表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
萌葱色の変奏曲  作者: アフロペンギン
黒い雪原編
110/607

第七十六章「姫蜘蛛」

まぐろ「はい!三回目である今回は、レイ先輩のイントネーションです!」


レイ「やった!久々の出番なのだよ!」


イツキ「どうも、レイさん。」


レイ「ひゃあ~!!イツキ君!会いたかったのだよ~❤」


まぐろ「海岐華 レイは、どういうイントネーションなんですか?」


レイ「海岐華は、『トレカ』と同じで、レイは『性』と同じイントネーションなのだよ。」


まぐろ「成程。トレカ 性でもいいんですね。」


イツキ「トレカが性ってなんだ!?」

 黒い雪原編

 第七十六章「姫蜘蛛」




 数日前に完成した武器。

 見た目はブロードソードだが、持ち手の部分にトリガーが付いている。

 トリガーを引くと剣の先から糸が射出されるのだが、その糸には痺れ毒が塗られているのだ。


「ありがとうございます、スギネさん。」

「いや、俺も楽しませてもらったからね。……それにしても、神崎さんにしては面白い武器を使うようだけど……。」

「ま、まあ……私、戦いはあまり好きではないので……。」

「それで痺れ毒か……。うん、いいと思うよ。それじゃあこの武器の性能を言っておく。」


 スギネはブロードソードのトリガーに指をかけた。

 そして横に振りながら、トリガーを引く。


「トリガーを引けば糸が出る。引いている指を離せば射出は止まり、そこで糸が切れる。糸の表面には毒、断面には強力な接着成分があるから、壁などにくっつけることが出来るよ。」

「おー……!」

「勿論、剣としても機能するからね。……はい、取り扱いに気を付けてくれ。」

 スギネはブロードソードを鞘にいれて、まぐろに手渡した。

「ありがとうございます!」

「名前は?」

「え?」

「名前は付けないのかい?その方が愛着が湧くというものだ。」

「成程……それなら……うーん……。」

「ははは、まあすぐには思い付かないさ。後でゆっくり考えるといい。」

「そうしたいと思います。それでは、失礼します。」



 ・・・・・・・・・



「縦の糸は、太股への争離そうりと共に切れて、横の糸も……今、切れましたか。」

「痺れ毒なんざ、俺には通用しないね……!!」


 そう言う日光ひびかりだったが、脚がガクガクと震えているのが分かる。

 無理をしているのが、分かる。


「立てるんですか……!?」

「俺を誰だと思っているんだ……!一番になる男だぜ……!!」

「っ……!」


 気迫が、凄い。

 今にも襲いかかってきそうなくらいだ。

 ……でも、逃げない。

 戦うと決めたから。


「ふぅ……。」


 まぐろは短く息を吐き、ブロードソードを構えた。


「頑張ろっか。姫蜘蛛ひめぐも。」


 姫蜘蛛と名付けたその剣と、優勝をかっさらう。


「やってるな!二人とも!!」


 と、日光の後方から誰かの声が聞こえた。


「こ、この声もしかして……!」

「き、霧雨!?」


 それはイツキだった。

 屋根から飛び下りたイツキはレイピアを持ち、日光に狙いを定めた。

 空中から攻撃を加える気だ。


「なっ……!?卑怯だぞ霧雨!!」

「どこがですか。」


 イツキは突きを放った。

 落ちる勢いを利用して、威力を増しているものの、日光には刀で受け流されてしまった。


「うわっ……!?」


 足が地面につき、イツキは数歩前進。

 まぐろの隣に立った。


「霧雨先輩!」

「積もる話は後だ。まぐろ、ここは協力して日光先生を倒さないか?」

「あっ、それいいですね。」

「おいお前ら!そんなのアリかよ!?」

「ルール違反じゃないっすから。」

「ないですね。」


 ニヤリと笑うイツキとまぐろ。

 日光は軽く不機嫌になった。

こんにちは、アフロ月です。

萌葱色の変奏曲を読んでいただき大変恐縮です。

いかがでしたか?

まぐろは新たに武器を手にいれました。

その名も「姫蜘蛛」。糸を出すということで蜘蛛と名付けたのでしょうが、まぐろに似合うかどうかはまた違いますね。

最後に、後書きまで読んでくださった読者の皆様に感謝を込めまして……またお会いしましょう。

Thank You。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ