表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
萌葱色の変奏曲  作者: アフロペンギン
黒い雪原編
74/607

第四十章「増援のレジスタンスギルド」

どうも、アフロ月です。

熱い展開になってきたぜ!

 黒い雪原編

 第四十章「増援のレジスタンスギルド」




 ここは、白の国レジスタンスギルド。


「ユキ君、大丈夫?」

「ああ。いいから、お前は他の奴等を診てやってくれ。」

「う、うん……。」


 女性・真白井ましろい モチは、ユキのことを心配しながらも、ギルドの他メンバーのもとへ駆けていった。


「いってぇ……。」


 脇腹を抱える真白井ましろい ユキは、多量の汗を流している。

 他の奴等をと言ったが、ユキも相当の重傷だった。


「血があまり出てないのが幸いか……。」


 呟きながら、ユキはこう思った。

 劣勢だ。

 青との交戦で、負傷者も増えてきている。

 籠城するには、少しばかり……いや。かなり無理があったかもしれない。

 防衛戦もここまでか。


「…………参ったって言ったら楽なんだろうなぁ……。」


 苦笑するユキ。


「ユキ君!怪我見せて!」


 すると、診察し終わったのか、モチがユキのもとに駆けてきた。


「ん。」

「……!!……待って、すぐに治すから。」

「頼む。早く前線に戻らねぇと。」

「無茶するな…………って言っても無駄だねぇ~。」


 決して笑顔を絶やさない、モチ。


「まあな。」


 無茶しても戦う。理由は勿論、ついてきてくれた仲間の為。自分の為。


「格好つけてないで。ほら、本当は安静にしておかないとダメなんだけどねぇ。」

「ありがとう、モチ。」

「うん。」


 それに……モチの為。


「ひゅーひゅー。」

「……誰だ、からかってるのは。」

「私。」

「………………。」


 ………………予想もしない人物が、そこにはいた。


「……は……?お前……ハツガ…………!?」

「違う。灰色の死神。」


 二つ名を相当気に入ってるようだ。

 いや、それはともかく……。


「何でお前がここにいるんだよ!?」

「助けに来た。」

「助けにって……お前な!?折角脱出させてやったのに……!!」

「隊長!!」


 言い合っていると、仲間の一人である男が叫んだ。


「どうした!?」

「増援です!!」

「なっ……また青の奴等が来やがったのか……!!分かった、すぐに俺も出る!!」

「あ、いえ……違います。」

「違うって、何が……!!…………まさか……。」


 ユキはハツガを一瞥した。


「味方の増援です!!十数名が加勢してくれています!!」

「一体どこから……。ハツガの仲間か……?」


 ハツガはこくりと頷いた。

 ユキの中にある何かが……沸々と沸き上がる感じがした。


「さらに前線から、加勢により優勢になっていると報告がありました!!」

「なっ……!?」


 もしかして……勝てる……?

 ユキは近くにあった台に乗り、こう叫んだ。


「お前ら!!これは願っても無いチャンスじゃねえか!!これをむざむざ逃すわけにはいかねぇよな!?」

「「おおおおおおお!!!!!」」


 士気は高まった。


「真白井ユキ、出る……!!」



 ・・・・・・・・・



「はーーーはっはっはっ!!!久々に暴れられるぜ!!!」

「霧雨の親父って、あんなキャラだったのかよ……っと。争離そうり!!」


 前線で主に活躍している二人。

 イツキの親父と日光だ。

 どちらがより多くの相手を倒すことが出来るのか、競争しているらしい……。


「……油断しないでくださいよ?」

「すぐに調子に乗りそうで心配ですわ……。」


 イツキとヒラメも、二人ほどではないが、活躍している。

 襲いくる敵を次々となぎ倒していくのだ。


くれないさん、そっちに行った。」

「了解。ありがとう犬槇いぬまき。」

「犬槇さん!紅さん!こっちは完了です!」

「おし、了解だ神崎。」


 犬槇、紅、まぐろの三人は負傷したレジスタンスギルドのメンバーを救出。

 まぐろがギルドまで連れていく間、犬槇と紅が敵の足止めをしているのだ。

 他の場所でも、ミノリを筆頭に救助活動にはいっている。


「まだ来るか……。」

「うわっ、親父……。」

「うわ?うわってなんだよイツキ。」

「いや……そりゃ乱戦してたらこういうこともあるけどさ……まさか親父だとは。」


 単刀直入に言うと、囲まれた。まあ、圧倒的に数が違いすぎるので仕方無いのかもしれない。


「イツキ、いけるか?」

「じゃないとここまで来てねぇよ。」

「そうか……!日光との勝負の邪魔だけはすんなよ!!」

「はいはい。」


 突破口を見出だす。

 イツキと親父は、敵の群れに突入していった。


妃懦莉ひだりか。」

「?……日光さん。どうかしましたの?」

「いや……乱戦は平気か?」

「経験はありませんわね。」

「じゃあ1つ言っとくわ。don't stop。あと、周りには気を配れ。」

「あの……1つじゃありませんわ。」


 同じく日光、ヒラメも。

 突入していく。


「進め!!お前ら!!」

「私も。」

「ハツガ……!頼むぜ……!!」

「灰色の死神。」

「……はいはい。頼むぜ、灰色の死神……!!」

「任せて。」


 ギルド内に居たユキ、そしてハツガも参加する。

 しかし、忘れてはならない。

 増援の可能性は敵にだってあることを。

こんにちは、アフロ月です。

萌葱色の変奏曲を読んでいただき大変恐縮です。

いかがでしたか?

レジスタンスギルドに加勢したイツキ達。

ミノリに諭されてやってきたのですが、もし加勢せずに黒の国へ向かっていたらどうなっていたのか……。

可能性は無限大!!

最後に、後書きまで読んでくださった読者の皆様に感謝を込めまして……またお会いしましょう。

Thank You。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ