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アレだよアレ!!!!

作者: 緒田 玲夜

 登場人物とともに、アレってなんなのか考えてみてください。

 あと、登場人物は何人かも。


 では、楽しんでください。

 ん〜。





 んむ〜〜。





 なんだっけな〜、アレ。



 「なあなあ一彦かずひこ、アレってなんだっけ?」


 何度も考えた結果、全然答えが浮かんでこなかったので、昔からの親友の一彦に聞いてみる事にした。


 「アレ? アレって何だよ。アレはアレなんじゃねえか?」


 アレはアレって、確かにそうなんだけれども俺が求めている答えではない。


 「いやいや。それを聞いてるんだけど」


 「潤也じゅんや、お前意味不明」


 何が? どこが? なんで?

 よく分からなくなってしまっている二人の会話。


 「いや、四字熟語じゃなくて」


 「いや、僕はそんな意味で言ったんじゃねえんだけど」


 (『いや』がかぶってるし。しかし潤也って天然キャラだっけか?)


 「馬鹿じゃね? そんな事どうでも良いんだよ」


 フッ。


 鼻で笑ってみた。


 ムカッ。(一彦)


 あ、ムカついたっぽい。


 「ムカつくから消えろ」


 「え、マジ? じゃあ今から首吊ってこようか?」


 「本気で言ってるのか、潤也」


 「俺が嘘言った事あったっけ?」


 あ〜ムカつく。


 あ〜コイツ何かむかついてるっぽい。


 …って、え?


 「…………………………」


 「…………………………」


 「「おい、作者。気持ちを書くのは主人公だけで良いんだよ」」


 作者:あ、そうでした? テヘッ。


 「「キモいんですけど」」


 作者:そう言ってる貴方達もハモっちゃっててキモいですよ。


 「「こうさせてるのはお前だろ!!!!!」」


 作者:え?ヒトのせいにするのか?酷くね?


 スッ。


 

 ………………!!……!!ゲホッ。……!!…――――




 ピーッ。


 《これよりかなり激しい事がおこっちゃってますんで、勉強タイム。》


 第一問。


 『疾風怒涛』の意味を述べよ。


 

 















 ……分かります?ちなみにこれ書いてる作者も分かってないんで、教えてください。

 (ダメダメじゃん。しかも復活してるし。)


 《面倒ですよね。教えなくていいんですよ、こんな奴なんかに》


 あれ、放送委員さん。態度でか過ぎじゃないですか?


 《プツン》


 あ。切られちゃいましたね、放送。


 


 これより本題。


 「なあなあ一彦、アレってなんだっけ?」


 「潤也、振り出しに戻ってるぞ。『振り出しに戻る』だけはやめようぜ」


 あ。


 「それもそうだな。でも、だから何?」


 「えっ、だからって…。話進めようよ」


 「俺は進める気まんまんだったんだけど」


 「ああ、ごめん…………。続けてください、はい」


 「宜しい。では」


 気分良い〜!


 

 う〜ん………。


 「潤也」


 「何だよ?」


 「お前が考えているアレってさ、何色?」


 「ああ、何色だっけ…」


 思い出せねえ。


 「え?! 分からねェのかよ!!」


 「ああ。それが分かれば分かるような気もするんだけどなあ」


 でも分からないような気もする。


 「じゃあ、形は?」


 あ〜、


 「それは分かる」


 「どんな形だ?」


 うーんとな、えーっとーー


 「分かる…………けど教えたくない」


 だって面白くないしなぁ。


 「はあ?! お前、知りたいのか知りたくないのか、どっちなんだよ!!」


 「知りたいに決まってるじゃん」


 「じゃあ教えろよ!!」


 「やーだね」


 「は?!」


 「お前、五月蠅うるさい」


 「五月蠅いってなあ…」


 「う・る・さ・い」


 ビクッ!!!!!!


 「はい…すみません」


 「ふう。で、次」


 「ん〜と、どれくらいの大きさ?」


 「使いまくったら、小さくなった」


 「え?」


 「あ、肌色も混ざってるかも」


 「色は肌色も混ざってて、大きさは使いまくると小さくなる。って、なんだ?」


 「あ〜、分からねえなぁ。…アレ」


 「!」


 ん?


 「どうしたんだよ」


 「良い事思いついた!絵を描けばいいじゃん」


 「ああ、そうだな。紙と鉛筆」


 タッタッタッタッタ……。


 


 タッタッタッタッタッタッタッタッタッタッタ……。



 「…なんで行きと帰りの歩数が違うんだ?」


 「ほら、持って来たぞ!描け!」


 「無視かよ。…まあ良いか」


 「? 何か言ったか?」


 「いや、なんでもない」


 「「…………」」


 「あ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」


 「思い出したのか?」


 「…。思い出した…けど…」


 「けど何だ?」


 「つまんねえから、続行」


 「は?!」


 カキカキ……。


 カキカキ……。


 カキカキ……。


 終了。


 「あ、これか……」


 「うん。これだよ」


 読者様、分かりますでしょうか。


 潤也君の話では分からないと思うので、ここで作者からヒント。


 潤也君のいっていた通り、(?)


 ・使えば使うほど小さくなる。


 ・肌色である。


 と、


 ・肌色+(プラス)色々な色がある。


 ・最初の形は円柱。の物もある。


 ・大体は紙と一緒に使う。


 分かっていただけましたか?


 

 因みに潤也君、自分でもう正解言っちゃってましたよ。



 クス…


 では又会えるかもしれない日まで……

 

 See you!!


 


 


 


 


 


 

 え〜と、読んでくださり有難う御座いますです。


 前書きに書いた登場人物は何人かっていうのは、

・作者

・潤也

・一彦

・放送委員さん

・ナレーター

の、5人です。

 ナレーターも入れてあげてくださいね。可哀そうですから。

 アレは、・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。

 鉛筆です。

 潤也君、言っちゃってたでしょう。


 簡単でしたか?


 でわでわ〜。

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― 新着の感想 ―
[一言]  疾風怒濤とは「激しく吹く風と荒れ狂う大波」ほどの意味です。もしくは十八世紀ドイツの作家マクシミリアン・ギリンガーが著した戯曲「シュトゥルム・ウント・ドラング」乃至は同時期に起きた文学運動の…
[一言] これは手軽にアハ体験ができる面白い作品ですね。純粋に読んでいて楽しかったし、答えがわかった時はとても気持ちよかったです。
2007/11/20 23:37 冷え性の空手家
[一言] とっても面白かったです!!!!≪潤也≫の思っている事、、、共感しながら読んでいました。作者さんが入っていたのも面白かったです!!!!また、こういうお話を作ってください♪ あと、、、あとがきに…
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