2 入学式 後編
脱字などがあったらお知らせ下さい
あっとアドバイスとかあったら嬉しいです
そういうことで今ものすごく落ち込んでいる悲劇の主人公の
『紅河和也』です
(こうのかずや)
体育館の入り口で立ちすくんでいる俺にさらに悲劇が襲いかかる
「あんたそこ邪魔なんだから退いて」
振り向くと一人の美少女が立っていたかなりツンツンとした口調だ
「あぁ?今俺はものすごくイラついてんだお前が横から入ればいいだろ」
と言うとあっさり言いかえされた
「うるさいわね」
さらに追い討ちが…
「いいから退きなさいよ」
そう言いながら彼女は俺を蹴り飛ばした
「いってぇ何すんだてめぇ」
「あんたが退かないから悪いのよ」
なんと乱暴な女なのだろう
可愛らしい見た目とは違いものすごく性格が悪い
そのギャップに驚いていると先生達が止めに入ってきた
「入学式早々やめなさい」
先生達が止めに入ると彼女は何事もなかったように歩いて行った
なんだあの女…
そして入学式が始まった
ながったるい話が続く
特に何もなく入学式は終わった
「これからの能力審査についての説明をします」
アナウンスが体育館に響く
「審査内容はつぎの通りです
第1次審査射撃審査
第2次審査ラグナス能力審査」
「マジかよ審査なんて聞いてねぇぞ」
審査だと!?
そんな話し聞いてないまあナンバーズである以上たかが学園の能力審査なんて屁でもない
しかし
ナンバーズである事は伏せて入学しているからバレないようにしなければならない
あぁ〜面倒くさい
「めんど…」
俺は肩を落とした




