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教えて!誰にでもわかる異世界生活術  作者: 藤正治
仲間とがんばる冒険者
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召集

「撤退を進言するのです!」

 彼女の一言から、宿営地に混乱が始まった。

 

「なんですかいきなり」

 いきなり現れた彼女の言葉に、サイラスは目をぱちくりさせる。

「ギルドの連絡役の権限により、指揮者サイラスに進言なのです」

 早朝、指揮所の天幕に乗り込んだ俺達は、サイラスと直談判に及んだ。

「不測の事態が予想されるのです。即刻討伐隊、及び宿営地の撤収を推奨するのです」

「まあ落ち着いてください」

 サイラスは手のひらを振ってなだめ、視線を俺に移す。

「いったい何事ですか、これは」

「言葉通りだ。討伐隊に甚大な被害が出るおそれがある。監査役としても今の進言に同意する」

「話になりませんね」

 肩をすくめ、呆れたように言うサイラス。

 いまこの天幕の中にいるのはサイラスと俺達だけだ。

 だが、外からはざわざわと人の気配が伝わってくる。

「いま討伐隊がどれだけ利益をあげているのか、分っているのですか?」

「命あっての物種だと思うぞ?」

「そもそも不測の事態とはなんですか?」

「鎧蟻に、巣分かれの兆候がある!」

 俺が大声をあげると、外のざわめきがぴたりと止む。

 嘘ではない。その可能性も確かにある。

「どのような事態になるか、予想が出来ない。ここは一旦撤退し、様子を見るべきだ」

 俺の説明に、サイラスの顔色が悪くなる。

 それはそうだろう。もし巣分かれが事実なら、数多くの鎧蟻がこの森から姿を消すことになる。

 鎧蟻の巣分かれは、新女王が複数の王、家臣を率いて旅立つことだ。

 なにが問題かと言うと、残された巣の規模が大幅に縮小してしまう点だ。

 討伐する鎧蟻が少なくなれば、期待されていたぼろ儲けはおしゃかになる。

 当然、サイラスに約束されていたであろう分け前も減ることになる。

 そりゃ青くなるのも当然だな。


「根拠は何ですか!」

 少々うわずった声で詰問された。

 俺はギルドで教わったサインを右手の指でつくる。

 スキルに誓って

 そんな意味のサインらしい。今回の場合は、鎧蟻の巣分かれの根拠を示すと、俺のスキル情報が開示されることになる。それを避けるため、このサインで情報を保証するのだ。

 それなりに責任を伴うサインで、しかもギルドの職員か序列持ちしか知らないらしい。しかも信じるかどうかは相手次第、信じてもらえるかは本人の信用度だろう。


 サイラスはしばらく俯いてから顔を上げた。

「撤退は、しない」

 決意、というには少々濁った眼差しを向けてくる。

「巣分かれが本当なら、撤退など論外だ。逃げる前に狩り尽くしてやる」

 もはや言葉づかいなど気にしていないようだ。

「連絡役と監査役の進言は受けた。答えは否だ。討伐は続行する」

「そうか。分った」

 俺は席を立ち、出口に向かう。途中で振り返り、サイラスを見た。

「考え直すなら今のうちだぞ?」

「くどい!!」

 肩をすくめ、天幕を出た。


 冒険者どもが天幕を囲んでいた。宿営地にいる八十三名が勢ぞろいだ。

「どうした、がん首そろえて」

「悪魔、余計なことを言ってんじゃねえぞ!」

 冒険者達の先頭に立った男が叫ぶ。

 肉屋だ。

 ふと、上級魔物討伐の時を思い出した。妙に懐かしさを覚える。

「分かった。もう何も言わん」

「お、おう。そ、それでいいんだ」

 肉厚な腹を突き出し、偉そうに腕を組む肉屋をジッと見詰める。

「なに見てやがんだ?」

「何も言わないが、残ると決めたんだ。やばいことになっても簡単に尻尾を巻くんじゃねえぞ」

 俺は周りの冒険者達を見回す。

「てめえらもだ! お前らの顔、全員覚えたからな! みっともねえ真似して戻ってきやがったら指差して笑ってやるからそう思え!」

「なんだとてめえ!」

 頬に傷のある冒険者が叫ぶ。こいつなら十五匹。

「なに様のつもりだ!」

 やたらと筋肉質の男が続く。こいつなら三十匹はいけるか。

 次々に罵声を上げる冒険者達を見回しながら、その顔を記憶に刻み、評価する。

 二十匹、十匹、二十匹、十五匹……

 興奮した男達が詰め寄ってくるが、俺は最後の一人を確認すると、黙ってその場を立ち去った。



「なんなのですかあいつらは!」

 クリサリスはドスドスと地面を踏みしめながら憤慨する。

「せっかくヨシタツさんが忠告したのに!」

 フィフィアもぷりぷり怒りながら罵っている。

 そんな二人を追いながら、汚い大人になってしまった自分をせつなく感じる。

 いや、彼女達のように純粋だった頃がはたして自分にあったのかどうかも、覚えていない。

 袖を引かれた。隣で歩いていた彼女が、こちらを見上げている。

 ニカッと笑うと、ぐっと親指を突き立てる。

 どういう意味だそれは。

「タヂカさん!」

 背後から、商業組合のラレックが追いかけてきた。

「どういうことですか!」

 いきなり叫びだしたが、意味は伝わった。

「忠告だ。街への搬送作業を急がせろ。買取所の職員もいつでも脱出できるように準備しておくように。街から護衛の冒険者を呼び寄せろ」

 頭の中をさらって抜けがないことを確認する。

「無事を祈る」

 呆然とするラレックを残し、立ち去ろうとする。

「ま、待ってください、ご、護衛なら貴方達に」

「すまない、急いで戻らないと」

「も、戻る!?」

「ああ、街に帰還する」




 昨日、鎧蟻の巣から戻ったあと、天幕の中で緊急会議を開いた。

 四人でカンテラの明かりを囲み、額をつき合わせる。

「巣分かれの可能性もある。だが俺の推測では、鎧蟻達は決戦の準備をしているとしか思えない」

「決戦、ですか」

 クリサリスがごくりと喉を鳴らす。

「ああ、鎧蟻が総力をあげて人間に挑む戦だ」

 その根拠のひとつが、鎧蟻達が幼生や卵を虐殺していた点だ。

 もはや次世代など考える余裕もなく、ただ目前の敵だけを攻め滅ぼすことに固執している。

 憶測は危険だが、天啓スキルの件とあわせて考えると、どうしてもそう思えてくる。

 あるいは巣を放棄して逃走する可能性もある。

 巣分かれ、決戦、逃走。

 いずれにしても見逃すわけにはいかない。

 鎧蟻と人間、互いに生存を賭けた戦いなのだ。

 負けるわけにはいかない。


 ふと、我に返って周りの少女達を見回す。

 明るい未来が待っている若者の顔だ。

 ……俺にも選択肢がある。

 俺が大切に思う人だけを引き連れ、街を逃げ出すことだ。

 街そのものに、未練はない。あそこで育ったわけではないし、滞在しているのも僅かな期間だ。

 俺ひとりなら、鎧蟻の巣からこの宿営地に戻ることすらなく、別の街を目指していただろう。

 この考えをいま告げたら、彼女達はどのような反応を示すのか。承諾してくれるだろうか。

「どうやって阻止しますか?」

 クリサリスが信頼の眼差しで見詰めてきた。俺が逃げ出そうと考えているなど、微塵も疑っていない。

「ここにいる冒険者で防ぐことができるのかしら?」

 フィフィアは戦力の不備を懸念している。つまり戦うつもりだ。

 最後の一人はニコニコと笑うだけだ。

 ……ああ、ダメだこれは。

 リリちゃんやシルビアさんを説得できても、彼女達は応じないだろう。カティアは街にいない。セレスはギルド職員だから難しい。モーリーは神殿を捨てられるだろうか。街には女子供も大勢いる。

 あると思っていた選択肢は、どうやら勘違いだったようだ。

 ならば、本当の悪魔になる必要がある。 

 誰が知らなくても、俺だけは忘れてはいけない。

 俺は金のために人を殺した男だ。いまさらためらう理由はない。


 この宿営地にいる冒険者を全て、犠牲にする。


 撤退を勧めるふりをして、逆に依怙地にさせる。決戦については語らず、巣別れによる利益の損失に目を向けさせ、さらに前線を押し上げさせる。冒険者達はその面子を刺激して長く前線に踏みとどまらせる。

 タイムリミットを示唆し、彼らを焦らせ、無謀な戦いに駆り立てる。

 そうして鎧蟻の準備が整う前にできる限り戦力を削る。

 もし鎧蟻が反攻を開始したら、彼らが最初の犠牲者となるだろう。

 

 俺は少女達の顔を見詰めながら、静かに思考を巡らせた。



 街に戻った俺達は、セレスを通してギルドマスターのジントスに報告した。

 俺の推測と、対策の提案は拍子抜けするほどにあっけなく受け入れられた。

「彼女が保証するなら問題ない」

 不審そうな俺に、ジントスさんはそう言った。

 ギルドの信任を得た俺は、戦力をかき集めることに奔走した。

 まず王都にいるカティアに緊急連絡を出した。

 間に合うかどうか不明だが、声を掛けなかったら後が恐い。

 次に声を掛けたのはある意味、魔物よりも始末に悪い連中だった。


 幸いなことに、鎧蟻討伐に出向いたのは、言い方は悪いが二線級の連中ばかりだ。

 鎧蟻の討伐は、稼ぎのいいアルバイトみたいなものだ。

 簡単で割りの良い仕事。

 だが、それでは満足しない連中がいる。

 死線をかい潜り、危険な魔物相手に戦いのスリルを堪能し、群れることを嫌う。

 一癖も二癖もある偏屈ども、序列持ちと目される連中だ。

 こいつらは、例の上級魔物の討伐にも参加しなかった。

 一人で上級魔物に挑むほど無謀ではないが、集団戦には興味を持たない。

 そんな奴らを、鎧蟻の殲滅に投入しようと画策したのだ。

 もちろん、たやすく説得できる連中ではなかった。


 ギルドの会議室には、重苦しい沈黙が垂れ込めていた。

 俺は一通り事情を説明すると、集まった連中の顔を見渡した。

 いま長方形のテーブルには、十名の人間が座っている。

 一番上座にはギルド長のジントスさん、対面の下座には俺だ。

 俺の背後にはクリサリス達が立って控えている。

 テーブルの左右には計八名の冒険者達が座っている。

 ギルドの主戦力である序列持ちの中でも、さらに特異な連中だ。

 俺は平静さを装いつつ、彼らの視線を受け流している。

 はっきり素直に言っていいだろうか。


 恐いよ! めちゃくちゃ恐い!!


 どの視線も好意の欠片も感じられず、突き刺さるほどに鋭い。

 なんと言うか、彼らは気配が違う。人の皮をかぶった別の生き物のようにさえ感じる。

 説得できる目算があって、ジントスさんを介してこの連中を集めた。

 だが、どうも考えが甘かったようだ。


「私達を集めた理由はなんだ」


 俺から見て左の上座の男が口火を切った。

 長い金髪を無造作に束ね、長身をゆったり背もたれに預けている。

 この座り順が、彼ら八人の中での席次なのだろう。

 一見穏やかそうに見える容貌だが、騙されはしない。

 名前はラウロス。剣術スキルは4。年は俺よりひとつ上だ。


「黙ってないでなんとか言えや」


 ラウロスの対面、右側の男が続く。

 短く刈り込んだ黒髪、獣の雰囲気をまとわせた男だ。

 名前はベイル。スキルはラウロスと同じ剣術4。年は二つ下。


「なに凄んでんのさ」


 八人の紅一点が呆れたようにぼやく。

 年は四つ下、首筋で切りそろえた鮮やかな赤い髪。筋肉質でカッコいいプロポーションだ。

 剣術3だが、盾術2、回避1を所持している。きっと攻防一体の戦い方なのだろう。

 名前はラヴィ。野生的で、女豹のような危険な魅力がある。

 他の五人は口を開かない。おそらくこの三人がリーダー格なのだろう。

「兄さんも、だんまりを決められても困るわ。言いたいことがあるならはっきりしなよ」

 赤髪のラヴィは艶然と微笑むが、目付きが鋭い。


「言いたいことなど、ない」


 俺の言葉に、ぎしりと会議室がきしんだような錯覚を覚えた。

 殺気が物理的な圧力となり、床や天井がたわんだ気がした。

 背後でクリサリスとフィフィアが小さく悲鳴を漏らしたようだ。

「私達を呼び集めたのは、鎧蟻から街を守るためじゃないのか?」

 金髪のラウロスが目を細める。

「街の防衛だと?」

 獣みたいなこいつらに、街の守りなど任せられるものか。

「お前らを集めたのは、戦場でお前らを殺すためだ」

「なんだとてめえ!」

 黒髪のベイルが歯をむき出しにして、食い殺さんばかりに睨む。

 俺は怒る彼らを見渡し、せせら笑う。

「鎧蟻の群れの中に、お前らみたいな獣どもを投げ込んだら、さぞ見物だろうな」

「なにが見物なのさ、鎧蟻なんてあたしらにかかったら」

「鎧蟻だと馬鹿にするのは早計だぞ?」

 ラヴィの言葉をさえぎる。

「お前らが知っているのは労働者と呼ばれる階級だけだ。だが総力戦となれば、普段お目に掛かれない兵士や近衛、王に女王と、手ごわい連中が山ほどわいて出てくる」

『…………』

「ギルドの切り札だとかおだてられているお前らが、果たして強力な魔物の軍隊相手に」

 俺は足をテーブルに乗せ、背もたれに寄りかかった。

「何人生き残ることができるかな?」

「ガキが、イキがるなよ」

 ラウロスが静かに呟いた言葉には、首筋に刃をあてたような冷たさがあった。

 ……なのに、思わず口元がゆるむのを感じた。ガキだってさ。

 ベイルとラヴィ、その他の連中がギョッとしたような目線をよこす。

 見られた! 気恥ずかしさを誤魔化すように咳払いする。

「まあ、そんな楽しいピクニックに参加したい物好きを探しているだけだ」

「安っぽい挑発だな」

 ラウロスが切って捨てるが、俺は肩をすくめて答えない。

「本当にそれだけか? 付け加えることはないのか?」

「言うべきことは言った。これ以上、言葉を重ねるつもりはない」

 ラウロスは腕を組み、しばらく考え込んでから答えた。

「……いいだろう、その挑発に乗ってやる」

「俺もいいぜ」

「姐御の名前を出さなかったのも気に入った」

 他の男達もそれぞれに発言して頷く。

「ただし、これだけ俺達をコケにしたんだぜ。覚悟は出来ているんだろうな」

「まあ、いいじゃないか。面白そうだし、それに」

 脅すベイルを、ラヴィがなだめる。テーブルに脚を乗せて組み、天井を仰ぎ見る。

「姐御の良い人に手を貸さないで、万が一のことがあってみなよ」

『…………』

 男達が一斉にテーブルに目を落す。

「あたしら全員、姐御に治療院送りにされるよ?」

「……そうだろうぜきっと」

 ベイルが肩を落してぼやく。

「間違いないだろう」

 ラウロスも目がうつろだ。

 他の五人も生気の抜けた表情だ。

「良い人?」

 なにか変な言葉が混ざっていた。ラヴィはニヤリと笑う。

「聞いたよ、あの姐御に人目もはばからず求婚した勇者がいるって」

「……ああ、あったなそんなことも」

「どういう意味よそれは」

 ラヴィがすごい形相で睨む。

「本気じゃなかったって言うのかい!」

「いざとなったらって話だよ、あれは」

 ラヴィが剣の柄に手を掛けるが、誤解だぞ?

「俺がもらわなくても、カティアならいくらでも相手を見つけられるんだから問題ない」

 何故か、その場にいた全員が疑わしそうに渋面を作る。

「お前だってカティアなら嫁さんに欲しいだろ」

 ラウロスに尋ねたが、首をぶんぶん横に振られた。

「そんなに照れんでも。なんなら仲を取り持ってやってもいいぞ?」

「違うんだ! 違うんだ!」

 壊れた人形のように激しく首を振る。その度に長い金髪が馬の尻尾のように左右に揺れた。

「ならお前は」

「やめろマジ殺すぞぉ!」

 ベイルは席を蹴り、剣を抜いて威嚇してきた。なぜだろう、その姿を見てチワワを思い出す。

「まあ、いいわよ。姐御をたぶらかしたわけじゃないんなら」

「純情な女性をもてあそぶような外道じゃないぞ、俺は」

「……ああ、悪魔だったね、あんたは」

 それは同じ意味だ!

「あ~あ、姐御はあたしと一緒で、一生男に縁がないと思っていたんだけどな」

「え?」

 この娘、男と付き合ったことがないのか?

 テーブルに乗せている彼女の脚を見た。

 ホットパンツなので素晴らしい脚線美を大胆にさらしている。

 鍛えた筋肉と傷跡は、彼女の努力と戦う女性のたくましさを伺わせる。

「……なに見てんのさ」

 俺の視線に気が付いた彼女は、あわてて脚を戻す。

 何より彼女の魅力は、その長いまつ毛に縁取られた碧眼だろう。

 俺がジッと観察していると、ラヴィが気まずそうに目を逸らした。

 そのとき、肩にぽんと手がおかれた。

 振り返ると、クリサリスが笑顔を浮かべていた。

「お話を進めませんか?」

 そうだった。つい脱線してしまった。

 正面に向き直ると、男達が顔面蒼白になっていた。

「なんだ?」

 どっこいしょと、テーブルから足を下ろしながら尋ねる。この格好は意外と腰にくる。

「あんたさあ、背中には気いつけた方がいいぜ?」

「彼女達がいるから安心だよ」

 安っぽい脅しを掛けてきたベイルに切り返す。

「いやまあ、いいんだけど……」

 なんだか煮え切らない態度で言葉を濁す。

「とにかく」

 俺は立ち上がり、背筋を伸ばして頭を下げる。


「兄弟子方、よろしくお願い致します」


 こうして俺は、カティアの高弟達の協力を取り付けた。 

*



次回投稿は11月28日(金)を目標にいたします。

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