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キャラ紹介#40 セントラピスラズリ

セントラピスラズリ

Saint Lapislazuli


冥府革命集団の最高幹部。初登場以来エミーとシャンネの襲撃、冥府機密省処理肆課の襲撃と壊滅、同省特殊研究課の襲撃と壊滅、さらに一般の死神数十人の殺害を行った。”ナイトメア”の導入のために装置に入っていた過去を持ち、また適合し導入された後はその人格に支配されることが多くなった。支配されている際は乱暴な口調になり相手をよく挑発するが、支配されていない状態では素っ気ない態度をとるものの物静かでおっとりしていた。警戒心は多少あったもののやはりセントバーミリオンは信用し、同じ部屋で暮らすようになった。

冥府革命集団の所持していた二本の妖刀のうちのもう一本であるラピスラズリの所有者。余りある体力を操作して様々な機能を発動させるガーネットとは対照的に、少ない体力をいかにセーブするかを中心に考案・開発されている。実際流し込む体力の大半は刀の形成に割かれている。戦闘スタイルは後述の能力で敵の位置を把握し、その方向に刀の軌道が実体化したもので遠隔斬撃して圧倒するもの。軌道は関数軌道であり、その種類は直線や放物線をはじめ、複雑なものだと円形や楕円、双曲線やカージオイドなども具現化可能。ただし難しい軌道になればなるほど体力消費が大きいとされる。

ラピスラズリの特性を活かすためにはそれに適応した能力が必須のため、ガーネットよりもさらに人を選ぶ。


能力は”見通されし敵意”(アンソロポロジック・ソナー)。自分を中心として半径5km圏内の敵の位置を直線距離で小数点以下3ケタ、向かってくる速さを時速小数点以下1ケタ、方角を16方位、向かって来ている軌道を関数近似して把握する能力。繊細に狙いを定めることが要求されるラピスラズリを扱うのに大変適した能力であると言える。ただし相手の位置を予測し攻撃するスタイルのため、あらかじめ敵の位置が分かっている場合はアドバンテージがほぼなくなる欠点を持つ。


☆ミュールのワンポイント能力解説☆

「未来予知系の能力の一つだよ。相手の位置を把握するレーダーのような能力だから微妙なところだけど、相手の位置があらかじめ遠隔的に分かる点で、未来予知系に分類されてるよ。本編では”ナイトメア”の影響の方が強いから言及されてないけど、この能力は探知にかなり精神力と繊細さが必要だよ。それに『同一概念の認識』って言われる最大の欠点があって、例えば一度『人』を探知の対象として認識すれば、それ以外、例えばバナナの位置は把握できない。だから相当上手く使わないと、本領発揮ができない難しい能力だよ」

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