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萌葱色の変奏曲  作者: アフロペンギン
桃の国解放戦線編
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第三十八章「お客様は」

お客様はって……?

桃の国解放戦線編

第三十八章「お客様は」




「「じゃーんけーんぽん。」」

「……これ、なんだっけ?」

「紅様はM字開脚、私はこれが〇〇〇!ですので、私の勝ちです。」

「あっ、そうね。じゃあ……。」

「はい。あっち出してホイ。」

「あっ!?」

「噴射ですね。」

「やってしまった……!」

「もうやめてください!!」


黄の国傭兵育成機関へとやって来た日光ひびかり一行。

機関名は『花園はなぞの踊場おどりば』。

長に会うために、はるばるやって来たのだが……どうやら先客がいたようで、別室で待機していた。

ミノリ考案の『ミノリじゃんけん・セイッ!!』を紅とミノリがやっていたが、卑猥な内容の遊びから、雨燕は痺れを切らしたようだ。


「なんでしょう、雨燕様。」

「なんでしょうではありません。その下品なあっち向いてホイはなんですか!恥ずかしいです!」

「やってみれば結構楽しいわよ。」

「紅さん侵食されないで!?日光ひびかり 群彰ぐんしょうとヒラメさんはノックアウトされてます!!」

「耐性が無かったのね……ミノリ、続きやりましょう。」

「はい。雨燕様もやりますか?ルール説明をしてあげますが。」

「やりません!もういいです、勝手にしてください!」

「言わずもがなでございます。いきますよ紅様。」

「ええ!」


頭を抱える雨燕だった。




グー=拳を突き出す=これが〇〇〇!

チョキ=逆Vサインを両手で出して、人差し指をくっつける=M字開脚

パー=両手で花を作る=蝶々と花弁

じゃんけんの勝者が「あっち出してホイ」と言いながら上下左右好きな方へ指さす。

もしその方向へ向いた場合負けになり、この負けた状態を噴射と言う。

別の方向を向いた場合はじゃんけんからやり直し。


「こんな感じですね、皆様も是非。」

「いや、やらなくて良いですよ!?」



・・・・・・・・・



「「じゃーんけーんぽん!」」

「くっ……やるわねミノリ。まさかM字開脚でくるとは思わなかったわ。」

「紅様が蝶々と花弁を出すのは予想出来ました。では……あっち出してホイ!」

「ほっ!」

「……ほお……中々任意の方向へ出してくれませんね。噴射してもらわなければ困りますのに。」

「何時までも同じままと思ったら大間違いよ。」

「フッ……。」

「フッ……。」


握手を交わした二人。

二人の大きな友情が芽生えた瞬間だった。


「意識が朦朧としている……。」


この状況に耐えていた雨燕も、すでにフラフラだ。

いつ倒れてもおかしくはないだろう。

早く長に会えないものだろうか。


「お待たせしたですよ!日光一行さ……ど、どうしたですか皆さん!?」

「な、なんでもありません……。」


苦笑する雨燕。

まさか卑猥な状況に耐えていたとは言えまい。


「は、はあ……それでは長のところへ案内するですよ!」



・・・・・・・・・



疲れきった体で、廊下をダラダラと歩く。

失礼なのだが、正直それどころではないしタレミミも許してくれた。


「…………。」


そんななか、向かいから歩いてくる一人の人間がいた。

人間はいないとタレミミは言っていたので、恐らく先程まで長と話していたお客様だろう。

第一印象は……なんと言うか黒い。

そして冷たい。


「こんにちは。」

「……こんにちは。」


日光が挨拶をした。

軽く会釈をしながら相手も返してくれたのだが……ただ一人、日光一行の中で様子がおかしい者がいた。

雨燕だ。


「……。」


雨燕は何も言わなかった。

……いや、言えなかったのだ。

彼女の顔を知っているのだ。

その顔は青の国で見た。


「雨燕?」

「……!!!」


冷たい。

名前を呼ばれただけで悪寒がした。

綾かしら坂上先生

「…………久しぶりね。私よ、夜咫乃やたの カガミ。」

「…………はい。お久しぶりです。」

萌葱色の変奏曲を読んでいただき大変恐縮です

いかがでしたか?

眠いね。

Thank You。

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