察知の花〜第98話「ずっとやりたいと思っていたこと」〜
前回のあらすじ
海中レストラングランニクルでごはんを食べた容姉達、その後飛び出す絵本屋さんで鏡桜 容姉の父親の伝説を耳にするのだった
黒川 尉女「ちょっと待ってなにこれ」鏡桜 英瀬「それは水らる捨て空け巣自動で上に連れて行ってくれるんだー」黒川 尉女「すごーい乗ってみよう」黒川 尉女はそういうと水らる捨て空け巣に乗り2階建ての建物が連なるレストラン街へやってきた。
黒川 尉女「へー、ここってレストラン街になってるんだー」鏡桜 容姉「ママ前にここの石海っていうレストランいったよね」鏡桜 英瀬「違うわよレストラン射るねすよ」鏡桜 容姉「そうだっけ?」黒川 海虹霧「せっかくだからそこと違うレストランに行きましょう」黒川 尉女「いいねー」鏡桜 容姉「私もそうしたいと思ってたー」鏡桜 英瀬「それはいいけどどこに入りましょうか」黒川 海虹霧「あのくじらの看板があるとこに入りましょうか」黒川海虹霧はくじらの立体看板があるところを指差してそう言った。鏡桜 容姉「なにあれーくじらがホログラムみたいになってるー」黒川 尉女「本当だー」鏡桜 英瀬「私もあそこのお店気になってきましたあそこでお昼にしましょうか」鏡桜 容姉、黒川 海虹霧、黒川 尉女「さんせーい」
鏡桜 容姉達はくじらの立体看板が飾られているお店に入った。
鏡桜 容姉「すごい、すごーい外はくじらの看板あったのに中はみかんの匂いがするー」黒川 虹霧「中はみかんシロップをテーマにしたお店になってるようね」黒川 尉女「なんでママわかるのー?」黒川 海虹霧「匂いよ」鏡桜 容姉「尉女ちゃんのママ匂いで分かるのすごーい」???の店員「本日は桜ティーへようこそ、こちらメニュー表でございます」鏡桜 容姉「みてみてー、期間限定のリオールだって」鏡桜 英瀬「期間限定ね、それはやめといたほうがいいかも」鏡桜 容姉「なんで?」黒川 海虹霧「たいてい美味しくないものが出るからよ」鏡桜 容姉「それでも私頼みたーい、尉女ちゃんは何にするのー?」黒川 尉女「私も要姉ちゃんと同じの頼むー」
黒川 海虹霧と鏡桜 英瀬もメニューを頼んだ後。
桜ティーの店員「こちらリオールになります」鏡桜 容姉「美味しそー」黒川 海虹霧「意外と美味しそうなもの出て来たわね」鏡桜 英瀬「どんなのどんなのー?本当だ美味しそう、ママも食べたい」鏡桜 容姉、黒川 尉女「だめ!!」鏡桜 容姉「これは尉女ちゃんと一緒に食べるんだー、ママは自分で頼んでよ」黒川 海虹霧「尉女、容姉ちゃんのママにだめって言ってどうするのよ(呆)」リオールとはみかんシロップのかかったかき氷で氷の部分だけが一人でに回っている食べ物である。鏡桜 容姉達はリオールを食べた。
黒川 尉女「おいしーい」鏡桜 容姉「ちょっと酸っぱいけど美味しいよね」
鏡桜 容姉達は桜ティーでごはんをしたあともう一度光る水ライオンへとやってきた。
鏡桜 容姉「見てみて尉女ちゃん何か始まりそうだよ」黒川 尉女「何なにー?何が始まるのー?」鏡桜 容姉がそういってしばらくすると光る水ライオンから光が12方向に飛び出し光る水ライオンの上に光る水ライオンという文字が空中に浮かび上がった。
黒川 尉女「すごいすごーい」
光る水ライオンは音楽を鳴らしながら、天井より高く上がっていく。
鏡桜 容姉「光る水ライオンどこまで上がっていくんだろうー」鏡桜 容姉がそういうとそこで光る水ライオンは止まった。
黒川 尉女「光る水ライオン天井の上までいって止まったね、すごいすごーいたかーいとこに光る水ライオンある」鏡桜 容姉「ねぇねぇ容姉ちゃん来たとこの入口に私のお気に入りの場所あるから次の日そこ見に行こう」黒川 尉女「うん」
鏡桜 容姉達は西城のホテルに泊まることになる。
黒川 尉女「すごーいここのホテルカラオケできるんだーそれにベッドもかわいい〜」黒川 尉女にとって西城ホテルは初めて見るものばかりだった。
黒川 尉女「ねえねぇ容姉ちゃんカラオケしようよー」鏡桜 容姉「さんせーい私もずっと尉女ちゃんとカラオケしたいなーと思ってたんだ」
こうして鏡桜 容姉達はカラオケをすることになるのだった。
鏡桜 英瀬「なんか、恥ずかしいです」黒川 海虹霧「私もです」黒川 尉女「私から歌うー、夫婦岩♪すべてを兼ね備え未来永劫仲睦まじく♪おしどり夫婦が世界を平和に変える♪汲み取った心はいつでも純粋♪周りはそれにつられて正直になっていく♪」鏡桜 容姉「尉女ちゃん歌うまーい」黒川 尉女「はずかしい」鏡桜 容姉「次は私の番〜、るーるっるっーるーるるーるるー、おもいーでわーなにーひとつーきーえなーい♪出会ったときのこと告白してくれーたことー何一つ忘れてなーい、私は〜きーみをー受け止めたいからここにいるよ〜♪あなたとずっと一緒にいたい♪物理的な距離が私達の心を引き裂いていく♪いつかあなたと会ってキスとハグが出来たならどれだけ幸せなんだろう♪君のことを考える毎日♪君がやっと言葉にしてくれた気持ち♪全て私が受け止めるから言葉にして♪私はあなたを愛してるから♪」黒川 海虹霧「何その甘酸っぱい曲」鏡桜 容姉「ママがいつも歌ってるんだ」鏡桜 英瀬「容姉……ママ恥ずかしい」鏡桜 容姉「なんで?」黒川 海虹霧「パパさんとどんな恋愛したんです?鏡桜さんから告白したんですか?私にも過去の恋愛聞かせてくださいよ」鏡桜 英瀬「こうなるからよ」鏡桜 容姉「いいじゃーん私も聞きたーい」鏡桜 英瀬「次は私の番よ」黒川 海虹霧、鏡桜 容姉「ずるーい、逃げたー」鏡桜 英瀬は恥ずかしがりながら歌った。鏡桜 英瀬「あなたに嫌われたくなくて♪言葉に出来なくて♪私の気持ちは伝わってると思ってた♪私もあなたに会いたい今はもう少し待って♪必ずあなたに会いにいくから♪あなたのことが大好き♪あなが思ってるよりも私はあなたのことが大好き♪あなたと付き合ってよかった♪これからもよろしくお願いします♪」黒川 海虹霧「きゃー」鏡桜 英瀬「さぁ黒川さんの番よ」黒川 海虹霧「私はずかしいわ」鏡桜 英瀬「私が曲入れてもいいんですよ」黒川 海虹霧「歌いますからごめんなさいm(_ _)m」こうして黒川海虹霧は自ら歌った。黒川 海虹霧「頭ふらっふらっ」鏡桜 容姉「変な歌」黒川 尉女「容姉ちゃんなんて言ったの?」鏡桜 容姉「変な歌」鏡桜 容姉と黒川 尉女の会話は歌の音でかき消された。黒川 海虹霧「空はーあおーい♪虹はあかーい♪」鏡桜 容姉「赤いのは夕焼けじゃ」黒川 尉女「だまって聞いとこうよ」鏡桜 容姉「うん」
つづく




