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察知の花〜第96話「海中レストラングランニクル」〜

前回のあらすじ

鏡桜 容姉達は花夢博物館で空飛ぶ不思議なバスにのり浮く感覚もなくバスが浮いている状態で自分たちも浮くという不思議な体験をし、海中レストラングランニクルの勧誘を受け海中レストラングランニクルに入るのだった

鏡桜(かがみざくら) 容姉(ゆるあね)「えぇーやだー私もうちょっとここにいたいー」黒川(くろかわ) 尉女(いめ)「私は違うとこみたいかも」鏡桜 容姉「尉女ちゃんがそういうなら」鏡桜 英瀬(かがみざくら

えいせ)「さすがお姉さん」鏡桜 容姉「えへへー」

こうして鏡桜 容姉達は白い光の中に入り花夢博物館を出た。

黒川 尉目「こっち面白そう」鏡桜 容姐「尉女ちゃん待ってー」鏡桜 英瀬「そっちに何か面白いものあるのかしら、黒川さん私達も霊古土(れこど)達に付いていきましょう」黒川 海虹霧「えぇ」

鏡桜 容姉達は西城の地下にやってきた。

黒川 尉女「うわー、すごーい」鏡桜 容姉「見てー尉女ちゃんこっちに可愛いお魚さんがいるよ」黒川 尉女「すごいすごーいたくさんお魚さんが泳いでるー」???「ようこそ、海中レストラングランニクルへこちらのレストランでは泳ぐお魚さんを見ながらお食事いただけます」黒川 尉女「容姉ちゃん私あのレストラン行きたーい」鏡桜 容姉「私もー」鏡桜 容姉、黒川 尉女「ねぇねぇママー、あそこ入りたいー」鏡桜 英瀬「しょうがないわねー」鏡桜 容姉「もちろん尉女ちゃんも!!」鏡桜 英瀬「黒川さんいいですか?」黒川 尉女「えぇ行きましょう」

海中レストラングランニクルのウェイトレス「お客様何名様でしょうか」海中レストラングランニクルのウェイトレスは落ち着いた声でそう言った。

黒川 海虹霧「は(たい)です」海中レストラングランニクルのウェイトレス「それではこちらにご案内します」鏡桜 容姉達は海中レストラングランニクルのウェイトレスに連れられキラキラ光るシャンデリアがあり、そこからお魚さんが見える席に案内された。

黒川 海虹霧「うわー、素敵ー」鏡桜 英瀬「すごいわねー、シャンデリアの光が魚の形をしてるわ」黒川 尉女「本当だー、容姉ちゃんのママすごーい」鏡桜 容姉「ねぇねぇ尉女ちゃんメニュー見ようよ」黒川 尉女「うん、一緒に見よー」そういって鏡桜 容姉達はメニューを開いた。

鏡桜 英瀬の心の声(うわ、高い)黒川 海虹霧の心の声(ここって、ごはん屋さんこんなに高いのかしら)

メニューにはずらりとメニューの名前だけが書かれていた。

鏡桜 容姉「私このエムカップクールにする」黒川 尉女「私も容姉ちゃんと同じのにするー」海中レストラングランニクルの店員「ご注文はお決まりでしょうか」鏡桜 英瀬「黒川さんは決まりました?」黒川 海虹霧「えぇ」鏡桜 英瀬「エムカップクールをろ鯛とガットオン い」黒川 海虹霧「それとウィマ いをお願いします」海中レストラングランニクルの店員「ご注文は以上でよろしいでしょうか」鏡桜 英瀬「私は大丈夫です」黒川 海虹霧「はい、以上です」海中レストラングランニクルの店員「それではご注文を繰り返させていただきます。エムカップクールろ鯛ガットオン い ウィマ いでよろしいでしょうか」鏡桜 英瀬「はい」鏡桜 容姉「ねぇねぇ見てーここからでも大きなお魚さん見れるよー」黒川 海虹霧「まるで水族館みたいね」鏡桜 容姉、黒川 尉女「水族館?」黒川 海虹霧「どう説明したらいいかしら」鏡桜 英瀬「ほぼここと変わらなくていろんなお魚さんが見れる場所よ、ただご飯食べながらお魚さんが見れるわけじゃないのよ」鏡桜 容姉、黒川 尉女「へー」鏡桜 容姉「うわー、すごーい、部屋が暗くなってお魚さんがシャンデリアみたーい」黒川 海虹霧「あら、本当ねお魚さんが輝いてるわ」海中レストラングランニクルの床には魚のキラキラした光の影が映っていた。

鏡桜 容姉「すごーい床にきらきらしたお魚さんが写ってるよー」黒川 尉女「きらきらしてる床のお魚さんが時折光るよー」そんなお話をしていると海中レストラングランニクルのウェイトレスが食べ物を運んできた。海中レストラングランニクルのウェイトレス「こちら、ガットオンでございます」鏡桜 英瀬は手を上げた。海中レストラングランニクルのウェイトレスは鏡桜 英瀬の前にガットオンを置き、去っていった。

鏡桜 英瀬「うわー、なんだか海みたい」黒川 海虹霧「本当不思議な食べ物ですね」鏡桜 英瀬「えぇまるで食べ物の中に海が入ってるみたい」海中レストラングランニクルのウェイトレス「お待たせいたしましたエムカップクールです」鏡桜 英瀬は鏡桜 容姉と黒川 尉女の前に手のひらを上にしてこちらですと示した。海中レストラングランニクルの店員は鏡桜 容姉と黒川 尉女の前にエムカップクールを置いた。海中レストラングランニクルのウェイトレス「こちらウィマでございます。ご注文の品はおそろいでしょうか」鏡桜 英瀬「はい」海中レストラングランニクルのウェイトレス「それでは失礼いたします」そういって、海中レストラングランニクルの店員は去っていった。鏡桜 容姉「うわー、すごいすごーい食べ物の上にみかんが乗ってるー」黒川 尉女「みてみてー容姉ちゃん揺らしても落ちないよ、すごいすごーい」鏡桜 容姉「となりに車の形した食べ物があるどんな味するんだろー」黒川 尉女「おいし~い容姉ちゃんも食べてみてよ」鏡桜 容姉「うん!!、うまーい」黒川 海虹霧「私もウィマ食べたくなっちゃった」黒川 海虹霧はウィマを食べた。黒川 海虹霧「まるでチョコクッキー食べてるみたい」鏡桜 英瀬の心の声 (それにしてもこんなとこがあったなんてねー)

つづく

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