第二十五章「雛椋鳥・優勢?」
レイ「また寝落ちっすかパイセン(笑)」
カサ「擁護出来ないぞ。」
ミノリ「なんて人ですか。」
桃の国解放戦線編
第二十五章「雛椋鳥・優勢?」
「動けるのは!?誰かいないのかよ!?」
「す、まん……イツキ……!!」
桃の国解放戦線。
その舞台となっている公園では、解放をする霧雨一行と占領し統治していた青の幹部ヒナが戦っていた。
金髪キャスケットの少女、ヒナは双剣を用いて鋭く、さらに手数の多い攻撃を繰り出してくる。
「ぐっ……!くそっ……!」
霧雨イツキが応戦するも、他に動ける者はいない。
「ごほっ……。」
「大丈夫ッスか、カサ……!」
「ああ、問題無い……。だが……。」
「圧倒的な気迫に圧されたッスね。得体の知れない何かに飲み込まれるような、そんな感じだったッス……。」
「力が入らないな……。」
苦笑するカサ。
否……正確には、力なく笑ったというべきだろう。
「……動けるのはイツキだけか……申し訳無いが……頼むぞ……。」
カサは崩れるように意識を失った。
・・・・・・・・・
「クロロホルム博士ー!」
「なんだねニッケル君。」
紫の国に存在する、とある研究室。
数々の発明をしてきたクロロホルム博士と、助手のニッケルがその研究室に居た。
クロロホルムはどうやらまた何かを発明しているらしい。
「クロロホルム博士、次はどんな発明を?先程みたいな、瞬間育毛剤なんてくだらない発明はやめてくださいね。」
「……くだらなくないと思うがね。」
クロロホルムは右方にあった赤色の液体を白色の液体と混ぜた。
「フフ……完成だよニッケル君!」
「はいはい。それで、次は何を?」
「少し冷たくなったね……まあいいだろう。これは『惚れ薬』だ。」
「ください!今すぐ!!」
「急変したねニッケル君……。しかしこれはまだ試作段階でね。被験者が必要なんだよ。」
「では早く被験者を探しましょう!」
「いや、もういるから大丈夫だ。」
「誰ですか?」
「今まで、海岐華 レイという者に協力してもらっていた。」
「成程……では迅速に届けましょう。」
「やる気だねニッケル君……。」
・・・・・・・・・
「へっくしょいちきしょい!」
「ど、どうしました、レイさん。」
「噂されてる気がする! 」
萌葱色の変奏曲を読んでいただき大変恐縮です。
いかがでしたか?
寝落ちっすよ、ええ!寝落ちなんすよ!
いつの間にか夢の中っすよ!夢見てないけど!
……すまんね、楽しみにしててくれる方たちよ。
後書きまで読んでくださってありがとうございます。
Thank You。、




