死者1人目
「実はぁ私ぃ復讐するために“屍世界”からぁ戻って来たんですぅ」
大阪は、そうぶりっ子みたいに言った。
正直言って気もし悪い・・・
「そっそんなの有るわけないじゃない!死者が生き返るなんてあり得ない!きっと何かのトリックよ!!」
そう僕の隣で叫んだのは、朝日奈有華だ。
トリックって・・・世の中そんなに科学は、進歩してないぞ・・・多分。
「とっトリックそんな酷い・・ヒック・私ちゃんと此処にいるのに・・・ウァァン」
さっきのぶりっ子とは、うって変わって弱虫なか弱い女の子みたいに喋りそして泣き出した。
こいつ死んでから結構性格変わったな・・・こんなに性格コロコロ変わってたか?
「なぁ何や嫌な予感がすんにゃが」
薫が何か言ってきた。
「止めてくれ、薫の感はよく当たるんだから(汗」
本当によく当たる。
この前だって嫌な予感がするって薫が言ったから帰る道を変えたらトラックが突っ込んだと言う事があった・・・それまでにも何度も薫の感が当たった事がある。
きっとこれもまた当たるんだろう・・・
「じゃ何かやってみなさいよ!復讐しに来たんでしょう!?」
馬鹿!!朝日奈なに徴発してんだよ!
「では、やって見せましょう」
大阪がクールな人みたいに言った。
「3年2組高原君、貴方を殺っちゃいます」
「なっ何で俺なんだよ!?」
高原の奴すごい焦ってる・・・まぁ分かるけどな。
誰でも死にたくないよな・・・
「何となくです。」
何となくって・・・ぉぃ!
「嫌だ!!!!まだ死にたくない!!!誰かたすけっ」
高原が「助けて」と言い終わる前に高原の上の天井だけが崩れて落ちた・・・
瓦礫が落ちるとともに“グチャ”という音と“赤い液”が周りに広まった・・・
「だから言ったでしょう」
大阪がすまし顔で言った
嘘だろ・・・ヤバイよ・・・ほんとに。