野良猫、街へ向かう。
さて、トールとアレクサンドラの乗っている馬車に乗らせてもらったが…
とても揺れるな…トールも尻が痛いと言う顔をしておる、
……なぜか眠くなってくる…トールとアレクサンドラの話でも聴いておこう、
ヒ「さて、このあとはどうしようか、アレク、」
ア「そうだな、まずはギルドに行って薬草の買取をしてもらうと良いだろう、」
ヒ「了解、ありがとう、何か割のいい仕事はないかい?」
ア「そうだな...鉱石採掘はかなり割はいいが、やはり1番は魔物討伐だろうか、」
ヒ「そうか...ありがとう試してみるよ、」
.....魔物...詳しくはしらないが危険な動物なのだろうか....
ア「お、そろそろ街へ着くぞ、」
…ここが街…日本とは少し家の形が違うな…
ヒ「あ、そうだ、アレクサンドラ、近くにペットOKの宿はないか?」
ア「それだったら『竜の止まり木』がいいだろう、冒険者ギルドから歩いて2分のところにある、」
ヒ「そうか!ありがとう、また遠出するときに護衛につけさせてもらうよ!」
ア「あぁ、了解、そっちの猫ちゃんも元気でな、」
「にゃー」
………さて、この後はどうするのだろうか、移動している間に日も落ちてきたな…
ヒ「さて、猫ちゃん…名前がないと不便だな………よし、にゃん吉、でいいかな、宿へ行こうか、」
……やはりこの者はトールではないだろうか…いや、そうに違いない、何か話せる手段でもあればいいのだが…
ヒ「よし、ついたよー」
………おぉ、ここが宿か
ヒ「すいませーんこの子と一緒に一泊頼みたいんですけども…」
受付「了解しました、一泊ですねー、308号室にどうぞ、」
ヒ「おぉ…久しぶりのベッドだー………z z z」
……寝てしまったか…
ふむ、我も寝るとしよう………z z z
受付「あ、そうだ、夜ご飯も食べれますよーって…」
「………あら、2人仲良く寝てらっしゃる…ふふ、邪魔しないほうが良さそうですね、」