察知の花~第69話「サッズ」~
前回のあらすじ
鏡桜 容姉は鏡桜 容姿からコンロの火のつけ方を教えてもらい い鯛は成功したがなぜか ろ鯛 以降は火力を調整することが出来なかった。その間に彼女の母は久米色を調理するが、その前に彼女の父が作った媛愛が冷めるかに思われたが、彼女の母の妖精の能力で媛愛は冷めにくくなっていた。こうして無事に昼食を作り終え、みんなでお昼ご飯を食べる。その後サッズで遊ぼうということになるのだった。
鏡桜 容姿「よし、容姉たまにはみんなで遊ぼうか」鏡桜 容姉「うん、何するの?」鏡桜 容姿「そうだね、サッズやろうか」鏡桜 容姉「サッズ?」鏡桜 容姿「そうサッズ」鏡桜 英瀬「サッズか楽しそうね」鏡桜 容姉「サッズって何するの?」鏡桜 容姿「簡単に言うと自分の板を多く裏返したほうが勝ちのゲームだ。今日は は 鯛でやるから、自分以外の縄張りのところで、自分の縄張りから一番遠いところに運べたら、裏返せる」鏡桜 英瀬「パパその難しいとこ簡単に説明しちゃうの流石ね板を入れ替えるのは自分の板と自分と違う板が接しているところよ、相手が前のターンに入れ替えた板は入れ替えられないから注意よ、自分の板と自分以外の板を い 鯛入れ替えたらターンが変わって次の妖精の順番になるわ。それじゃ早速やってみましょうか」サッズとは 横に ち 鯛、縦に は 鯛の板が並んでいて土台にも縦 ち、横 はの線が引かれているボードゲームのようなもの。この縦 ち、横は の線が引かれている土台をサッズと呼ぶためこのボードゲームのようなものはサッズと呼ばれている。ボードゲームがスタートすると同時に土台の上にある板が遊ぶ人数によって色が変わりサッズの上で浮く。板を動かすときは妖精がもともと持っている浮かせる能力を使うことになるので、羽を使って空を飛ぶ練習にもなる。今回は は 鯛遊ぶため板は ち 鯛ずつ色分けされていて左のろ×は鯛と一番上の列の左から は鯛とに鯛が鏡桜 容姉の縄張り、その下の縦列と一番上の列の左からほ鯛とへ鯛にその下 ろ 鯛が鏡桜 英瀬の縄張り、残りが鏡桜 容姿の縄張りとなった。鏡桜 容姿「それじゃ、容姉、パパ、ママの順番でやろうか」鏡桜 英瀬「容姉最後の方がいいんじゃないかしら、ルールあんまりわからないでしょうし」鏡桜 容姿「やることは簡単だから容姉最初でいいんじゃないかな」鏡桜 英瀬「それじゃ、くじで順番決めましょう」鏡桜 容姿「そうだな」鏡桜 容姉「ダージリンティーだー」鏡桜 容姿「容姉が最初だな、それじゃ・・・」鏡桜 英瀬「ママが ろ 鯛でいいかしら?」鏡桜 容姿「ママってときよりすごいよな、心読んでる?」鏡桜 英瀬「うふふ、パパのことたくさん見てますから」そんな会話をしているすきに鏡桜 容姉は一番上の列の左から は 鯛とその下の板を入れ替えていた「。次ママの番」鏡桜 容姿、鏡桜 英瀬「すご!!」鏡桜 英瀬「いつのまにそんなに浮かせるの上手くなったの?」鏡桜 容姉「えへへ、わかんない、なんかできた」鏡桜 容姿「容姉もうこんなに成長して(涙)」鏡桜 英瀬「パパ気が早いわよ(笑)」鏡桜 容姉「?私お姉ちゃんになったでしょ~」鏡桜 容姿「うん」鏡桜 英瀬の心の声(パパったら(笑)まだ容姉 ち 鯛よ)鏡桜 英瀬は鏡桜 容姉が入れ替えた板と一番上の列の左から ろ 鯛を入れ替えた。鏡桜 英瀬「次パパの番よ」鏡桜 容姿「なんかこう見るとパパだけ仲間外れにされてるように感じるなー」鏡桜 容姿は一番下の列の右から は 鯛の板と下から ろ 鯛の右から は 鯛の板を入れ替えた。鏡桜 英瀬「パパやるわねー」鏡桜 容姿「まだまだわかんないよー、ママー」鏡桜 容姉「もう(怒)パパとママ私を仲間外れにしないで(怒)」鏡桜 容姿「仲間外れに何てしてないよー」鏡桜 英瀬「あっ」鏡桜 容姉「どうしたの?ママ」鏡桜 英瀬「う、ううん、何でも、ない、わよー(苦笑)」鏡桜 容姿、鏡桜 容姉「絶対なんかあったじゃん」鏡桜 英瀬「ほら、容姉仲間外れじゃないでしょ」鏡桜 容姿「あ、なるほど」鏡桜 容姉「あー、ママ話そらしたー」鏡桜 英瀬「そ、そんなことより、容姉の番、よー」鏡桜 容姉「本当だ―、うーん」鏡桜 容姉は上から ろ鯛の左から は鯛とその右隣の板を入れ替えた。鏡桜 英瀬「容姉浮かせるの上手いわね」鏡桜 容姉「えへへ~(n*´ω`*n)」鏡桜 英瀬は上から ろ鯛の右から に鯛とその左隣の板を入れ替えた。鏡桜 容姿「次はパパの番か」鏡桜 容姿は一番下の列の右から は鯛とその右隣の板を入れ替えた。鏡桜 容姉は一番上の列の左から ろ鯛の板とその左隣の板を入れ替えた。鏡桜 容姉「あ、そういうことか」鏡桜 英瀬の心の声(この子本当に ち鯛なのかしら)鏡桜 英瀬は上から ろ鯛の右から は鯛とその左隣の板を入れ替えた。鏡桜 容姿「次はパパの番か」鏡桜 英瀬「そうよ」鏡桜 容姉「うん」鏡桜 容姿は一番右下の板とその左隣の板を入れ替えた。鏡桜 容姉「あれ?ママの板一番端に言ったのに裏返らないよ?」鏡桜 英瀬「その板はね近いところから端にいったから裏返らないの、一番遠いところからああいう感じの場所にいったら裏返るよ」鏡桜 容姉「よくわかんない」鏡桜 英瀬「それは考えなくて大丈夫よサッズが勝手に判断して裏返してくれるから、次容姉の番よ」鏡桜 容姉「はーい」鏡桜 容姉は上から ろ鯛右から は鯛の板とその右隣の鏡桜 容姿の板を入れ替えた。鏡桜 英瀬は上から ろ鯛左から は鯛の板とその上の鏡桜 容姉の板を入れ替えた。鏡桜 容姉「あー、私の板入れ替えられた―」鏡桜 英瀬「そういう遊びよ」鏡桜 容姉はむっという口をしつつ何も言わなかった。鏡桜 容姿「次はパパの番だな」鏡桜 容姿は下から い、右から ろ鯛の板とさっき鏡桜 容姉が入れ替えた板を入れ替えた。鏡桜 容姉は直前に鏡桜 容姿が入れ替えた板と一番右下の鏡桜 英瀬の板を入れ替えた。鏡桜 英瀬は一番上の左から は鯛の板と一番上の左から ろ鯛の板を入れ替えた。鏡桜 容姿は上から ろ鯛の右から ろ鯛の板とその右隣の容姉の板を入れ替えた。鏡桜 英瀬「あら、もうこんな察知」鏡桜 容姿「本当だもう夜のち時か、こういう場合はタイムアップ正式に変えようか」鏡桜 英瀬「そうね」鏡桜 容姉「タイムアップ正式」鏡桜 容姿「本当は何分やるって決めて、その時間内にどれだけ自分の板を自分以外の縄張りに置けたかで競うルールなんだ。今回は、全員一個ずつだからみんなの勝ちだな」
つづく