察知の花~第58話「新たな友達」~
前回のあらすじ
家庭科の授業が終わったあと家庭科の先生に遊びを教えてもらいその遊びをはじめよとしたところ、鏡桜 容姉とその友達のママが迎えに来てやめことになり自分の家へと帰った。その夜鏡桜 容姉は、ずっと起きようとしたのだが眠気にかなわず寝てしまった。次の日乱舞類で授業を受け始めることになるのだった。
花魁草 萩瀬「今日のい時間めの授業は国語です。国語の授業を始める前にみなさんにお知らせがあります。明日は祝日のため乱舞類での授業がないのでママとパパが間違えて乱舞類に送り迎えしないように伝えてあげましょう」蓬クラス「やったー!!」花魁草 萩瀬「それでは、国語の授業を始めます。今日は不安をふくとい言葉について学んでもらいます。不安をふくとは心が小さいことです」蓬クラスの子「心が小さいって何ー?」花魁草 萩瀬「心が小さいとは人の気持ちを受け入れないことです」蓬クラスの男の子「じゃぁ俺不安をふくだー」花魁草 萩瀬「それをいえるだけで十分心が広いと思いますよ、今の会話で例文が出来上がってしまったので、国語の授業は早めに終わります、蓬クラスの皆さんの次の授業は、体育です」鏡桜 容姉「今日は早く授業終わっちゃった」丸山 閉錠「そうだねー、このあとどうしようか」鏡桜 容姉「あー、それ私のセリフー」丸山 閉錠「えへへ、ここでお話する?」鏡桜 容姉「花魁草先生もいるみたいだから、何したらいいか分かんないし、何したらいいか聞こう」丸山 閉錠「そうだね」
鏡桜 容姉達は国語の授業をしていた教室内にいる花魁草先生の元へと足を運んだ。
鏡桜 容姉「花魁草先生ー」花魁草 萩瀬「あら、どうしたの容姉ちゃんに閉錠ちゃん」鏡桜 容姉「このあと何した言いか分からなくて、何したらいいか聞きに来ました」花魁草 萩瀬「あら、偉いわねー、そうねさっき学んだことをもう一回振り返ってみたり、教科書を使って、みんなより先に新たらしいこと学んだりするといいわよ」丸山 閉錠、鏡桜 容姉「勉強きらーい」花魁草 萩瀬「そんなこと言わないの」鏡桜 容姉「嫌いなんだもーん、先生は勉強好きなの?」花魁草 萩瀬「先生はね、少しだけ嫌い・・かな・・」丸山 閉錠「先生も嫌いじゃーん、そういうの子供に押し付けちゃいけないんだー」花魁草 萩瀬「少しよ」丸山 閉錠「少しでも嫌いなものは嫌いじゃーん」鏡桜 容姉「閉錠ちゃんそこまでにしよう、先生困ってるよ」丸山 閉錠「容姉ちゃん大人だ・・(0_0)!」鏡桜 容姉「私お姉せん目指してるもーん」花魁草 萩瀬「お姉さん目指してるな知識はつけないとだね」鏡桜 容姉「あ、やばい、次の授業始まる」花魁草 萩瀬「あら、本当ね体育館に行くのよ」鏡桜 容姉、丸山 閉錠「はーい」鏡桜 容姉「察知に助けられた」丸山 閉錠「本当だねー、もう少しで容姉ちゃん先生に言いくるめられるとこだった」
飛育 体走「ろ 時間目は体育です。今日は蓬クラスの皆さんに、フォギストというスポーツをやてもらいます。フォギストのルールは、まず長方形のコートに手作りで作った鍵穴に見立てた穴のついた扉を挟んで、それぞれ反対側の位置につきます。鍵をを投げる側と受け取る側に分かれます。鍵を投げる側は鍵穴に見立てた穴にめがけて鍵を投げます。鍵を受け取る側は鍵穴に見立てた穴からくる鍵を取ることを目指します。鍵を投げる側が鍵穴に見立てた穴に入れられなかったり、落としてしまうと鍵を受け取る側に い 点入ります。鍵を投げる側が鍵穴に見立てた穴に鍵を入れれると鍵を投げる側に ろ 点入ります。これを交互に へ鯛続けて、得点の多かった方が勝ちというルールです。フォギストが出来たのはさんざんみろち年までさかのぼります。その頃愛英では平和が訪れ始めた頃でした。この頃に平和に暮らそうと仲良くするために統治 全道が最後に残したスポーツでした。これが今も残っているのです。それではみなさんそれぞれ い ろ組作って、フォギストを始めてください」
鏡桜 容姉「閉錠ちゃん」丸山 閉錠「ごめん容姉ちゃん、閉錠別の妖精に誘われちゃってその容瀬瑛と一緒にやることになっちゃった」鏡桜 容姉「えー、閉錠ちゃんの裏切り者!!」丸山 閉錠「本当にごめんなさい」紅茶 心美「あ、あの・・・わ、私と一緒にフォギストやりませんか?」鏡桜 容姉「いいの?」紅茶 心美「うん、お願い、します」
こうして紅茶 心美と鏡桜 容姉はペアを組んだ。
紅茶 心美「先に鍵投げてください」鏡桜 容姉「わかった」鏡桜 容姉は鍵を鍵穴に見立てた穴に鍵を投げた。すると、鍵は鍵穴に見立てた穴をすりぬけ紅茶 心美のいるコートに鍵が落ちた、それを紅茶 心美が取ろうとしたがとれずに落としてしまった。
鏡桜 容姉「やったー!!ろ 点入ったー、次君の番」紅茶 心美「あ・・・わたし心美っていいす、心美って呼んでくれたら嬉しいです」
そういた後紅茶 心美は容姉と同じように鍵をなげた、しかし、かぎは扉の前で落ちた。
紅茶 心美「どうぞ」鏡桜 容姉「私容姉っていうの」
飛育 体走「もうしわけございません、最初にしゃべりすたせいで時間になってしまいました。次はお昼休みなので食堂にいってください」
蓬クラス「えーー!!」
丸山 閉錠「容姉ちゃん、一緒に食堂行こ」鏡桜 容姉「う、うん」丸山 閉錠「どうしたの?」鏡桜 容姉「あのね」紅茶 心美「あ、あの・・・私にはおかまいなく・・・」丸山 閉錠「えーー、容姉ちゃんもう新しい友達作ったの?」紅茶 心美「いえ、さっき知り合ったばかりです」丸山 閉錠「そうなんだ、閉錠は、容姉ちゃんの友達の丸山 閉錠って言います!!これからよろしくね」紅茶 心美「こ、これから?」丸山 閉錠「他にも友達いるんだ」鏡桜 容姉「慰女ちゃんのことはダメー、そうじゃないとっさっき裏切ったこと許さないから」丸山 閉錠「しょうがなかったのー、先生にこの子と一緒にやってあげてって言われたのー」鏡桜 容姉「え?それ本当?」紅茶 心美「うん、本当心美もそれ見た」鏡桜 容姉「私そのこと知らなくて、閉錠ちゃんにひどいこと言っちゃってごめんなさい」黒川 慰女「容姉ちゃーん、閉錠ちゃーん、あれ?なんか増えてる?」丸山 閉錠、鏡桜 容姉「慰女ちゃーん」紅茶 心美「そ、それじゃぁ、心美はお邪魔みたいなのでどっかに行きますね」黒川 慰女「え?心美?」鏡桜 容姉「慰女ちゃん知り合い?」黒川 慰女「ううん、心美っていう名前に聞き覚えがあっただけ」丸山 閉錠「そういえば心美ちゃん名字なんていうの?」紅茶 心美「紅茶って言います」鏡桜 容姉「面白い名字」丸山 閉錠「本当だね、面白い名前―」紅茶 心美「あ、あのそれじゃぁ、また」黒川 慰女「待って、心美ちゃん一緒にお昼ごはん食べない?」紅茶 心美「心美もみなさんに交じって食べていいの?」鏡桜 容姉「慰女ちゃんがいいなら」丸山 閉錠「閉錠も」黒川 慰女「私は全然いいけど心美ちゃんの気持ちは?」紅茶 心美「ぜひ、一緒にお昼したいです」黒川 慰女「じゃぁ決まりだね、に鯛でお昼ご飯食べよー」鏡桜 容姉、丸山 閉錠「おーーー」
食堂のケース前
天使 霞草「おや今日は に 鯛かい?友達が増えるのはいいことだねー」鏡桜 容姉「そうなんです、友達増えました」紅茶 心美「え、友達・・」天使 霞草「心美ちゃん新しい友達たくさん出来てよかったね」紅茶 心美「は、はい・・・」天使 霞草「今日は・・・」
つづく
あとがき
休載のお知らせ
誠に勝手ながら来週及び、再来週は休載とさせていただきます。連載の再開は、5月17日よりとなります。
創種 夕沙




