察知の花~第38話「無を知る乱舞類での日常」~
前回のあらすじ
鏡桜 容姉はい時間目理科の授業を受け急呉れっつについて学ぶのだった・・・。
雛菊 理香「このように花や植物が急にムクムク、モクモクとなることを急呉れっつといいます。それではみなさん、タブレットになぜこのようなことが起こるのか自分の考えを書いてください」ぬわ分後
蓬クラスの妖精たちはタブレットになぜ急呉れっつが起きるのか自分の考えを書き雛菊 理香のタブレットにメモを送った。
雛菊 理香「はい、それでは答えです。答えは、土の中に紙袋のポンプのようなものがあってそれが植物に空気を送ることでこのような水のようなものが出来ます。これを魚さんと言います」雛菊 理香は空気に細長いよこに長い楕円形の絵を書いた。
雛菊 理香「この魚さんが、植物を急にムクムク、モクモクとさせます。急呉れっつが起きるにはいくらか奇跡的な条件があります。それは紙袋のポンプのようなものが地面の表面上にあることと、紙袋のポンプのようなものの管のようなものが植物と繋がっていることです、タブレットに急呉れっつについてのメモが入っているのでり時ぬわぬ分まで急呉れっつについて復習してください」
り時ぬわぬ分
雛菊 理香「り時ぬわぬ分になったので蓬クラスのみなさんは、ぬわろ分までに音楽室にいってください。みなさんの次の授業は音楽です」
鏡桜 容姉「閉錠ちゃんさっきの話の続き聞かせて」丸山 閉錠「良いよ、閉錠ねお休みの日はねずっとお家にいたからね・・・」
音好 多師「それでは、音楽の授業を始めます。この世には妖精にしか弾けない楽器があります。その一つが缶です。缶とは扉のような楽器です。私たち妖精が扉の中に入り扉の中で声を出すことでキラキラという音色が扉の中から鳴ります。まずは先生が缶を弾くお手本を見せます」
そういって音好 多師は缶の中に入り缶の中でいろはと声を出した。すると缶がキラキラと音を鳴らした。
音好 多師は缶の中から出てきてこういった。
音好 多師「このように、缶はキラキラという単調な音しか鳴りません。音楽のコンサートホールでは私のような音楽の妖精がこのような単純な音に音階を付けるため缶を弾く人は適当に声を出すだけでいいのです。しかし、缶をプロが引くとなると声の長さでキラキラという音の長さを変えることが出来ます。皆さんにも缶を弾いてもらいます」
鏡桜 容姉は缶の中に入り、鏡桜 容姉「先生のばかー」と叫んだ、すると缶のキラキラという音が大きく鳴った。丸山 閉錠は缶の中に入り、丸山 閉錠「容姉ちゃん大好き」と小声で言った。すると缶はキラキラという音を小さく鳴らした。蓬クラスが一通り、缶を鳴らし終わると音好 多師は話をつづけた。
音好 多師「このように、缶は妖精が出す声の大きさによって、キラキラと言いう音の大きさも変わります。皆さんが缶を弾いているうちにお昼休みの時間になったので乱舞類を出ずに自由に過ごしてください」
鏡桜 容姉「お昼休み♪慰女ちゃんと食堂で会える♪楽しみだね、閉錠ちゃん」丸山 閉錠「うん♪みんなでご飯食べるの好きー」
食堂
黒川 慰女「あー、容姉ちゃーん、閉錠ちゃーん」鏡桜 容姉、丸山 閉錠「慰女ちゃーん、会いたかった―」黒川 慰女「乱舞類始まっても授業ろ鯛終わらないとろ鯛に会えなかったから寂しかったよー」鏡桜 容姉「私も―」丸山 閉錠「閉錠もー」
つづく
あとがき
ようやく容姉達が乱舞類の日常に戻ってきましたね。妖精たちの1か月がいよいよ終わろうとしています。こんなけ時間たっていてまだ1か月たってないの怖いですΣ(・□・;)(-_-;)
私事ではありますが痛々しい話実は私料理をするときに指を包丁ですってしまいまして、片手でPC触っている状態のため、書くスピードが遅いです、それに加えて私情が入ってきてなかなか小説を書く時間がありません。
もうそろそろすった指も直りそうなので、たくさん文章書けるかもしれません、察知の花よろしければ最後までお付き合いください。
重ねて投稿が2分ほど遅れてしまいましたことをお詫び申し上げます。
創種 夕沙




