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察知の花~第75話「閉演(へいえん)」~

前回のあらすじ

シアターBest Fesへとミュージカルを見に来た鏡桜 容姉達ミュージカルが始まると魔法使いが雲を作りその雲をお城にしてみせたのだった。

論針(ろんはり) (くも)「雲のお菓子に雲のキャンディー願いはなんでも叶う♪それが魔法の世界」(はな) (おぼろ)「雲のお城は夜光り、輝く光のお城へと姿を変える♪」桜王(さくらおう) (すずみ)「みんなでこの雲のお城に住もう♪」コーラス「住も~う」桜王 澄「彼方その先へと星々は誘う、雲のお城の住処(すみか)へ♪」論針 雲「いずれ、雲のお城は長年使われ古城へと変化する♪」論針 雲がそういうと雲のお城は石の色に変わった。花 朧「季節は雲のお城を飾りゆく♪」雲のお城は雪を(かぶ)った。

観客「うわー、きれい」桜王 澄「さぁ、ご覧に入れましょう、数々の変わりゆく雲のお城をご覧に入れた後は雲を使った魔法使いの遊びをお届けしましょう、音楽とともに、それではお聞きください私たちの作った曲魔法博物館」論針 雲「雲のみずうみ)を泳ぐ白鳥ひらりひらりと湖を(ただよ)う湖は(きり)をかかげ白鳥を運ぶ♪」論針 雲がそういうと、雲の白鳥と雲の湖が現れ歌の通りに雲の湖に雲の白鳥が漂い、雲の湖に霧がかかる。花 朧「女王の宝である白鳥は雲のお城の守護神となる♪」桜王 澄「雲のお城にへは雲の車で行くのさ♪」桜王 澄がそういうと、雲の車が出てきて、まるでその雲の車に乗るような感覚になった。桜王 澄「さぁ、みなさまを雲のお城へとご案内♪左手に見えるのはシアターBest Fes♪右手に見えるのは塔の絵画♪目の前に見えるのはテディベアの乗った紅茶のフォンデュマウンテン♪そこを通れば見えてくるのは雲のお城♪雲のお城での朝ごはんはみんな大好き今操(こんそう)と添え物に必要な肥満(ひまん♪そして主食のほのい♪ここはパーティー会場♪みんなで楽しく歌い踊るのさ♪魔法使いたちの(うたげ)宴は夜まで続き、夜の雲の城は光り輝くナイトミュージアム♪雲のお城が作品さ♪魔法使いの宴は魔法使いがお気に入りの魔法を披露する♪そうここは魔法博物館♪星を生み出し♪時をも(あやつ)るのさ♪朝、昼、夜自由自在さ♪自分の欲望がかなうのが魔法♪お菓子も♪お菓子の家も♪空を飛ぶことだってできるのさ♪」桜王 澄がそういうと桜王 澄が空を飛んでいるようにみえた。論針 雲「ここは魔法博物館♪」花 朧「ここは魔法博物館♪」桜王 澄「ここは魔法博物館♪」コーラス「ここは魔法博物館」論針 雲「自慢の魔法を見せ合い誰の魔法が難しいか競うのさ♪」論針 雲、花 朧、桜王 澄、コーラス「まほーうーはくぶつーかーんーーーー♪」アナウンス「魔法博物館のキャストです、桜王 澄役 合手(あいのて) 勇気(ゆうき)」合手 勇気「ありがとうございましたー」合手 勇気はそういいながらお客さんに手を振った。アナウンス「論針 雲役 水網(みずあみ) (いけ)」水網 池「ありがとうございましたー」アナウンス「花 朧役 姫浦 涙(ひめうら   るい)」姫浦 涙「ありがとうございましたー」姫浦 涙、水網 池も合手 勇気と同様に手を振った。

お客さんたちはミュージカルに拍手を送った。

アナウンス「これをもちまして、劇団旅蔵による魔法博物館の公演を終了いたします」

鏡桜(かがみざくら) 英瀬(えいせ),「容姉(ゆるあね)ミュージカルどうだった?」鏡桜 容姉「楽しかったー♪」鏡桜 英瀬「よかったママもねここのミュージカルよく見に来てたのよ」鏡桜 容姿(ようし)「そうなんだ」鏡桜 英瀬「あら、パパにこの話してなかったっけ?」鏡桜 容姿「うん」鏡桜 容姉「パパとママ、私も会話に混ぜて」鏡桜 英瀬はしゃがみながら言った。鏡桜 英瀬「容姉 ママとパパは容姉のこと仲間外(なかまはずれ)れなんかにしてないのよ」鏡桜 容姉「本当ー?」鏡桜 英瀬「本当よ、そろそろ劇場でましょうか」鏡桜 容姉「えぇーやだー、私もうちょっとここにいたい」鏡桜 英瀬「それじゃスタッフの人に一緒にもう少しここにいてもいいか聞いてみましょうか」鏡桜 容姉「うん!!」鏡桜 容姉はシアターBest Fesのスタッフに鏡桜 英瀬に見守ってもらいながらこう聞いた。鏡桜 容姉「ねぇスタッフさん」シアターBest Fesのスタッフ「どうしたんだい?迷子かい?」鏡桜 容姉「違うのもう少しここにいたいの」シアターBest Fesのスタッフ「ごめんねいくら君のお願いでもそれは出来ないんだ。次も公演があって次の公演のためにお金を払ってくれてるお客さんのために席をあけてくれるかな」鏡桜 容姉「うん、わかった、私お姉ちゃんだからゆずる」シアターBest Fesのスタッフ「えらいね」鏡桜 容姉「えへへ、ママ、パパここの席ゆずりましょ」鏡桜 英瀬「そうね」鏡桜 容姿「そうだな」

シアターBest Fes近くの船着き場

鏡桜 英瀬「それじゃ船に乗って帰りましょうか」鏡桜 容姉「うん」鏡桜 容姿「そうだな」

船の中

鏡桜 容姉「ママ、パパ、あのねあのね

つづく

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