第二十二章「霧猫とエト」
霧雨+三猫又は茶々猫or黒猫or白猫=霧猫
日光+カサ=日傘
霧雨+雨燕=豪雨
桃の国解放戦線編
第二十二章「霧猫とエト」
「受け止める……しょ、正気かイツキ!?」
「正気です。……ただ、一人じゃ無理です。お願いできますか?」
「…………。」
歯がゆい……というような表情で、茶々猫は渋っていた。
白猫や黒猫も同様だ。
「……!来る!」
「オオオオォォ!!!」
エトの拳がイツキをめがけて放たれる。
密度の濃い光が向かってくる。
「高エネルギー……!」
「避けるのだ!!」
緊急回避する四人。
白猫がかすり傷を負ったが、かすり傷で済んで良かったと考えるべきだ。
「へっ……避けるのか。」
「当たり前でしょ。」
「……イツキ。」
耳打ちをしたのは茶々猫だった。
「お主の案に乗る。四人で受け止める。……だが、その後はどうするのだ?」
「大丈夫です。手は打ってありますから。」
そう言うと、イツキは手招きをして駆け出した。
訳が分からなかったが、茶々猫、黒猫、白猫はついていった。
「反撃ってやつか?」
「はい。やられっぱなしじゃ勝てませんから!」
拳を構えるエト。
エネルギーが来たら終わりだ。
来る前に押さえるしかない。
「一列に!!」
「「「おう!」」」
イツキを先頭に、縦に並ぶ四人。
「最後の砦は白猫さんです。……頼みます。」
「うんー!任せてー!」
「…………わざわざやりやすいように並んでくれたか。何を企んでいるのか知らないが……。」
イツキらが射程圏内に入り、エトは拳をイツキへと打ち付けた。
「ぐあっ!!!!」
「ぬっ……!!!」
「ぐっ……!!!」
「ぬあああ!!!!」
叫び、堪える。
イツキ、茶々猫は鼻血を出していた。
「あああああ!!!」
「堪えろイツキ!!」
「なっ……!?勢いが……!!」
エトはさらに力を込めた。
イツキらに大きな質量が重くのしかかる。
「ぐおおおお!!!!負けん!!負けんぞぉ…………ぉぉ!!!」
「ぐおおおおではない、イツキ!!笑わせるな!!」
そして……止まった。
「受け止めたのか……俺の一撃を……!?」
「黒猫さん、白猫さん!!」
「「おう!」」
黒猫と白猫がもう片方の拳にしがみつく。
……エトは動けなくなった。
「くっ……!!だがどうする気だ?お前達しかいないなら攻撃するやつが……。」
「ここにいるぞ。」
現れたのは、戦斧と槍を合わせた武器ハルバードを手に持つカサだった。
「ずっと……隠れてやがったのか……?」
「チャンスを逃してはならないからな。では。」
カサはエトめがけて、ハルバードを振り下ろした。
萌葱色の変奏曲を読んでいただき大変恐縮です。
いかがでしたか?
ふらふらと家に帰りつき、この小説を書いているときが幸せでございやす。はい。
でも布団にくるまっているときの方が幸せかも…………いやいや、それは比べちゃいけませんよね。
布団の圧勝ですわ。
それでは、後書きまで読んでくださってありがとうございます!
Thank You。




