでね。 だからトーマは侯爵家当主としてもとっても忙しそうよ。」


 うふふ、と。すっごい楽しそうに微笑むヒュパムさん。


 だけど……。


「おおぉぉ、ご愁傷さまです、トーマさん……」


 そんな簡単に、商会も爵位も領地も使用人も……あ、全部か。


 全部押し付けられたがトーマさんのあの激やせの理由はこれか……これから本当に心配……ストマックがストレスフルでちはやぶるってないだろうか……(意味なし)。


 あぁ、それよりも仕事めっちゃ増えてて寝る暇あるんだろうか。


 胃薬の他に睡眠導入剤とかエナジードリンク的な物も必要かもしれない……。


 ドリームウェルカムなやつとか、元気がはつらつしちゃう奴とか、翼生えちゃう奴とかねっ!


 いつの日か全部作るので、それまでは社畜として元気でいてくださいね、と、ルフォート・フォーマの方角に合掌するのと同時に、だからときおり、嫌がらせに急遽な会議入れられるのでは? と思ったけれど言うのはやっぱりやめておいた。


 だって、被害が大きくなりそうなんだもん。


 とりあえず気を取り直してマーカス様を見る。



「この流れだと、どっかの家から婚約取りやめてうちに婿に来いって言われてる?」


 と言うと、マーカス様、めちゃくちゃしかめっ面になる。


「ありえないけどね。 それに、それも多いんだけどそれよりも厄介なんだよ。 愛人でもいいからとか寄ってくる下位貴族の令嬢が結構数いて……。 今回のクエストも本当は同行せずアカデミーに通う予定だったんだけど、父の知り合いの家の令嬢の誕生会で……まぁその、飲み物に媚薬まぜられてな……。」


 ビヤクヲマゼラレテナ?


 え? は?


「……媚薬盛ったり盛られたりする15歳ってどういうことですか!? 馬鹿なの?」


 とまぁ、びっくりして声を出すと、くくくっとわらうロギィさんやアケロス師匠。 それから、言葉遣い……と苦~い顔をした兄様や、品がないわよねぇ、と心底呆れた顔をしたヒュパムさんの顔の対比ったら。


 まさにそう! 天国と! 地獄!


「……よくある事なのよ。」


 やれやれ、と言いながらマーカス様に紅茶を進めるヒュパムさん。


「貴族怖い……。 本当に怖い……。」


「本当よ、捨てる事が出来て万々歳だわ。」


「爵位返上と当時に気苦労が90パーセント消し飛んだな。」


 はぁ~とため息をついたヒュパムさんと兄様。 よっぽど苦労してたんですね(主に女関係)とおもいつつ、15歳に媚薬は駄目だろ……副作用とか怖いじゃないと私もため息が漏れた。


 だって、犯罪じゃん!?


「で、マーカス様、それは大丈夫だったんですか?」


 心配して聞くと、それには素直に頷いたマーカス様は、胸のポケットから見知った小さな瓶を取り出した。


「このフィランの作った万能解毒薬のおかげですぐに対処できたからね。 むしろ大変だったのはその後の事務処理だよ。 その流れで当分アカデミーは試験だけ出席するだけでいいことになった。 正直、アカデミーに行くよりも全然勉強になるから逆によかったよ。 父上は羨ましがってるしな。」


「そりゃこの面子ですからそうですよねぇ……それにしても、それはそんなつもりで渡したわけじゃなかったんですよ? 役に立ったならいいんですけど。」


 あの言い方だと媚薬飲んじゃったのかー……と渋い顔しながらも、大事に至らなくて本当によかったと胸をなでおろし、さらなる効力の強い解毒剤を作ろうと私、心から決心した。


 しかし、貴族の女、怖いな!


 自分だってまだ未発達、未成熟な体なのに媚薬持っちゃうの? 子供出来たらどうするの? あ、それはそれで万々歳なのかな? いやしかし本当に馬鹿なの? って思いながらホットチョコレートを飲んでいたら、ものすごく顔に出てたんだろう。


「それを指示する親もいるからな。 それにその逆もまた、しかりだ。」


 少し困った風に笑顔のセディ兄さまが私の頭をなでた。


「だからルフォート・フォーマのアカデミーに通っているときや、今でも、フィランには危ないことをするなと散々言っていただろう? 向こうに比べればイジェルラは陽気な国民性だからそんな危険性はあまりないけれど、今後も十分気を付けるんだぞ。」


「……う……。」


 ……兄様、笑顔なのにくっそ目が怖いです。


「い、いや~それで、新しい依頼って何ですか??」


 話をそらそうとしてはい! と挙手すると、私たちの話を聞きながら残務書類に目を通していたラージュさんが顔を上げた。


「今回の依頼は、二手に分けて行う。 ロギィ、マーカスのタンアレス組と、イジェルラ組だ。 依頼内容は『イジェルラ王都内の不穏分子及び犯罪組織のあぶり出し』。 セディ、フィランのアカデミー組にも手伝ってもらう。」


「え……?」


 何それ、めっちゃ嫌な予感しかしないやつじゃないですか。


 身構えていると、アケロス師匠がため息をついた。


「依頼主はイジェルラ国ルクス公爵家当主リンクス殿を筆頭とした3公爵家と4侯爵家です。 イジェルラ王都内で児童誘拐と違法商売が蔓延っているようでその調査です。」


「あら、それって旅団に依頼する内容かしら? この旅団の立ち上げの時に、絶対に政治加入はしなと公表したでしょう?」


 そう言ったヒュパムさんだが……わずかに商人の顔になってるからたぶん何か知っているようだ。


 そしてアケロス師匠はそれを肯定した。


「そのスタンスは変わりません。しかしあの魔物の強襲で、少々イジェルラには借りがありましてね。 今回は今後のためにもそれきっちり返す目的もあるんですよ。 何なら多大なる貸しもできます。」


 なるほど、と頷いているみんなだが、私はそれどころではない!


「今回私は関わりたくないです!」


「おや、どうしてですか?」


 不思議そうにしているアケロス師匠だが、もう、だって……その公爵家って……。


「フィランちゃんのお友達の家なのよ。」


 ヒュパムさんが私の顔を見てくすくす笑っている。


「そう、仲良く職員室で怒られるくらい仲良しだな。」


 渋い顔をした兄さまが笑った。


「余計に都合がいいな……。」


 それを聞いたラージュさんが頷いた。


「明日、公爵家へ秘密裏に行くことになっている。 ヒュパムには『コルトサニア商会名誉会長』として少し目立つ様に屋敷に行ってほしい。 私たちとはそこで、落ちあおう。」


「えぇ、了解した……」


「はいっ!」


 って話し始めてるけどちょっと待った!


「嫌だって言ってんのに、ラージュさんはいつから言葉も通じないアホウになられたんですか? あ、そう言えば昔からでしたね、この野郎。」


 本当にお前にされた恨み、心から忘れてないからな、と睨みつけてみれば、(正直ラージュさんも神様にいろいろ押し付けられてた人なので、同情はしますが、ホウレンソウを忘れたのは絶対許さない。)ラージュさんは一枚の紙をぺらっと私の方に投げ飛ばした。


「この娘がその友達だな。」


「……え?」


 紙に描かれた絵姿は……すっごいお姫様だから一瞬迷った。


 けれど、よく見てみればだいぶん盛ってあるけれど確かにリンチェのようだ。


「そう……ですね、うん。 リーリです。」


「内容を読んでみろ。」


 指示され、もう一枚付いている紙に目を走らせる。


「えと、イジェルラ国筆頭公爵ルクス家の一人娘の婚約破棄とその後の……誘拐……?! ちょっとどういうことですか!」


 なんかめちゃくちゃ物騒っ! と聞けば、ラージュさんは溜息をついた。


「ルクス公爵の一人娘のリンチェ嬢は、確かイジェルラ国第二王子の婚約者だったな。 それがアカデミーの入学式の時に派手に婚約破棄された。 社交界では話題の茶番劇だが、それがその娘を欲しいって馬鹿が裏で介入しているらしい。 大金が動いている。」


 大金、誘拐?


「え? リーリが金銭目的で誘拐されるってことですか?」


「いいえ、違います。」


 溜息をついた師匠が私の傍に来て、ある一文を示した。


「リンチェ・ルクスを誘拐して……タンアレス国へ移送?」


「そう。 リンチェ嬢を買いたいと言っている馬鹿が東の国にいるんです。」


 人身売買だ!


 目の前が真っ暗になるくらいぞっとしていると、ラージュさんがため息をついた。


「だから、フィランにも協力してもらうぞ。 お前だって、友達を守りたいだろう?」


 意地悪そうな顔だけど、だけど友達の危機には頑張って身を張りたい!


 そう、あの時みたいな思いは、もう二度とノーサンキューなのです。


「もちろんやりますっ! リーリのために頑張りますよ!」


 でも、でも……っ!


 私は天井に向かって大きく声を張り上げた。


「神様の嘘つき! 今度こそは、極甘スローライフを楽しめって言ったじゃないですかぁ! これ、何処がスローライフなんですかー!!!」

いつもお読みくださり、また誤字脱字報告、いいね、ブックマーク、評価も本当に!

ありがとうございます。感謝の涙で枕がびしょぬれです。


ここまでがストック分ですので、ここから先はのんびりお付き合いください。


ちなみに作者は、登場人物が大好きで大好きで、アル君も魔女さんも大好きだったわけですが、閑話の御希望がありましたらこっそり教えて頂けると10話ごとの節目に細々書く所存です~。


ネタバレになりそうな人物はそっと核心に触れないギャグ話をのさせていただきます(^^

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