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萌葱色の変奏曲  作者: アフロペンギン
黒い雪原編
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第三十二章「履いてない」

どうも、アフロ月です。

某モンスター収集&育成ゲームを買いました。

結構昔のなんですけどね。

とりあえず最初の相棒を♀が出るまで粘ってみました。

 黒い雪原編

 第三十二章「履いてない」




「……あれー……?無いな……どっかに忘れてきたのか……?」

「どうかしたのかね?イツキ君。」


 夜、居間ではイツキが探し物をしていた。


「下着が一着足りないんですよね。レイさん知りません…………って、知るわけないか。」

「…………そうだねぇ。」

「おいこら。何を隠してやがる。」


 レイは顔に出るタイプの人だ。今も焦っているのが見てとれる。


「……な、何も隠してないのだよ!!」

「そうですね……隠すところ無いですもんね。その膝掛け以外。」

「ふぇ!?」

「取ってもらえますか?」

「いや……それは……さ、寒いから……。」

「…………まさかとは思いますけど、俺の下着履いてませんよね?」

「ふぇ!?」

「返せごらぁぁ!!!」


 イツキは膝掛けを無理矢理捲った。


「…………あれ?」


 ……履いてない……?

 どころか、レイは自分の下着すら履いてない……だと……。


「イ、イツキ君のえっちー!!」

「あ、いや、これは違うっ……!!」


 レイが膝掛けを奪い取ると、下腹部を押さえた。

 そういえば……あの日レイは上しか着用していなかった。


「どうかしました?」

「ミノリさん!イツキ君がっ、イツキ君がぁ!」

「いやああああ!!やめてレイさん!!」



 ・・・・・・・・・



 次の日……。

 二重薔薇ふたえばらの悲劇を免れたイツキは、村を発とうとしていた。

 因みに、下着は見つからなかったので諦めた。


「頑張ってね、イツキ君。」


 村人に肩をまわしてもらい、なんとか立っているレイは、皆の見送りをしていた。


「レイさんも。リハビリ出来そうなら、やった方がいいですよ。」

「そうだね。……追いつくから。」

「はい。」

「うう……レイ先輩……。」


 駆け寄るまぐろ。

 彼女は涙を溢していた。


「ありがとうございました……レイ先輩がいなかったら、私、私……!」

「うん。感謝してほしいね!謝礼金は10万円は欲しいかな。」

「10万……ですか……。」

「いや、まぐろ……乗るな、乗らなくていい。」


 まぐろも変わった。

 沢山の仲間にもまれたからだろう。

 その仲間の一人にレイがいる。

 それは忘れちゃいけない。


「……レイ!」


 と、叫んだのはヒラメだ。


「なんだい?ヒラメちゃん。」

「た……楽しかったですわ!また……また一緒に冒険しましょう!」

「うん。勿論なのだよ。」


 すると、ヒラメを皮切りに続々と思いを告げ始める仲間達。

 ……同時に喋っているので、何を言っているのか聞き取れないが……。


「ありがとうなのだよ。」


 レイは笑顔でお礼を言った。


「それじゃあ、そろそろ出発しようか。」


 目指すは黒の国。

 イツキを先頭に、霧雨一行はマキ村を旅立った。







「あ、イツキ君!」


「…………………………はぁ……はぁ……ちょっ、なんすか。折角いい感じだったのに。」


「これ。」


「……手紙ですか……?」


「正解!これ、私が戻ってくるまで預かっててほしいのだよ。」


「……?いいですけど……読んじゃ駄目なんですか?」


「もし……私が、イツキ君の旅の終わりに間に合わなかったら。その時は読んでいいのさ。」


「はあ…………分かりました。それじゃあ、待たせてるんで。」


「うん!元気にいっておいで!バイバイ!」


「違うでしょ。『またね』でしょ?」


「……イツキ君…………。」


「はい。」


「それは寒いよ。」


「いや、だからいい感じだったじゃないすか!!」

こんにちは、アフロ月です。

萌葱色の変奏曲を読んでいただき大変恐縮です。

いかがでしたか?

さあ、黒の国へ出発したイツキ達。

徒歩で向かうとなると大変です。僕はよく外に出掛けるんですが、やはり徒歩は時間がかかります。

でも健康にはいいですよ、皆様も是非。

新しい発見があります。マジで。

最後に、後書きまで読んでくださった読者の皆様に感謝を込めまして……またお会いしましょう。

Thank You。

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