第五十章「南鞠探検隊!」
また寝落ちかー。
桃の国解放戦線編
第五十章「南鞠探検隊!」
「南鞠!!!」
イツキが叫ぶも、彼女は聞く耳を持たなかった。
南鞠が向かうのは、恐らくまぐろのところだ。
『まぐろちゃんが何者か』……その言葉が頭をよぎる。
「まぐろ……。」
一刻も早くこの穴から脱出しなければならない。
南鞠を落とすための穴で、相当深くしたこの穴からの脱出は、厳しいものになりそうだ。
「……。誰かに声が届かないか……?」
・・・・・・・・・
一方、地上では。
「えっと、まぐろちゃんはどこに逃げたっけ……?」
南鞠がまぐろのことを探していた。
「……ん?」
何かが迫ってきている感じがして、南鞠は上を見た。
そこには片手光線銃を構えるハツガがいた。
「気付いた……。」
「気付けて良かったよ!」
武器の布で、光線を受ける。
軍配が上がったのは布で、傷ひとつついていない。
「ちっ。」
「ほっ。」
南鞠が布を掴み手を翻すと、ハツガに布が巻き付いていく。
「!?」
「どう?動けないで……しょ!」
そのまま放り投げる。
「ふぐ……。」
風圧で、上手く地面に着地出来なかった。
「……。」
頭から突っ込んだハツガは、首から上のみ地面にめり込み、へなへなとへたりこんだ。
「じゃあ、まぐろちゃん探しの続きだね。南鞠探検隊、出発ー!」
目的を別とした、南鞠探検隊が、まぐろを探し始めた。
・・・・・・・・・
桃の国は解放した。
着実に実力も付けて、イツキ達は世界を取り戻している。
だが……まだ彼らは気付いていないのだ。
その裏で、違う何かがうごめいていることに。
桃の国解放戦線編・終了。
萌葱色の変奏曲を読んでいただき大変恐縮です。
いかがでしたか?
桃の国も終わりました。
ただ、敵国は入れずに数えると4ヵ国なんですよねぇ。
が、頑張ります。
それではまたお会いしましょう。
Thank You。




