察知の花~第29話「目に映る記憶の映画」~
前回のあらすじ
鏡桜 容姉達は雑貨屋を見た後、水らる捨て空け巣を使い雑貨屋のある階の1つ上の階へと昇った。上の階にたどり着くと花夢博物館と書かれている看板を見つけ、花夢博物館で不思議な光景をみた。その語もう一度水らる捨て空け巣をつかい雑貨屋のある階に降り奥へと進むと外の通路へと出た。ホテルに荷物を置くため外の通路を歩いているとプールが見えたのだった・・・
鏡桜 容姿「あれは、プールだ、ものすごく広いなー」鏡桜 容姉「本当だ―プールだ」
鏡桜 容姉達の目には巨大なプールとそれを見ることのできるカフェテラスが映し出された。
鏡桜 容姉「すごーい、プールの上にお菓子がたくさん浮いている」鏡桜 英瀬「あら、あれは浮遊の妖精の力ね、なんだか夢みたい」鏡桜 容姿「プールの中を汽車が動いてる、あそこでヘープできそうじゃないか?」鏡桜 英瀬「あら、本当ね、楽しそう。もうすでにプールの中でそれをしてるみたいよ」鏡桜 容姉「ママ、私も早くプール入りたーい」鏡桜 容姉「もう少し待っててね」ホテルにチェックインして、ホテルに荷物置いたらすぐあそこのプールに入りましょう」鏡桜 容姉「私待てないー」鏡桜 英瀬「我慢しなさい」鏡桜 容姿「もう少しでホテルに着くからな」鏡桜 容姉「う、うわーん」鏡桜 容姉「泣かないの」鏡桜 容姿「いいか容姉ホテルの中も楽しいこといっぱいあるんだぞ」鏡桜 容姉「どんな?」鏡桜 容姉「あら、そんな話してたら、ホテルに着いたわ私はホテルのチェックインしてくるから容姉達はここで待ってて」鏡桜 容姿「わかった、容姉と一緒に待ってるね」鏡桜 英瀬「パパありがとう」鏡桜 容姿「ママ早く行ってきてパパも早くプールに入りたいんだよ」鏡桜 英瀬「うふふ、わかったわ」鏡桜 容姿「ホテルの中にはなカラオケできる場所があるんだよ」鏡桜 容姉「ホテルでカラオケできるの?」鏡桜 容姿「そうだぞー、それに、紅茶の匂いがする部屋なんだって」鏡桜 容姉「わかった、私我慢する」鏡桜 英瀬「パパ、容姉、お待たせチェックイン済ませたからお部屋に行きましょうか」鏡桜 容姉「ねぇママ、お部屋にカラオケあるの?」鏡桜 英瀬「えぇ、あるわよ」鏡桜 容姉「早く行きたーい」鏡桜 英瀬「今から行くわよ、えーと部屋の番号は、は号室ね」
は号室の扉の前
鏡桜 英瀬「それじゃ開けるわよ、容姉先に入る?」鏡桜 容姉「うん」鏡桜 英瀬が扉の鍵を開けると鏡桜 容姉がは号室の部屋に足を踏み入れた。
鏡桜 容姉「すごーい、壁が全部青色だー」鏡桜 英瀬「本当ね、まるで海の中にいるみたい」鏡桜 容姿「ママ奥を見て海が見えるよ」鏡桜 英瀬「いい眺めね」鏡桜 容姉「見てママベッドがすごくかわいい」鏡桜 英瀬「あら、妖精ベッドね」妖精ベッドとは様々な種類の花を使って作られた花のトンネルがベッドにのっている寝具のことである。
鑑桜 容姉がはしゃいで妖精ベッドに入ると、妖精ベッドがメリーゴーランドの乗り物のように上下に動いた。
鏡桜 容姉「うわー楽しい」鏡桜 容姿「容姉となりにカラオケできる部屋があるみたいだぞ」鏡桜 容姉「カラオケだーやったー」鏡桜 英瀬「あら、プールに行こうかしら、それともここでカラオケしようかしら容姉はどうしたい?」鏡桜 容姉「うーーーん難しいよ私プールに入りたいしカラオケもしたい」鏡桜 容姿「よし、それじゃプールにもカラオケあるからプールでカラオケしようか」鏡桜 容姉「みんなに歌聞かれるの恥ずかしい」鏡桜 容姿「それじゃぁお部屋でカラオケする?」鏡桜 容姉「うん」
鏡桜 容姉達はは号室の中にあるカラオケBOXに入った。
鏡桜 英瀬「それじゃ、容姉から歌っていいわよ」鏡桜 容姉「やったー、それじゃ私『目に映る記憶の映画』歌う。夕方の日を見れば、目に映る記憶の映画♪夕日がフィルムとなり、思い出を映し出す♪古の財産守られ、それは永遠の財産へと変わる♪目に映る記憶の映画は一瞬の財産♪汽車が汽笛を上げ始まるは伝統の一戦♪王の遊びは国の遊びへと変わり今は愛英の妖精が愛するスポーツへと進化を遂げ、我々(われわれ)の宝になる♪日が暮れる前に天使は笑う♪奇跡を望むなら諦めるなと言葉を残して♪はらわた煮えくりかえる怒りを旅とともに旅立とう♪妖精と人はいつでも仲良しだ♪たとえこの国滅びようとも愛英の地は生き続ける♪妖精も人も悪意と善意の塊だ♪音は楽しむものさ♪雨風に晴れ渡る空そして生き物の声すべてが音楽として奏でられていく♪広がった世界は絆の橋となり様々な形を認める♪
~間奏~
察知の花第30話へつづく