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人参機神ウサギロボ  作者: テイル
45/46

第43出撃 圧倒的

久しぶりの更新です。

突然ですが、次回最終回です。

お読みくださいました皆様ありがとうございます。

最終回は11月11日更新になります。

「お前が今のウサギロなのねぇ〜」


「こいつは俺様の獲物だ」


「いや、俺の獲物だ!! 虎の兄貴の仇を討つ」


 勝手なことを言う。

 獲物になんてなってやれるか。

 こっちには俺の最愛の彼女、晃子がのってるんだ。


[敵勢力ロボの高密度エネルギーを感知、殲滅モードに移行しますか?]


 ナビニィーが何か言っている。

 その答えは……。


「もちろん、YESだ!!」


「YESしかないでしょ」


「当然じゃな」


 三人の意見も一致。


「よし、ウサギロボZバスターモード!!」


 手に持っていたキャロリウムソードにキャロリウムバスターのエネルギーが注ぎ込まれている。

 

「こっこれは……」


 しかも、一本だった剣は二本に分かれ、二刀流になった。


「どういう原理なんだろう? 不思議」


 晃子が言うからじゃないけど、確かに不思議だ。

 不思議といえばもう一つ、律儀に待ってくれている敵ロボだ。

 キャロリウムバスターのエネルギーはウサギロボZにも流れてきた。

 全体にブースターがあらわれ、スピードも上がっている感じだ。


[完了、ご武運を]


「良し、待たせたな!!」


 俺は二刀剣を構えた。


「死の準備は出来たのねぇ〜、ではいくわよ〜」


 鷲型ロボを先頭に三機が三方向からいっぺんに突進してきた。


「受けてみなさい、鷲虎鮫の連続攻撃を!!」


「イーグルクロー!!」


「シャークトルネード!!」


「ホワイトタイガークラッシャー!!」


 三機の必殺技みたいなのが同時に襲いかかってきた。

 でも何故か慌てる感情が起きない。


「なんだろう、不思議な気持ちだ……」


「亮太、必殺剣いこ!!」


 必殺剣か……。


「ああ、ウサギロボZ、兎ピョンピョンペケペケけ〜ん」


 十字切りを繰り出し、まずはホワイトタイガーロボを斬り裂いた。


 凄い音をたてて爆発した。

 脱出ポットが見えたので、中のパイロットは脱出しているようだ。


「次じゃ!!」


「分かってる」


そのまま新ブースターで方向を切り替え、鮫ロボに標準を合わせた。


「兎ロボ流奥義、脱兎バツ斬り!!」


 剣をバツの字に重ねた衝撃で前方にキャロリウムバスタークラスの衝撃エネルギーを与える技のようだ。

 それを食らった鮫ロボも大破した。


「後一機!!」


 更に方向転換して鷲型ロボを迎え撃つ。


「やってくれたわねぇ〜!! 私は最高幹部イーグル様よ、覚悟〜!!」


 しかし、今のウサギロボZには鷲型ロボの攻撃を止まって見える。

 全てのセンサーも進化していて、もはや敵ではない。


「カウンター兎ピョンピョンけ〜ん!!」


 二本の剣を重ねたまま、必殺の兎ピョンピョン剣で鷲型ロボを真っ二つにした。

 凄い爆発が起こったが、ウサギロボZは無傷だ。


「すごい……」


「確かに……」


 敵主力ロボ三機だったのだろうけど、圧倒的な力で勝ってしまった。

本作をお読みいただきありがとうございます。




よろしければブックマークと評価をお願い致します。




感想も宜しくお願い致します。




それでは引き続きお楽しみくださいませ。

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