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萌葱色の変奏曲  作者: アフロペンギン
桃の国解放戦線編
159/607

第十章「双子の兄」

ヒバリ「……。」

 桃の国解放戦線編

 第十章「双子の兄」




挿絵(By みてみん)

 緑髪の少年、霧雨イツキ。

挿絵(By みてみん)

 前髪を分けたクールな少女、カサ。

挿絵(By みてみん)

 かきあげられた髪の少年、サゴ。

 イツキとカサとサゴは仲間だ。

 それは間違いない。

 カサとサゴは双子だ。

 それも間違いない。

 ……何故こうやって敵対しているのかが分からない。

 それも間違いない。

 しかし……間違いであってほしかった。


「あれ?思ったより驚いてないんッスね。」

「……黒猫さんに聞いていた。お前がここを統治しているって。」

「……黒猫さん?……俺も知らない仲間ッスか。」

「三ヶ月だもんな。サゴと別れて。」


 始まりは緑の国。

 都市・二重薔薇ふたえばらそので出会ったのが最初だった。

 やがてクローバーという町で、サゴは囮としてイツキ達霧雨一行を逃がしてくれたのだ。


「行方不明で……ずっと探してたよ。」

「そりゃ有り難いッスけど……俺、青に居たッスから。見つけられなかったのも無理はないッスよ。」

「何してた?」

「遊んでいたッス。」

「……遊んでいただと?」

「そうッスよ。ヒナちゃんとずっと遊んでいたッス。そのおかげで随分と鍛えられたんッスから。」

「……。」


 遊んでいたとは、どうやら言葉通りの意味ではないらしい。

 確かに顔つきが少し変わったか。


「……サゴ。戻ってくるつもりはないのか?」

「イツキさんはどうするつもりッスか。」

「最後に決めるのはサゴだ。だけど…………俺は、お前を連れ戻すよ。」

「……そッスか……。」

「カサもそうしたいだろうし。」

「……む……私か?」


 ボーっと惚けていたのか。

 カサの反応が遅れた。


「カサ……久しぶりッスね。」

「久しぶりだと?私には青に知り合いはいない。」

「……カサ?」

「私は刃を向ける。目の前に居るお前は敵だ。」


 カサは槍を構えた。

 顔つきが変わり、その眼はきつく鋭い視線を放っている。


「こっちもッスよ。俺に刃を向けるなんて、妹じゃなかったッスね。」

「…………!!」

「サゴ、お前な……!」

「いくッスよ。」


 イツキの言葉を無視して、サゴは突っ込んできた。

萌葱色の変奏曲を読んでいただき大変恐縮です。

いかがでしたか?

出番が無いね、ヒバリ!

Thank You。

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