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察知の花~第52話「ロイアパーレー対ンルブニー [クライマックスへ]」~

前回のあらすじ

ロイアパーレー対ンルブニーの試合で、妖精たちが妖精の能力を使い試合をし始める。さらにはこの試合の解説に鏡桜 容姉の父親が出演し、紅茶の妖精の能力で視界を奪うンルブニー、それをかいくぐるへレイヨード選手だった。

鏡桜(かがみざくら) 容姿(ようし)「これは、へレイヨード選手の犬の妖精の能力ですね、匂いで相手の位置をしっかりとらえています」アイナローガー「リット!!」(じっ) (きょう)「なんということでしょう、視界を包んでいた茶葉がいきなり吹いた風によっていっきに吹き飛ばされました」鏡桜 容姿「これはアイナローガー選手の風の妖精の能力ですね。いつでもどこでも風を起こせる能力です。今回は茶葉を吹き飛ばすために使ったようですね」(じっ) (きょう)「ここで、ロイアパーレーのエース アイナローガー選手、一気に点を取りに行くようだ!おーっとンルブニーの選手強風に(あお)られて身動きが取れない、その間にロイアパーレーの選手全員が汽車にタッチ!これでロイアパーレー一気に へ 点加点だ!!ロイアパーレーの選手全員が外のラインに向かうこれはンルブニー大ピンチです!!」露山(ろやま) 原薔薇(はらばら)「フォーマフィ!!」(じっ) (きょう)「これまたいきなり地面一面にバラがいきなり咲き誇りました」鏡桜 容姿「これは露山選手の薔薇(ばら)の妖精の能力です。どんな場所でも薔薇を咲かせることが出来ます」(じっ) (きょう)「両チームの選手が地に足を付けていたため薔薇のとげがあたって痛いぞ、暴風の影響で薔薇は薔薇のとげとともに、あちこちに散らばっている、これにはたまらずロイアパーレーのエース露山選手も技を解く、株村(かぶむら) 茄子吉(なすよし)選手いつの間にかロイアパーレーの選手を全員タッチだー」鏡桜 容姿「株村選手の茄子(なす)の妖精の能力ですね」株村 茄子吉「茄子分身」鏡桜 容姿「技名の通り茄子を自分の分身に変えることが出来る応用技です」実 況

汽車の汽笛の音が鳴る

実 況「おーっとここで汽車の汽笛の音が鳴りロイアパーレーの攻撃は終了、ロイアパーレーが へ 点とり後半に向かいます」鏡桜(かがみざくら) 容姉(ゆるあね)「パパって物知りなんだね」鏡桜 英瀬「(笑)そうね」鏡桜 容姉「ママ私ってなんの妖精なの?」鏡桜 英瀬「それがね、分からないのよ

、パパが言うには奇跡の妖精よりも珍しいかもしれないんだって」鏡桜 容姉「そうなんだ」

(じっ) (きょう)「それでは後半始まります、後半はンルブニーの攻撃からです、果たしてンルブニーは へ 点差を巻き返せるのでしょうか見ていきましょう。後半は両チーム積極的に仕掛けに行きます」国照(くにでり) 外北(とのきた)「ワーゴー」鏡桜 容姿「出ましたね、国照選手のワーゴー初めて見る方に向けて解説しますと国照選手は国の妖精で基本の能力は国境を作ることが出来る能力です。ただし、線を引く必要があるため、試合向きではなかったのですが、国照選手がこの技を鍛えた結果ピッチのラインから妖精を外に出さないという倍の得点は与えない強すぎる技です」

続く

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