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察知の花〜第90話「たまには贅沢」〜

前回のあらすじ

鏡桜 容姉は彼女の友達である丸山 閉錠、紅茶 心美と一緒にろ時間目の授業が終わりお昼休みに食堂に行きご飯を選んでいるともう い の友達である黒川 慰女に声を掛けられ体育の授業があるからとすぐにお別れするのだった。

黒川(くろかわ) 慰女(いめ)「そろそろ授業始まっちゃうから先にいくね、次体育なんだ」鏡桜(かがみざくら) 容姉(ゆるあね)「そうなんだ、帰り会えたら嬉しいな」丸山(まるやま) 閉錠(あかね)紅茶(こうちゃ) 心美(ここみ)「私も―」黒川 慰女「嬉しいー、ありがとう、会えたら嬉しいね」

ジュウィリとは真ん中を切り抜いたキウイの真ん中にペーストした蜜柑をいれた妖精界の食べ物のことである。

黒川 尉女はそういうと食堂をあとにした。

鏡桜 容姉「私たちも急いで食べて次の授業行こう」丸山 閉錠「うん」紅茶 心美「さんせ〜い」天使(てんし) 霞草(かすみそう)「その前にご飯選ぼうね」鏡桜 容姉、紅茶 心美、丸山 閉錠「は〜い」丸山 閉錠「ねぇねぇみんなで一緒の食べ物食べない?」鏡桜 容姉「いいね、心美ちゃんはどう思う?」紅茶 心美「えっと……私も……同じのがいいです」丸山 閉錠「それじゃ決まり〜みんなで一緒の食べようアレルギーある人」誰も手をあげなかった。丸山 閉錠「よし、それじゃみんなそれぞれ一緒に食べたいものを選ぼう、容姉ちゃんは?」鏡桜 容姉「私おすすめがいい」天使 霞草「今日のおすすめはみんなが話してたジュウィリだよ」鏡桜 容姉「じゃ、私はそれ」丸山 閉錠「心美ちゃんは?」紅茶 心美「えっと…私は……指輪(ゆびわ)(みつ)にしたいです」丸山 閉錠「いいね〜」鏡桜 容姉「閉錠ちゃんは何にするの?」丸山 閉錠「閉錠はねー今操(こんそう)!!」鏡桜 容姉達はそれぞれが選んだものを選び食堂の窓側に座った。

鏡桜 容姉「ねぇねぇ心美ちゃんに閉錠ちゃん体育楽しかったね」丸山 閉錠「うん」紅茶 心美「私は国語の方が……楽しかったです」鏡桜 容姉「そうなんだ、心美ちゃんって国語好きなんだね」紅茶 心美「はい……とっても」丸山 閉錠「やばーそんなにお話ししてないのにあと少しで次の授業だ」鏡桜 容姉「うわ、やっば」鏡桜 容姉が蓬クラスの次の授業を見ると社会と書いてあった。

鏡桜 容姉「次社会じゃん私愛英の歴史聞いてると楽しいから好きなんだよね〜」丸山 閉錠「閉錠も〜」紅茶 心美「私も……好きです」

琴月(ことづき) 社会(しゃかい)「それでは前回の歴史を振り返っていきます前回お話したのはε暦さんざんみろほ年待離から店度(みせど) 声度(せいたく)が力を付け再び愛英民を巻き込む王権争いをやめさせ、愛英民を巻き込まない王権争いに変わり、ε暦さんざんみろほぬわぬ年 店度 声度は待離、溢会、愛国を再び仲直りさせたというところまでお話しました。今日はその続きからお話します。ε暦さんざんみろへ年店度(みせど) 声度(せいたく)待離(たいり)溢会(いっかい)愛国(えくに)街観(がいかん)をまとめて仲直りさせました。密文(みつふみ)を含めて仲直りさせれば愛英が平和になるというあと一歩のところで店度 声度は死んでしまいた。店度、声度が死ぬと待離、溢会、愛国の仲は再び悪くなり、王様を決めることに対して喧嘩するようになっていきます。ε暦さんざんみろと年街観から統治(とうち) 全道(ぜんどう)という人物が有名になります。今日の授業はここまでです。蓬クラスの次の授業は美術です」

明智(あけち) 月美(つきみ)「今日は干支沿(えとぞ)いという道具を使って美術の授業をしてもらいます。通常美術館にあるような、作品を作るときはそれぞれの妖精が自分で持っている能力を使い作品を作りますが干支沿いは他の妖精の、能力を借りることが出来る(すぐ)れものです。こちらが干支沿いを使って作られた作品です」明智 月美がそういうと額縁の中にバラがS字に貼られているものを見せた。明智 月美「それでは蓬クラスのみなさんには干支沿いを使って今見せたこの作品を作ってもらいます。干支沿いは手をこのように閉じて、干支沿いを手首に付けます。そうすることで他の妖精の能力を使うことが出来るようになります。そして干支沿いの横にあるボタンを押すと薔薇が出てきますこれを上手くやるとこの作品が出来上がります。それでは蓬クラスのみなさんやってみてください」鏡桜 容姉達は明智 月美のいう通りに、やってみた、すると、明智 月美がみせたお手本の作品が出来た。

明智 月美「みなさん、上手にできましたね、美術の授業はこれで終わりです。みなさんのお父さん、お母さんが迎えにくるまで教室で待っていてください」鏡桜 英瀬「容姉、迎えに来たわよ」鏡桜 容姉「ママ今日早いね」鏡桜 英瀬「今日はたまたまお仕事が早く終わってね」鏡桜 容姉「お仕事?」鏡桜 英瀬「それは秘密」鏡桜 容姉「言わないんだ」鏡桜 英瀬「パパの」鏡桜 容姉「パパのお仕事?」鏡桜 英瀬「そんなことより、帰りましょう」鏡桜 容姉「うん!!、私お(うち)大好き!!慰女ちゃんと心美ちゃんと、閉錠ちゃんと一緒にお家から見える川とか見たい」鏡桜 英瀬「慰女ちゃん、心美ちゃん、閉錠ちゃんお家に呼びたいの?」鏡桜 容姉「うん!!」鏡桜 英瀬「慰女ちゃん、心美ちゃん、閉錠のお母さんか、お父さんに相談してみないとわからないから相談してみるね」鏡桜 容姉「うん!!(喜)」

鏡桜 容姉の家

鏡桜(かがみざくら) 容姿(ようし)「容姉、お帰り」鏡桜 容姉「パパただいまー」鏡桜 英瀬「ねぇパパ今日どこか出かけない?」鏡桜 容姿「ご飯かい?」鏡桜 英瀬「えぇ」鏡桜 容姿「たまにはいいかもな」鏡桜 英瀬「近くのラブギフトに行きましょう」鏡桜 容姿「あーあの大きいアーケードがある道のとこにあるレストランか」

ラブギフト

ラブギフトの店員「こちらがメニューになります」鏡桜 英瀬「ありがとうございます」鏡桜 英瀬の心の声(どんなメニューが()ってるかしら)鏡桜 英瀬は家族みんなに見えるようにメニューをテーブルの上に置いた。鏡桜 容姉がテーブルの上に置かれたメニューを見ると文字がずらーっと横書きで縦に並んでいた。鏡桜 容姉「私いるとにするー」鏡桜 英瀬「ママもー」鏡桜 容姿「パパもそれにするー」鏡桜 英瀬はラブギフトの店員がくるまでぬわい分待った。ラブギフトの店員「ご注文はお決まりでしょうか?」鏡桜 英瀬「いるとを は(たい)ください」ラブギフトの店員「お飲み物はいかがでしょうか」鏡桜 英瀬「ラブソーダ は鯛お願いします」ラブギフトの店員「以上でしょうか」鏡桜 英瀬「はい」ラブギフトの店員「かしこまりました」

ぬわろ分後

ラブギフトの店員「お待たせしました、いるととラブソーダです」鏡桜 容姉「ラブソーダ綺麗」ラブソーダは上から透明な青、オレンジ、緑のカラフルな飲み物だった。いるととは見た目がタルトのようで、足はチーズのような味がする、妖精界特有の食べ物のことである。鏡桜 容姉「いると美味しいー、今度友達に教えてあげよう」鏡桜 英瀬「友達も喜ぶと思うわ」鏡桜 容姉達はラブギフトでご飯を食べ終わった後鏡桜 容姉達の家に帰った。

鏡桜 容姿「たまには贅沢もいいもんだな」鏡桜 英瀬「えぇ、それじゃ寝ましょうか」

次の日

無を知る梅乱舞類

花魁草 萩瀬「今日の い 時間目は国語です、今日は知恵(ちえ)を振ると(さむ)いという言葉について学んでもらいます。知恵を振るとさむいとは見た光景が美しいことを言います。それでは蓬クラスの皆さんには知恵を振ると寒いという言葉を使って例文を作ってもらいます」

鏡桜 容姉「食堂のテラス知恵を振ると寒い」丸山 閉錠「容姉ちゃんすごーい」鏡桜 容姉「えへへ」丸山 閉錠「閉錠も容姉ちゃんみたいに上手く例文作りたい」

つづく

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