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察知の花~第31話「石海(せきかい)」~

前回のあらすじ

カラオケを歌い終わった後プールを楽しんだ鏡桜 容姉達遊び疲れて、ぐっすりと眠り迎えた次の日朝ごはんを食べに光の水ライオンのちかくにあるレストラン街にやってきたのだった・・・。

鏡桜(かがみざくら) 容姉(ゆるあね)達は階段を登りろ階に広がるレストランにやって来た。

鏡桜 容姉「私、あの海が棚段みたいになってるマークのレストランに入りたい」鏡桜 英瀬「海が棚段・・あれね」鏡桜(かがみざくら) 容姿(ようし)石海(せきかい)か、いいね、よし、そこに行こうか」鏡桜 英瀬「あら、パパそのレストラン知ってるの?」鏡桜 容姿「あぁ、海鮮料理(かいせんりょうり)を得意とするレストランだよ、他にも世界中の料理を(あつか)ってるんだ」鏡桜 英瀬「へぇー」

こうして鏡桜 容姉達は石海のお店の中に入った。

鏡桜 容姿「どれにしようかなー、それじゃ、僕は合図(がいず)にしよう」鏡桜 英瀬、鏡桜 容姉「合図?」鏡桜 容姿「まぁ、来たらわかるさ、それよりろ鯛は何にするんだい?」鏡桜 英瀬「そうね、私は明日(あす)にするわ、明日はめちゃくちゃ楽しいご飯なのよ」鏡桜 容姉「楽しいごはん?」鏡桜 英瀬「それは来てからのお楽しみ♪容姉はどうする?」鏡桜 容姉「うーん、私うお太にする」鏡桜 英瀬「みんなきまった?」鏡桜 容姿「あぁ」鏡桜 容姉「うん」鏡桜 英瀬「それじゃ店員さんが来るまで待ちましょうか」

鏡桜 英瀬が石海の店員さんとアイコンタクトをとった。

石海の店員「ご注文でしょうか」鏡桜 英瀬「はい」石海の店員「かしこまりました、それではご注文をお伺いします」鏡桜 英瀬「合図と、明日と、うお太をお願いします」石海の店員「かしこまりました、ご注文は以上でよろしでしょうか?」鏡桜 英瀬「はい」石海の店員「それではご注文を確認します、合図 い、明日 い、うお太 い、でお間違いないでしょうか?」鏡桜 英瀬「はい」石海の店員「りけは必要ございませんか?」鏡桜 英瀬「あ、そうね」石海の店員「私のおすすめはすく足です。ほんのり甘い味が楽しめますよ」鏡桜 英瀬「じゃぁ、それ いと、みんなはどうする?」鏡桜 容姿「そうだなー」石海の店員「そちらの方には()いとがおすすめです。雲のような不思議な味が楽しめますよ」鏡桜 容姿「それじゃ、亡いとで」石海の店員「子供向けの飲み物なら安牌(あんぱい)あです。チョコレートがジャムになったように甘く感じて美味しいですよ」鏡桜 容姉「私違うのがいい、コーラがいい」石海の店員「コーラでよろしいですか?」鏡桜 容姉「うん」石海の店員「それではご注文を確認しますね、合図 い、うお太 い、明日 い、りけがすく足 い、亡いと い、コーラ いでよろしいでしょうか」鏡桜 英瀬「はい、間違いないです」石海の店員「それでは料理が出来ましたらお持ちしますのでお待ちください」

鏡桜 容姿「それじゃ、この後どうしようか」鏡桜 英瀬「そうね、光の水ライオンのあったとこの奥にある雑貨屋さんに行くのはどうかしら?」鏡桜 容姿「良いねそれ、そのあとにまたこっちに戻って来て、お昼食べた後に早めのティータイムはどうかな?」鏡桜 容姉「なんで早めなの?」鏡桜 容姿「灯篭、容姉が学校で、僕がお仕事だからだよ」鏡桜 容姉「お店でゆっくりできないならお(うち)についてから、ティータイムしたほうがいいと思う」鏡桜 容姿「それもそうだな、ママはお家についてからティータイムでもいいかい?」鏡桜 英瀬「私はティータイムの時間になったらティータイムしたいかな、でもパパの意見にあ()れね」鏡桜 容姿「よし、それじゃ、決まり。容姉冬休みどこに行きたい?」鏡桜 容姉「うーん・・・」

つづく

あとがき

それではちょこっと裏話や設定を語るコーナーです。

は鯛は愛してるの歌詞にはモデルとなるカップルがいます。それがメラニーと僕のメラニーちゃんとりゅうきくんです。この二人がいなければこういう歌詞は書けませんでした。お二人に出会えて本当に良かった。

さていよいよ容姉達は家に帰ると思います。容姉達はまたどんな日常を送るのでしょうか。容姉達が暮らすのは妖精の世界。いつか容姉達が容姉達の世界で世界旅行する日が来るのかな?それを知るのは未来の私だけです。今の私にはまったくどうなるかわかりません。

創種 夕沙

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