第十四章「サゴの記憶~2~」
ミノリ「作者様はまた寝落ちしたようです。」
ヒラメ「信じられませんわ!」
桃の国解放戦線編
第十四章「サゴの記憶~2~」
「……ふぅ……それで?他に聞きたいことはあるか?」
五杯目の紅茶を飲みきったオナガに、サゴは頬に汗を一筋垂らしてこう返した。
「いや……もういいッス。」
「遠慮しなくていい。ましてや子どもが遠慮するものではないと思うがね。」
「……じゃあ、一つだけ。」
「ん。なんだね。」
それは触れていいものか迷ったこと。
核心に迫りそうで怖かった質問。
「青に襲撃されて、緑の生活は一変したッス。……青はどうなったんッスか。」
「ん、そうだね……失業者が減ったかな。」
「それは緑から居場所を奪っただけじゃないッスか!!」
「騒がしいのは嫌いじゃないが、あまり大声は出さないでくれたまえ。」
「……すまねッス。」
「いたちごっこになるだけだと思うがね。」
「え?」
サゴは眉を寄せた。
「どういうことッスか?」
「緑がやっているのは、所謂奪い返しだ。また不幸になる者は出てくる。」
「同じ人間なのに……。」
「同じ人間だからさ。人間というのは、何かを犠牲にして何かを守っているのさ。」
「…………変えるには。」
「ん?」
サゴがボソッと言ったが、オナガにはよく聞こえなかった。
「この状況を変えるにはどうすればいいんッスか。」
「ん、そうだね、取り敢えず緑を止めてみるのはどうだ?」
緑というと……イツキ達のことだろうか。
「イツキさん達を止める……?」
「彼らがしていることは、所謂奪い返しだし、それはキミの考えにとっては邪魔になるはずだ。」
「……成程。」
「青に入らないか……それなら少なくとも簡単に彼らに会う事が出来る。」
「…………すまねッス、カサ、ヒラメ様、イツキさん……。その話乗ったッス。」
萌葱色の変奏曲を読んでいただき大変恐縮です。
いかがでしたか?
今回は短くなっています、すみません……!
昨日も寝落ちしてしまいまして……気を付けます……!
それでは!
Thank You。




