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一ヶ月の絶望  作者: ユウカ
5/5

スタート

「きゃぁぁあぁぁああ」

「うわぁぁぁ」

「いやぁぁぁぁあぁぁあ」

などと周りから声があがった。正直僕も冷静を保っていられない。

「いやっきっと私達も殺されるのよ!速く此処から逃げなきゃ!」

朝日奈が体育館の出口に走り出した。そして朝日奈が出口のドアを開けようとしたら「ガチャガチャ」とドアが開かなかった。

「あっ開かない!」

ドアが開かない事を知ると周りの奴らもドアの方に走り出した。

「何で開かないのよ!!」や「開けよ!クソ!!」などと言いながらドアを開けようとした。

「駄目だよぉ♪今は、私の力で閉めちゃってるからぁ。さぁさぁ皆様方ここは一つゲームといきやしょう!ルールは、簡単だ、この一ヶ月私から逃げ切ればいいだけだ!どうです?簡単やろ?」

一ヶ月も大阪から逃げ切るのか・・・難しいかな。

「捕まったらどへんなるんだ?」

おっ!ナイス薫!いい質問だ。

どんな答えがかえってくるかな・・・まぁ多分分かるけどな。

「その時は、高原君みたいになります。もう質問ない?ないよね!聞いてないから!んじゃスタート!!」

その言葉とともにドアが開いた。

開いたと同時に生徒がいっせいに逃げ出した。

「何やってるんだ捷!!速く出るぞ!」

薫が僕に大きな声で言ってきた。

「あっ嗚呼・・・」








これからだ・・・これからが僕達の一ヶ月の絶望の始まりだ・・・


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