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姉妹?

髪の長い姉らしき方が、

立ち上がると話かけてきた。


「Uhrffychjiplh,yfgthk」


「Tfjyvjlszfhe,rhjvrfcds」


しかし、何をいっているのかまったくわからない。


服装もよく見ると、自国の物とは違っており、ヨーロッパの中世の衣装みたいなものを着ている。

そして、銀次は気づく彼女達の耳が長く、尖っていることに!!

(コスプレ?違うよな?もしや彼女達は森の妖精?わからん?)


(しかも、何語だろう?英語でもないし、フランス語?ドイツ語?)


(うーん、どうしよう?)


銀次が困り顔で首を左右に降り、必死に言葉がわからないジェスチャーをした。


そうすると、彼女は理解してくれたのか。

頷きながら、


「Rhjkhtffdui,yhiijhf」


「Tgjegugrg」

と言うと手招きをしてあるきだした。


(一緒にこいってことかな?)


妹らしき女の子もこちらに警戒する視線を送ってくるが、姉と手を繋ぎあるきだす


(どうしよう?)



銀次は、一瞬悩みはしたが、


(ここにいてもしょうがない、とりあえずついていってみようかな)

(何かわかるかもしれないし、加藤にも書き置きしたし、大丈夫だろう!)


多少楽観的に考え銀次は二人の後に続いた


歩きながら銀次は二人をもう一度再度見直して思う。


(美人姉妹だわ!!)


姉らしき方は、顔は小さく碧眼で黄金色の髪の毛と色白の肌が神々しく、体型は細身な感じはするが、出るところは出て、締まるところはしっかり締まっており、理想の体型と言えよう。


(まさに女神降臨って感じだなぁー!)


銀次の人生で出会った女性の中でも一番美しい女性といえる。



妹もまさに、お人形さんのようで、可愛いらしい。

くりくりした大きな目の色は薄い緑、オレンジ色の髪の色とあっている。

口もアヒル口で愛らしい。


姉さんの手を必死で握る小さな手を見た時、銀次は先程モンスターから彼女を助けられた事に安堵し、そして自分の心に掛かっていた靄が晴れていく事に気づいた。


(確かに、モンスターと言えども殺してしまった、でも、この小さな手を守ることができた。きっと俺は間違っていない!!)


銀次は、密かに決心し、そして感謝した。

自分の存在する意味を思い出させてくれた彼女達に。


(ホントありがとう!)


そんなことを思い、顔がにやけて姉妹の方を見ると、妹ちゃんと目が合い不審がられてしまった。


それから15分も歩いただろうか?


その間銀次は、ナイフで車両に戻れるように木々のいたる所にマーキングしながら歩いていた。


(戻れなくなったら、洒落になんないからなぁ、車両の中には食糧や弾薬も

多少あるしな!!)


一応、銀次は車両を離れる際に、最低限の偽装をし、鍵も掛けている。


そうこうしているうちに前方に、集落が見えてきた。

集落は、外堀が掘られ、外堀の奥に木の杭と縄でバリケードが作られ多分集落一帯を囲んでいるのだろう,外敵の侵入を拒むように作られている。

出入できるのは目の前にある木製のこの門以外みられない。

門には衛兵らしき金属の鎧と槍を装備した者がいた。


「Eyhfhefvr,rhhhhj,hhvffcghvffg」


姉ちゃんが門番に話かけた。

先程から、この姉妹の姉らしき方を姉ちゃん、妹らしき方は妹ちゃんと心の中で呼んでいる


衛兵は、

「Hbecwfvw,tghhyjjjjjb.yhkihhg」

と言うと門を開けた。


集落に入ると中は、建物は木でできたログハウス住宅が立ち並び、歩道はアスファルトで舗装されたりはしておらず、石が敷いてある。

歩いている人達の服装も姉妹と同じように中世の人のような布のチュニックのようなものを着て、革の靴などはいている。

また、行き交う人達の耳も尖っているし、美形の人達が多い気がする。

でも、姉ちゃん程の美人は見かけない。


(やっぱ、姉ちゃんは別格だな!)


銀次のような髪、目の色、格好をしたものはおらず、行き交う人達の注目の的になり、立ち止まって周りの様子を伺っていると人だかりができた。

「Tchu,thhjj,thfgge」


しかし、前を歩いていた姉ちゃんが大声で呼んで、手招きし呼んでくれた。


銀次は、気まずさもあって駆け足で姉ちゃん達に追い付いた。


姉妹に案内されたのは、集落でも一際でかく立派な建物だった。

玄関に衛兵らしき者までいる。

姉妹は衛兵に

「Ygvhgvej,hbjibbdsf,hvvbhgvyvhjhvtdf,jjbgfcvjbbhj」

なにやら話すと、


衛兵は、

「Gvhjbddg」


玄関を開け中に入るようジェスチャーしてきた。

銀次は、姉妹と建物の中に通され、三人は長い廊下を歩き廊下の一番奥の部屋に銀次はつれてこられた。

部屋の前で姉ちゃんは、ノックして

「Rvrhhb,rffgrgbgf,rhgefc」


と言った。

そうすると、扉が開き執事ぽい人が顔をだし、

「bhwsgc,lhgvfdbg」


と言うと、扉を開き中に入るようにジェスチャーした。


銀次達は、勧められるまま中に入る、部屋の間取りは二十畳近くあるだろうかかなり広い、家具は中世のお城にある様な豪華そうな家具、しかし、家主の趣味か下品ではなく豪華さの中に気品が漂う。


上を向き見とれていた銀次に、声がかけられた。


「ようこそ、我が屋敷へ、異界の方」


!!!!!!!


日本語???


声の方向には、美しい少女が立っていた!!



























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